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パフリン 2020年12月05日(土) 00:50 (Good:1/Bad:0) 200話 報告
このまどかとほむらの会話のシーンが好き
↓
「ほむらちゃん。魔法少女ってこんなにも辛いんだね」
「……いいえ、まどか。きっとそれはあなたが恋をしたからよ……」
「恋、これが恋なんだ。人を好きになる事は痛くて、苦しいんだね」
「ええ、そうね」
返信:唐揚ちきん 2020年12月05日(土) 01:54
感想どうもありがとうございます。
ここら辺は崩壊の物語でも、まどか視点でほむらの感情が台詞で伝わるように苦心したので、そう言っていただけると光栄です。
フレイ・スカーレット 2020年05月19日(火) 18:07 (Good:0/Bad:1) 55話 報告
久しぶりに読んだんですけどショウの性格が微妙過ぎますね…
返信:唐揚ちきん 2020年05月19日(火) 18:43
感想ありがとうございます。
まあ、原作のチョイ役を肉付けしたので好ましく思うかは人によるでしょうね。
a0o 2020年03月20日(金) 16:15 (Good:1/Bad:1) 201話 報告
ずっと気になっていたので――大人になったまどかは女性らしい起伏が増えたとのことですが、それはグラマーですか?それともスレンダーですか?
それともうひとつだけ――そのスタイルはゴンべえの好みの反映されてですか?政夫を悩殺するためにまどかの理想か無意識によるものですか?
返信:唐揚ちきん 2020年03月20日(金) 16:32
感想どうもありがとうございます。
成長したまどかことヴェノムまどかは、ややグラマーな体付きのイメージです。身長も伸びているので大学生くらいになったまどかを想像していただけたら分かりやすいかと思います。
スタイルについては、時にはどうにもならない絶望が存在する事を受け入れたため、「子供では居られなくなった」ので性質が変化したので、外見が変わりました。
色に黒が混ざったのは政夫の否定の魔法を取り込んだからですが、それ以外はまどかが本来人間として成長していたらなっていた姿ですね。
なので自分の意思ではなく、自然に変化した感じです。
魚介(改) 2020年03月16日(月) 21:43 (Good:1/Bad:0) 201話 報告
純粋であり続けなくてはならない魔法“少女”の神が、忌み嫌われる穢れと同じ色『黒』に染まり、最後のカケラを得る事で
『少女の感性』に由来する甘さを切り捨て、その先へ進む事を『決断』する=大人になる
これで真にアルティメットまどかは『女神』まどかになった
イメージは月のままだったけど、
(15行省略されています)
返信:唐揚ちきん 2020年03月16日(月) 21:54
感想どうもありがとうございます。
崩壊の物語は、あらゆるものを壊していく物語でした。それは魔法や奇跡であったり、希望や価値観であったりしますが、最終的には『少女としての殻』を崩壊させる事が主眼でした。
魔法少女からまさしく女神へと孵化した訳です。
私としてのイメージは月が太極図のように綺麗に白と黒で別れているイメージでした。『太極』という単語には世界や全てという意味が込められているそうです。
外観も少女から女性に成長したという感じで成長してます。見た目的には大学生くらいのまどか、もしくはまどかママを若くしたようなデザインを想像していました。
「仲間のために悪に堕ちる」というメタルギア5のキャッチフレーズから、私はあの状態のまどかを『ヴェノムまどか』と命名してました。
否定の魔法という、魔法少女にとっての「毒」を得たからでもありますが、今の彼女にはぴったりだと。
あとがきにも書きましたが、政……否定の魔王はサタンとしてのメタファーを含んでいます。彼は最後まで『神の敵対者』にして『試練を与える者』として振る舞いました。
あと、少女が男を得る(知る)事で、生命として完結するという下世話な意味も少しだけ含まれていました。
ヴェノムまどかはアルティメットまどかと違い、必要な時は容赦のない性格になっているので、原作の悪魔ほむらと相対しても「気持ちは嬉しいし理解できるけど、その他大勢の魔法少女のために消滅させるね」って感じで躊躇なく、否定の魔法ぶっ放すでしょう。
もう最愛の人を地獄に突き落としてまで自分の願いを突き通しているので、自分以上の理を提示しない限りは己の理を敷き続けるしかありません。
ま……魔王くんは地獄の底で永久に苦しむのがお仕事ですから……。
追記
まあ、彼にとっては女神まどかは愛した人に似ているだけの別人ですけどね。しかも、それすら彼は覚えていないでしょうが。
童話『幸福の王子』のラストは、「王子の鉛の心臓と彼を愛したツバメの亡骸が『この世で最も価値のあるもの』として神様の元へ召し上げられる」というものなのですが、彼の魂もまた同じように女神の元へと捧げられました。
ただし、彼の事を愛してくれたツバメは居ません。
神の元でなお苦しみ続けるのが、魔王となった幸福の王子の末路です……。
本当は政夫が光の矢で串刺しになって十字架に磔刑されているシーンも書こうか悩みましたが、流石に読者の後味が悪くなりそうだったので止めました。
魚介(改) 2020年03月16日(月) 12:07 (Good:1/Bad:0) 195話 報告
崩壊の物語が始まってしまった根本的原因がアルティメットまどかであり、アルティメットまどかが『人間性』を失った概念でありながら『少女としての感性』を持っていた『不完全な完全体』であるという矛盾した状態こそが
人間である『鹿目まどか』を愛した…某青年が、概念になった『アルティメットまどか』を嫌う理由、だとなんとなく感じた
あくまで同一存在として認識する視聴者と違って、彼にとってはアルティメットまどかは、鹿目まどかの皮を被った何か、あるいは鹿目まどかの姿をした人形、にしか見えないんじゃないかと
(19行省略されています)
返信:唐揚ちきん 2020年03月16日(月) 11:50
感想どうもありがとうございます。
おっしゃる通り、政夫にはアルティメットまどかは自分の愛した少女によく似ただけの誰かでしかないので、同一視は完全にしてませんね。享年14歳なのでカテゴリー的には一応少年ですけど。
時系列としてはまどかルートのラストのすぐ後にアルティメットまどかはほむらの結界に一部を囚われてしまい、近い座標にいた政夫の魂を掴んでしまいました。
結界での囚われ方は個々で差があるので、偽の街に着いた時間は違いますが、彼が訪れたのはアルティメットまどかが原因です。
最後の方の予想は、ラストまで読んでくださるとお分かりになると思います。
魚介(改) 2020年03月15日(日) 20:09 (Good:0/Bad:0) 169話 報告
なんか極まってんなぁ……
魔法を打ち消す…いや、『なかったことにする』魔法
魔法という現象を、不条理による現象を否定する魔法、そりゃあ自分の存在すらも『否定』するんでしょうよ
なにせ魔法使いなんですから
固有魔法は魔王の時と同じ魔法なんですね
魔女化すると魔法の性能が変化する人が多いからちょっと驚いたけど、彼らしいかなと逆に納得もしました
返信:唐揚ちきん 2020年03月15日(日) 22:01
感想どうもありがとうございます。
正確には魔法を否定する事によって、その在り方を崩壊させるというのが近いです。実際の視点からは消したようにしか映りませんが、感情エネルギーを性質がなるまで分解しているイメージです。
例え、魔王化しても否定という性質が一切変化しない、融通の利かなさが彼という人間を表わしています。
魚介(改) 2020年03月15日(日) 05:12 (Good:0/Bad:1) 10話 報告
え?政夫くん頭良スギィ!?
「普通の女の子」→「魔法少女」≒「普通の女の子」→「魔女」から
「ソウルジェム」+「穢れ」→「グリーフシード」
「魔法少女」+「穢れ」→「魔女」
の式を導き出すとか凄くないか?
-追記-
「ソウルジェム」が「SG」
「グリーフシード」が「GS」と略されている点、魔女と魔法少女が逆位相のエネルギーを持つという点、ソウルジェムの穢れが魔法少女にもたらす影響、この三つを知ってようやく察した自分が恥ずかしいぜ…
返信:唐揚ちきん 2020年03月15日(日) 03:35
感想ありがとうございます。
ほむらがマミのソウルジェムを自分のグリーフシードを与えてまで浄化させるという、不可解な行動理由を考えていたからというのが大前提での推論込みです。
あとはソウルジェムを浄化しない事のデメリットがない事やソウルジェムとグリーフシードの形が似ているなどの要因も相まって、思い至った次第ですね。
あとは本人が悲観的な人間なのでその場で思い浮かぶ最悪な状況が想定しやすいというのもあり、その式を導き出せました。
ビーザワン ID:L1PLA2p2 2020年03月01日(日) 23:43 (Good:1/Bad:0) 201話 報告
初めまして、数ヶ月前にこの小説を知りまとめて読みました。
まどマギを去年知った私でもその世界観に飲み込まれて
一気に読んで原作も..そしてこの小説が更に好きになりました!
行き着いた答えは決してハッピーとは言えないのかもしれませんが
そこがまどマギらしくて良かったですし本当の意味で皆が本編でなり得なかった大人になるという意味を見出してそれぞれ前に進んでいく姿もなんか切ないものもありますがこれが人なんだなって感じがして感動しました、これで本当に終わりなのは寂しいですが長い間の執筆お疲れ様でした。
あと個人的にはほむらルートの話が好きだったのでその世界線での続きも見てみたかったのが個人的な欲望であります。
返信:唐揚ちきん 2020年03月02日(月) 02:06
感想どうもありがとうございます。
ご愛読本当にありがとうございました。
独自設定も多々ある小説なので、公式設定と混同させてしまったらすみません。
ハッピーエンドではありませんが、そこが彼ららしさでもあると私も思います。
子供から大人へが、今回の新編のテーマだったので、そこを肯定していただけるなら幸いです。
……ほむらルートの先の世界はは一応、R18で短編としてちょこっとだけ書いていたりします。
FlyingOrca 2020年03月01日(日) 23:19 (Good:0/Bad:0) 201話 報告
もうこれしか言う言葉はないですけどとても面白く時間も忘れるほどの良作、長い間執筆お疲れ様でした。
これから何を楽しめばいいか分からなくなりましたが最後まで完結できた事を誇りに思ってください。最後にもう一度お疲れ様でした。
返信:唐揚ちきん 2020年03月02日(月) 01:30
感想どうもありがとうございます。
感想を頂けるだけでも作者として、とても励みになります。
長い間、ご愛読してくださり本当にありがとうございました。
navaho 2020年03月01日(日) 01:24 (Good:1/Bad:1) 201話 報告
お久しぶりです。NAVAHOです。
とうとうこれで完結!!まどか?ナノカ。
女神まどかについては、私も少々思うところがあったのですが、円環の理はある意味”大人になれなかった魔法少女達の死者の国であり”絶望に染まる前に導くのもある種の安楽死だと思っておりました。
ほむらもほむらでそういう意味でのまどかから魔法少女から解放という目的はこの世界では達成できたのではと思います。ただ、ある意味過酷な結末をまどかに齎してしまいましたが、その結果に至る一歩を踏み出したのはまどかですので、彼女がこの結果を受け入れたことは一種の救いかもしれませんし、彼もまたある意味本望なのか、はたまた心のどこかで後悔しているのかは本人のみ知るということですね。
改めて、まどか?ナノカ、本当の意味での完結、お疲れ様でした!!!
私も連載している作品を完走できるように執筆スピードを上げる上げると言いながら上げられない現状を何とかしたいものです。
返信:唐揚ちきん 2020年03月01日(日) 02:01
お久しぶりです、navahoさん。
ようやく完結する事ができました。
>円環の理はある意味”大人になれなかった魔法少女達の死者の国であり”絶望に染まる前に導くのもある種の安楽死
そうですね。円環の理は情報が出ればでるほど、あまり良い場所には思えなくなるんですよね。
結局のところ、未来が閉ざされた行き止まりでしかない以上、ほむらがそこからまどかを連れ出したいと思うのも仕方ないというのが感想です。
少女の神様が本当の意味で女神になる、それが今回の新編だったと思っています。悪魔になるはずだった少女もまた、人としての欲望との別離を望みました。
結果論ですが、ほむらを自害させてしまった事も女神まどかが自ら魔法少女の魂の消滅を行なうようになった原因の一つです。
ご愛読ありがとうございました。
navahoさんの『キバ』、期待して待っています!