「霊体化? できないよ。宝具? 持ってない。……でも、世界を救うことなら、一度だけ経験があるかな」
魔力なし、宝具なし、霊体化不能。
サーヴァントとしてはあまりにも「欠陥品」な彼女に、慎二は絶望する。
だが、慎二はまだ知らなかった。彼女がかつて、数多の英霊を従え、人類の絶望を塗り替えてきた「人理継続保障機関・カルデア」最後のマスターであることを。
傲慢だが臆病な「魔術師になれない少年」と、英雄たちの背中を見続けてきた「ただの人間」
歪なパスで繋がった二人が、名だたる英霊たちが跋扈する冬木の戦場に挑む。
――これは、歴史に名を残せなかった少年が、歴史を繋ぎ止めた少女と共に歩む、もう一つの聖杯戦争の物語。
魔力なし、宝具なし、霊体化不能。
サーヴァントとしてはあまりにも「欠陥品」な彼女に、慎二は絶望する。
だが、慎二はまだ知らなかった。彼女がかつて、数多の英霊を従え、人類の絶望を塗り替えてきた「人理継続保障機関・カルデア」最後のマスターであることを。
傲慢だが臆病な「魔術師になれない少年」と、英雄たちの背中を見続けてきた「ただの人間」
歪なパスで繋がった二人が、名だたる英霊たちが跋扈する冬木の戦場に挑む。
――これは、歴史に名を残せなかった少年が、歴史を繋ぎ止めた少女と共に歩む、もう一つの聖杯戦争の物語。