この海軍の者は皆、ヒトとして生きる選択肢を与えられなかった。
 畜生の耳や尾を持つ彼女らは民にとって、ヒトに劣る存在とされ、生まれたその瞬間から忌み子であった。皮肉にも、動物の身体を持つ彼女らは兵器としての適正が高く、戦場で『消費』する理由として都合が良かった。
 これは物心がつくかつかないかの境目から兵器として生きるしかなかった幼女の、小さな瞳から見た母国の姿と、戦争のお話である。
  如月の世界が変わった日
  毛皮のミミと鬼のツノ2018年12月01日(土) 21:25
  睦み合う月日のために(1)2018年12月09日(日) 20:12()
  睦み合う月日のために(2)2018年12月13日(木) 20:08
  砲撃演習(1)2018年12月14日(金) 20:23
  砲撃演習(2)2018年12月16日(日) 15:40()
  弱肉強食と強者の理2019年01月10日(木) 20:50()
  迷子の海に鳴る鈴の音2019年01月11日(金) 18:57
  実戦 -馬蹄の島で-2019年01月18日(金) 21:16()
  異国2019年01月20日(日) 20:07()
  ケージの中の煩悶(1)2019年01月27日(日) 19:03()
  ケージの中の煩悶(2)2019年01月28日(月) 15:53()
  幕間 陰の翼 2019年02月18日(月) 15:07
  開戦の狼煙2019年02月05日(火) 19:51
  『聖域』方面偵察作戦(1)2019年02月15日(金) 17:29
  『聖域』方面偵察作戦(2)2019年02月17日(日) 21:37
  小さな戦争、小さな終戦2019年03月07日(木) 23:27
  如月が見た桜の旗の下で2019年03月08日(金) 20:27
  あとがきに寄せて
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