――貴方達は棄てられた。 何のためにではない。ただ棄てられた。 貴方たち自体を棄てることに意味はない。 新しいゲームを始めるため、机の上を片付けねばならなかった。 それだけのために、貴方達の世界は神々の机上から片付けられた。 しかし、ゴミは捨てれば足下が埋まる。 誰だって綺麗な部屋に住みたいものだ。 故に、ゴミを集めて回る役割が求められた。 その奇特な神は、自分の卓に世界を棄ていくことを他の神々に勧め、 カオスの坩堝を広げることで生計を立てることとした。 世界が終わっても人が終わる訳ではない。 貴方達は棄てられた世界の生き残り。 あるいは残骸の中で産声を上げた者達。 この世界は見捨てられた世界の寄せ集めだ。 廃棄場は、どこまでいってもゴミ捨て場だ。 最初から人が生きていくために作られたわけではないし、 ゴミに配慮する者なんていない。故に健全に生きていける土地ではない。 資源が足りないために新しく物を生み出すことは困難だ。 世界という巨大な生物に集るウジ虫の如く、その残滓を食んで生きる。 それがこの『世界を棄てる廃棄場』でのライフスタイル。 惨めだろう。辛いだろう。道は見えなかろう。 だが、生きていかねばならない。 何故ならそれこそが、命を持って生まれた者が、 自分達を棄てた世界に対してできる唯一の反逆だからだ。 終わった世界で踊ろう。人生は歌劇だ。このゴミ山の舞台で踊りきれ。 せめて、スポットライトからそっぽを向かれないように。 ※当作品は夏のTable Game Fan Festa及び夏コミなどで頒布する予定の同名同人TRPGの販促小説となります。詳細は作者Twitter、及び作品名ハッシュタグでご確認ください。
惑星地球化事業に従事していた銀河高次思念連合体の軍人、待宵 望は、経過観察のためほんの十年ほど眠っているはずだった。▼ しかし、休眠の最中、特大級の災害に見舞われ世界は激変。造り替えられるはずであった世界は全く予想外の姿に変貌し、ファンタジー風味溢れる異種族や魔法、謎の技術蔓延る不思議な世界に成り果ててていた。▼ この様を見て高次機械技術の申し子は呟く。▼…
総合評価:8402/評価: /連載:118話/更新日時:2026年06月18日(木) 19:00 小説情報
世界がネットで覆われ、メガコーポが全てを支配し、ナショナリズムという言葉が退化するほど未来……の更なる未来。▼ 高度に発達した人工知能や、それらによって管制されるロボット、無私の挺身を厭わぬ自動人形によって成り立っていた、高度な文明は崩壊した。今となっては、その理由は誰も知らない。▼ 新たな国体は成立したが、その支配は限定的で、発展は途絶えた。▼ 今となっ…
総合評価:12173/評価: /連載:41話/更新日時:2026年08月07日(金) 07:30 小説情報
◆◆◆◆◆◆◆◆▼ 古来より保たれてきた“人”と“魔”は不干渉たれという前提が崩れつつある近未来日本。魔族が人の領域を侵し、無辜の人々を貪らんとするマッポーカリプスもかくやというブッダが高鼾を掻く世でも、それに立ち向かう者達がいた。▼ 魔を持って魔を制す。その者達の名は対魔忍。▼ 「ドーモ、マゾクスレイヤーです」▼ そして、これはそんな原作の設定をミリも知ら…
総合評価:42168/評価: /連載:78話/更新日時:2025年01月21日(火) 12:14 小説情報
魔法チート踏み台転生者(用済み)をもったいないおばけが拾ってその辺の魂3つの欠片をこねこねして詰めてリサイクルして放流した結果、ライン三重帝国の魔導師が一人増える話。▼(↓コンセプトアート的な何か)▼【挿絵表示】▼This image was generated by ai “Midjourney”.
総合評価:9340/評価: /連載:162話/更新日時:2026年09月06日(日) 19:00 小説情報
西暦2162年、小惑星帯。人類の9割はまだ地球にいて、残りは企業が実効支配する岩の上で暮らしている。▼ケレスに生まれた17歳のマユルは、戸籍を持たない「不法移民の子」。財産はローンで買った中古のサルベージリグ一機と、月額課金のAIアシスタント、それから己の技と知識だけ。▼戦争が撒き散らした宇宙船の残骸から、ポンプ一個、ハッチ一枚を剥ぎ取って生計を立てる日々。…
総合評価:1712/評価: /連載:28話/更新日時:2026年10月29日(木) 20:12 小説情報
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