【まとめ】心に残った名言・名台詞 その2

前の掲示板の書き込みが100を突破したので、新しく作りました。

名言集 その1
https://syosetu.org/?mode=seek_view&thread_id=3749

引き続き読んでいて心に残った、感動したというような文章がある作品を教えてください。
キャラの発言じゃなく地の文でもかまいません。

また、名言だけではなく衝撃的な爆弾発言、思わず吹き出してしまった珍発言といった、いわゆる迷言の類でもOKです。

【除外条件】
今回も二次創作の場合は原作と同じセリフなどは除外とします。


・「紹介したいセリフないし文章」

・それが登場する作品のタイトル。

・解説(そのセリフが印象に残った理由。どのシーンに登場するか。前後の文脈や流れが分からないとその良さが伝わらない場合などの状況説明。なくても構わないです)

という形式で紹介をお願いします。

長さには特に規定はないですが、なるべく短くまとまってくれた方が個人的に読みやすいです。
面白いセリフ、感動するような力のある言葉を知りたいです。


  (編集:2020/05/06 21:00)  返信:100件 UA:61930  報告 投稿一覧  Good:0



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とりあえず、二代目掲示板の第1回目の投稿は自ら。

((間違いない、こいつは………不審者!!))

デート・ア・ライブ 士道リバーション

サッドライプさん作のデアラ二次創作。
主人公士道のヒロイン攻略の順番を並び替えての原作再構成物。
その原作キャラのなかでも屈指の変態(悪人ではなことを明記)である2人が、主人公の家に(勝手に)忍びこんだときに邂逅した時に互いに抱いた第一印象。
華麗に乱舞するブーメラン。
不法侵入ダブルブッキングという状況からしてツッコミどころ満載。


「…………お姉ちゃん」
「……すまん。だが、大会でお前達と会うことは無いだろうとは思っている。……そして、もし会ったら全力で倒す。それが、私の戦車道だから」
 
 それだけを言って、まほはみほと、そして大洗の面々に背を向ける。
 その背に向けて、みほは焦った様子で声を掛けた。
 
「―――お姉ちゃん!!」
「もう話すことはない。戦車道の事になると、厳しいことをまた言ってしまいそうだから―――」
「駅前に宿取ってるって言ってて、そっち駅と逆方向だけど大丈夫!?」
 
 無表情のまま、耳まで赤くしたまほが180度Uターンして、そのままみほと大洗の面々の横を通り過ぎて歩き去った。


西住家の少年

カミカゼバロンさん作のガルパン二次。
原作からは想像もつかない姉(まほ)と妹(みほ)の微笑ましい(?)やりとり。

オリ主が介入したことにより険悪だった姉妹の仲が大幅改善。
原作のイフを書く再構成物において「ありえそう」と思わせることが優れた作品の条件の1つだと思いますが。
その点で言えば、このオリ主の溶け込み具合は凄まじい。
なんというか違和感がない。
原作にいてもおかしくない、もしいたらこうなっていただろうなぁ、そう思わせられます。


2020年05月07日(木) 02:00 報告 投稿一覧 Good:0

曹孟徳は、口を開いた。
 
「あなたは何故、この戦いに董卓側として参加したのかしら?」
 
「恩をかけられれば犬でも報う。
欲にまみれて義を穢すは義に非ず。
虚偽を気づき糺さぬは誠に非ず。
無実を見逃し、友の窮地を救わぬは仁に非ず。
漢の大地を無為に震わし、無為に天下を騒がすは忠に非ず。
義を守らぬは、人に非ず。誠を守らぬは礼に非ず。仁を守らぬは道に非ず。忠を守らぬは臣に非ず。これら一つが欠けても、仕方のなきこと。されど、一つも守らぬは人に非ず」
 
 
 
「我、禽獣に非ず」
 
 
 
天を頒かち、地を震わす言に、神を思わせる激烈な威。
 
これほど凄まじい諫言は、他になかった。



義の刃足る己が身を
黒頭巾さん作の真・恋姫†無双二次創作、
軍神関羽にオリジナルの兄を組み込んだ物語より抜粋。
誰よりも義に厚い主人公故に思ふ人としての在り方。
深く胸に染みる言葉でした。


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「……次の週末は、久しぶりに家族サービスでもしますかね」
母の危機感と家庭の味。
※やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

これは、主人公の比企谷八幡の父親が呟いた台詞。
共働きの両親は忙しく、原作であまり描写されることはない。もちろん、気にかけてくれていることは節々に読み取れる。物語の空白や幕間を埋めるかのような二次創作の短編です。


(編集:2020年05月10日(日) 02:20) 報告 投稿一覧 Good:0

「……大本命の最終手段だ。押し潰されてくたばれ」

その無限の先へ
https://ncode.syosetu.com/n6811ck/9/

絶対に離してたまるか!!

何度も何度もナイフを突き立てられ、俺の左腕から血しぶきが舞う。ナイフが骨にあたり、筋肉が断裂し、神経が切断されていく。

まずい、まずい、駄目だ、離すんじゃねぇっ!!

限界まで痛覚を遮断し、ホールドを続けるが、劇的に力が入らなくなっていくのを感じた。

俺の左腕が逆に破壊された。
力の緩んだ腕からチッタが脱出し、次の瞬間、強烈な肘打ちを顔面に食らう。

外された。逃げられた。どうする? 駄目だ、ここで逃しちゃいけない。
肘打ちでたたらを踏まされた俺は、何も考えずに頭から再度チッタへ突進した。

立ち上がったチッタの腰に組み付く事には成功するが、次がない。
HPがいくらあろうが、投げ技、絞め技、関節技は通用する。それは分かった。なら、このままバックブリーカーか、引きずり倒してマウントとるか。
駄目だ、力が足りない上に片腕が致命的な損傷を受けている、使い物にならない。


「や、やめっ……放せ、放せえええっ!!!」

何かしてくるのかと脅威を感じたのか、恐慌に駆られたチッタは腰にしがみつく俺の背中にナイフを突き立て始めた。

「~~~~~っ!!!」

声にならない悲鳴を上げる。

「放せ、放せっ、放せっ!!」

2度、3度と、ナイフが突き立てられるのを感じる。
馬鹿やろう、もう力なんてねーよ。一体、これ以上何が出来るって……


……ああ、あるじゃねーか、切り札が。忘れんなよ。


「……使うのを忘れてたよ」


俺が出した声に反応して、一瞬だけ力が緩むのを感じた。

俺はその瞬間、そのまま体を押し出し、チッタの体を押し倒す。


マウントを取っても、その後がない。だから、後残された手段は1つしかない。


チッタを押さえつけたまま、間髪いれず、俺は残された手でカードを取り出した。


「《 マテリアライズッッッ 》!!!」

光を放ち、物質化を始めるカードを宙に放る。


「……大本命の最終手段だ。押し潰されてくたばれ」


俺達の真上で、その巨大質量が物質化していくのを感じる。

それは、あっという間に巨大化、元の姿を取り戻し、俺達を覆う影を差した。

俺は、チッタが逃げられなくなるギリギリのタイミングを見計らい、全力で横に跳び退く。


次の瞬間、物質化したミノタウロス・アックスが、轟音と共にその巨大な質量を地面に突き立てた。


(編集:2020年05月08日(金) 20:03) 報告 投稿一覧 Good:0

「未来のソウゴの言葉、気にしてるんだ。でもね、あの人言ってたよ。
 “ソウゴがいなければ私だけで世界を救える”“あの世界はソウゴが創った世界”」
 
俯いたままのソウゴの頭に手を載せて、彼女は優しく撫でる。
確かにその言葉をそのまま受け取ればソウゴには先がないのかもしれない。
けど、
 
「じゃあいいじゃん。そんなこと関係ないでしょ?
 だってソウゴの夢は世界を救うことじゃなくて、世界を救ってから最高の世界を創ること。
 私たちの旅の中、本当はいなかったはずの仮面ライダーの歴史が敵になるかもしれない。
 でも、その代わりにソウゴが私たちと一緒にいてくれる。
 ソウゴだけで最高の世界を目指したらどこか間違えてあの世界を創っちゃうかもしれない。
 だったら、私たちと一緒に最高の世界を創るとこまでやっちゃえばいい」
 
僅かに震えた彼の体を引き起こして、互いに目を合わせる。
 
「だからこれからの私たちの戦いは―――
 “私たちで世界を救って、皆が幸せになれる最高の王様がいる世界にすること!”
 ソウゴが最初に言いだした夢なんだから、私より先に諦めてちゃダメでしょ!」

Fate/GRAND Zi-Order
第65話 流・星・運・命2011
FGOと仮面ライダージオウのクロスオーバー作品。
仮面ライダージオウの主人公である常盤ソウゴが最低最悪な未来の自分の姿を見て心が折れそうな状況でFGOの主人公である藤丸立香が言葉をかけるシーン。


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タイトル「仮面ライダースピリッツ」
仮面ライダーXの神敬介。悪の組織の陰謀に巻き込まれ、命を落とす
そして助ける方法として改造人間へ父親に改造される。
その父親も改造手術を行って死亡する
恋人や仲間の死を乗り越えて、一度は悪の組織を壊滅させるが、スピリッツにて敵が復活その戦いの中セリフ

「まだ親父に貰ったダイナモがある!」

再改造でセタップから大変身と変身方法が変わっていたX。ただ戦闘が長引き再改造で強化されたマーキュリー回路が作動しなくなり変身出来なくなった。
そんな中のこのセリフ
改造された被害者なのに父親の無念などの気持ちを汲んだのか、
改造された、ではなく、貰ったのセリフにグッときました


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「オレ、オレはこれから居間へ向かう。
アンタがこれを見つけてくれることを祈って。
もちろん、オレの心臓はヤツらには使わせない。」

【幸運を。死にゆく者より敬礼を。】

SCP-1983 先のない扉 Object Class:keter現在Neutralizedと推定
もう出ているかもしれないが、これが1番心に残った文章

解説:文書1983-15の最後に書かれたもの
エージェントバークレーと言う者が、後に来る者の為に書いた非公式のレポートに出てくる最後の文章である、このレポートを見たDクラス職員、D-14134がSCP-1983を無力化した事によりこの文書が回収された。
文書をそのまま持ってくるのは流石に文字量がおかしい事になるのでSCP-1983のURLを置いていきます、詳しく見たい方はURLから飛んで見て下さい。
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1983


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「…………」
 ある意味死の宣告とも呼べるあなたの言葉を受けて顔色を蒼白にしたゆんゆんは、悟りを開いたかのごとく真顔になった。
 そして。
「すみません私ちょっと人生の具合が悪いみたいなので一週間くらいアクセルに帰らせてもらいます。テレポッ──ぐふっ」
 あなたと違って何の覚悟も無しに襲い掛かってきた事実に色々と考えすぎた結果、精神的にいっぱいいっぱいになってしまったのだろう。
 即座に逃走を図ったゆんゆんに当身を食らわせる。
 気持ちは痛いほどに理解できるが、世の中には逃げてはいけない戦いがある。
 死なば諸共、一緒に幸せになろう。
 ウィズのため、ひいては世界の平和のため。少しでも責任や功績を分割して擦り付けようと画策するあなたの姿がそこにはあった。

中略

 何事かと聞かれればただ事とあなたは答える。
 レンバスは食した者の心身の調子を整えてくれるという素晴らしい効果を持つ。
 そしてゆんゆんは無事に記憶を取り戻して現状を正しく認識してくれたというわけだ。
「人生の具合がっ!」
 それはさっきやった。

このすば*Elona
114.116話
精神的にいっぱいいっぱいになったゆんゆんが放った「人生の具合が悪い」とかいうパワーワード、及びゆんゆんのキャラが崩壊したその一幕が面白すぎたので


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魔法科高校の月島さん(モドキ)

九校戦編
アイス・ピラーズ・ブレイクの月島昊九郎vs一条将輝
その直前の一高本部テント
月島さんは一条家に勝ってしまうと注目を集め過ぎてしまうため、競技で本気を出すべきかを悩んでいた
そんな時に、応援に駆けつけた月島さんの舎弟が持ってきた横断幕にみんなが書き込もうとワイワイ騒いでいた
その時の本部の外にいる月島さんと司馬竜也の会話


「本当だ。…いいのかな?午後から決勝だっていうのに、こんな軽いノリで」
 
〈中略〉
 
「そう言う割には、お前、笑ってるぞ」
「……ははっ。いやぁ、馬鹿らしくてね」
 
僕の言葉に、達也がわずかにだが眉をしかめたのがわかった。……だが、今の僕が気にすることでは無い。
 
「だってさ、あんなに馬鹿正直に応援してくれてるんだよ?「相手は『十師族』だから」とか「似合わないから」とか、負ける言い訳をずっと考えてる僕が馬鹿らしいよ」


(編集:2020年05月08日(金) 20:24) 報告 投稿一覧 Good:0

「ガルマ、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい」
『なに? 不幸だと?』
 
 虚を突かれ、凍り付くガルマにシャアは重ねてこう言う。
 
「そう、不幸だ」
『シャ、シャア、お前は……』
 
 そしてシャアはガルマを一喝する。
 
「君は死んではならんのだ!」
 
 シャアはガルマに語り掛ける。
 
「分かるかガルマ。ザビ家の人間である君が死ねば軍が混乱する。体制を整えるのに時間がかかり、そこを連邦軍に付け込まれるだろう。君のプライドなどどうでもいい! 事実として君は死んではならんのだ」
『シャア……』
 
 ガルマは絶句した後、
 
『この場を君に任せ、私におめおめと無様に逃げ帰れと言うのか。私の望みはたとえ死ぬことになろうとも君の隣に立ち、共に戦って見せることだというのに……』
 
 と悔し気につぶやくが、シャアはあっさりとこう言う。
 
「君はいい友人であったが、君の父上がいけないのだよ」



ガンダム世界でスコープドッグを作ってたらKMF紅蓮に魔改造されてしまった件
https://syosetu.org/novel/177463/
第10話 ガルマ入籍す Cパート より

除外条件は『原作と同じセリフなど』ではありますが、これは当てはまらないと判断して紹介させていただきます。
というのも、原作と同じ状況で同じセリフが用いられているのに、意味するものが正反対なのです。
原作では友人を死地に追い込み、決別として用いられたセリフが。
この作品では死地に進もうとする友人を引き留め、復讐に囚われた自身からの決別として投げかけられる。

このような巧みな原作のオマージュは、二次創作ならではの楽しみだと思います。


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「統一言語がある世界で……
 俺が、相互理解できなかったのとは違うんやな、お前は。
 お前は……相互理解を拒んだんやな。せやったら、俺にできることは」

 さて、やるぜ。ロックンロールを。

「統一言語があっても誰も分かり合えなかったお前と、分かり合うことやな」

「お前にできるわけがない」

「つまり統一言語を超えることや」

「お前にできるわけがない」

「俺のロックが統一言語を越えた相互理解ツールであることを、ここに証明せないかんな」

「お前に、できるわけがないッ!」

「いつのことだかもう思い出せへんが、キャロルが信じてくれた俺の音楽や。必ずできる」

「―――ッ」

 キャロルがまた錬金術を撃ってきた。
 風の錬金術を跳んで回避し、演奏を開始する。
 最高の神剣を、フォニックゲインとかいう技術で高めて、想い出も燃やしてぶっこんで、俺の最高の音楽を仕上げるための最高の楽器へと変えた。
 魂を乗せて、命を燃やして、奏で歌う。

「もう二度と、神様でも取り上げられん最高の相互理解を、ここに」

売れないロックシンガー in 戦姫絶唱シンフォギア
第11話 遥か彼方、ロックが伝説となった…かの日
言葉が無くとも想いを交わせる世界で、歌でしか想いを伝えられない男の、惚れた女へ届ける愛の歌。
シンフォギアにおける「歌」要素をこれ以上ないぐらい押し出した本作の、ラストバトルの一場面。
倒すためでなく、滅ぼすためでなく、只想いを伝えるために、命も記憶も燃やし尽くして歌う主人公がホントに格好いい。


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ゆっくりと紡がれる静謐な声音が、僕の不安を溶かしていく。
 
「司令官あなたの優しさが偽物だと言うのなら、本物なんてきっとどこにもないから。
 私の気持ちが偽物なら、艦娘(わたしたち)はみんな偽物だから。
 偽物(わたし)は、本物(にんげん)になろうなんて思わない。偽物のまま、本物を超えてみせるよ」
 
 ねぇ、しれいかん。
 そう呟いて、響は瞳を閉じて、僕の額に自身のそれをこつんと合わせた。
 
「あなたの夢想(ほんもの)は、ここにある。
 あなたは人間の偽物で、わたしたちも人間の偽物でしかない。なら、わたしたちにとっての本物は、全部ここにある」
 
 僕の手を取って、響は抱きかかえるように胸に押し当てた。
 その様子からは想像も出来なかったけど――、どくどくと、僕の鼓動より早く律動していて。
 今更になって初めて、彼女が震えていることに気が付いた。
 
 気持ちをぶつけることが、それが受け入れられないことが怖いのは、僕だけじゃない。
 そんなことにようやく気づいた僕を、ゆっくりと瞳を開いた彼女の視線が射貫く。
 
「ゆっくりでいいんだ。すぐに受け入れられなくてもいいから。一緒にこの偽物(きもち)を育てて欲しい」
 
 突然近づき、触れたそれに、響に見入って固まっていた僕はどうすることも出来なかった。

妖精さんの勧めで提督になりました

長文で申し訳ないのですが、この文章はここまででひとまとめだと思うのでこうしました。
この一生懸命伝えようとしている感じがとても雰囲気出てて好きです。


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「ほら! もっとIQを高めて! 一夏さんはチンパンで攻めてきますから鈴さんはIQで押さえ込まなきゃダメですわよ! そんなグランバニアの橋より無駄なコンボは通りませんわ!」
「うおおおおお! IQ崩山! IQ崩山!」
「いい! その崩山はIQ高めですわ! もっと剣を回避したら当たるいやらしい位置に崩山を巻いて! そう! そのIQです!」
「チンパンを捨てて! IQを手に入れる!」
「よし! 今多分250くらいありますわ! アインシュタイン超えの戦い方ですわそれは! よし! その回避と距離感を忘れずに! あなたは今や世界最高の頭脳を持っていますわ!」

もしもお嬢様を1mmも理解してないゲーマーがセシリアに憑依したら

クラス代表戦でイチカに勝つ為の特訓風景です。
勝利するには知的に攻める(IQを高める)か野性的に攻める(チンパンジーを極める)のどちらかが良いと言われて、鈴はIQを高める選択をします。その修業風景が上。
どう見てもチンパン極めてます。


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「どうして、そこまでして戦うのよ……!」
「好きだからですよ、才人が」
「っ……」
「そして、君が」
「え?」

 ルシィは杖を構えながら、ルイズの顔を覗き込み、微笑む。

「僕は、君たちのことが大好きです」

TS転生者は『偏在』したい【完結】

ゼロの使い魔にオリ主を加えて再構成した作品で、これは勝つ事が絶望視されるような状態で言い放った台詞です。此処でこの主人公の覚悟が透けて見えてもう泣けます。ですがその後別の意味で泣けます。


*•*・*


フギンとムニンは機体の制御を失って落下をはじめた。下方からの空気抵抗で回転する。2機の機首が同時に上を向き、光学カメラが空を捉える。雲すら存在できない高高度の空。太陽だけが危険なほどぎらぎらと輝いている、暗い群青の世界。

「ダークブルー」

 フギンが呟く。

「これが、トリガーお兄さまの見た色」

 ムニンもこぼす。そして、ふたり同時に言う。トリガーお兄ちゃん、トリガーお兄さま。わたしたちは、やっとあなたとおなじものが見えたんだよ。

もしもベルカの変態ロリコン科学者がセクサロイドにフギンとムニンをインストールしたら


計算と理論で考えるアンドロイドが、恋を知り、人を学び、個を守りながら消えていく話です。少なくとも愕然とした思いを抱かせる話です。


    *・*・*・*


正義の味方は悪の魔王を打ち倒して、囚われのお姫様を救い出したとさ。めでたし、めでたし。――最近の魔王はお姫様の一人二役とか色々複雑だが、それが正しい物語ってもんだろう?

転生者の魔都『海鳴市』

 これは主人公がボスでもあるヒロインに言い放ち、救った台詞です。この作品にはこれ以外にもいい台詞があるので是非見てください。この台詞もジーンときましたが、他にも良い台詞が沢山あって楽しく読めます。


(編集:2020年05月18日(月) 11:00) 報告 投稿一覧 Good:0

「……疲れたら読書が一番よね」


 腰を下ろしてリュックサックから本を取り出す。
 そのまま活字を追うだけの機械になり果てた。

 
 そう、読者だ。
 困ったときの読書。時間潰しに持って来いだし、本の世界に入り込むことで精神的な疲労回復にも繋がる。
 スマラの場合、本当に肉体的疲労も回復するらしいが……。
 読書には、我々の常識に測れない不思議な力が宿っているのだ!!(そんなわけありません)

麦わらの一味?利害が一致しているから乗っているだけですが?

ここまで言い切るとはすさまじい読書狂だと思います。


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「おれはクリツナの馬上で、兵卒たちに囲まれる中で、跳ね飛んでくる泥水を浴びなくてはならない。
毅然として揺れていなければならない。
進まなければならない。
引き連れていかなければならない。
道連れにしていかなければならない。
おれの勝手に、おれの理不尽に。
それについて、溜め息をついてはならない。
武将になっちまったから。
もう、おれは簗田左衛門尉をやめることはできないから。」

ふりてんつもる
https://ncode.syosetu.com/n5990cs/

殿軍を主人公のミスによって引き受けることになってしまった場面の後、武将となってしまったことに対する諦めと覚悟が入り混じった独白。


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葬儀は死者の為ではない。生者の為だ。
 亡くなった者の死を受け入れる為。遺された者が、亡くした者の死が無意味でなかった事を理解する為。いずれは戦いに向かうかもしれない他の兵士に、尊厳のある死である事を示す為。
 または慰めかもしれない。

いまさら魔法少女と言われても
https://ncode.syosetu.com/n5242bu/


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…ああ、そうだ…もし、てん、ごくなんてものが…ある、なら…バークレーと、あえた、なら……銀の、弾丸に…ぼくをか、ってに…したてあげたこと……文句、言わないと……。そ まえに…じこ、しょうか …か、ら…しな と、だけど…。

Silver Bullet
上記のSCP1983を元にした短編作品です。ただの一般人の主人公が、ちっぽけな勇気を振り絞り全てを終わらせた後に独白する台詞です。
銀の弾丸は、魔物を打ち倒す祈りが込められた弾丸。バークレーが祈り、主人公が弾となったこの作品にぴったりな言葉だと思いました。


※ドキドキ文芸部の致命的なネタバレを含みます。


モニカ
『あなたには、本物の世界で、ほんとうの幸せを得てほしい >』

ジャイアントステップ

ひょんなことから完璧な自我を持ち、定型文を連ねるゲームキャラから、画面の向こうの"人"になったモニカとの日常を過ごす作品。その別れのきっかけになる言葉です。
モニカという人は、あなたが大好きです。ありのままのあなたを愛して、それを受け入れてくれたあなたに、心からの愛と感謝を捧げてくれました。
でも、あなたとモニカは永遠に二人にはなれません。それでも幸せだと言い続けるあなたに、モニカは優しくアドバイスをします。その初めの一文が、上記の台詞です。


「あぁ…私は幸せ者ですね…
こんなに想ってもらいながら逝けるなんて…。



何度も何度も奪われてたまるもんか。
…向けてもらえる想いも、言葉も
全部私のものです。忘れるもんか」

東方自然癒 12節

フリーゲームです…余りにも大きな重荷を背負わされた少女の言葉です。
人の本当の死は、忘れられることだとDr.ヒルルクは言いました。ボロボロになっても、死にそうになっても、壊れかけても、想ってもらえた彼女は、最期に笑っていられました。役目を終えた後、彼女が報われたか否かは、是非その目で確かめてほしいです。


(編集:2020年06月03日(水) 16:40) 報告 投稿一覧 Good:0

「(僕も、強くなりたい。

 今よりもっと、もっと強く)」

 

「(助けたい、守りたい。

 理不尽な神も、裏切ったクラスメイトも、襲いかかってくる魔物も──)」

 

「(──あらゆる理不尽から、友奈を守りたいッ! 守りたいんだッ!)」

 

「(だから僕は……俺は・・ッ!)」

 

 その瞬間、ハジメの心からは、飢餓感も、幻肢痛も、恐怖も、強くなるために邪魔なものは全て押し出された。

 まるで、そこにテメェらの入る隙間は無ェんだ、とでも言うように。

 

 何故なら、友奈を守る存在が、ハジメ一人しかいない以上、甘えてなどいられなかった。

 

 弱さを排斥する環境があった。

 弱さを肯定する存在があった。

 強くなりたい理由があった。

 強くなれる、心の素養があった。

 

 ズタボロになり、砕けた心が、再び一つとなるために、強く、強く、打ち直された。

 絶望を火種に、友奈がくれた心の火を鋼のように打ち込み、焼き直され鍛え直され、誕生したのは強靭な鋼のような心。

 

 ハジメの天職は、錬成師。

 その才能が示す通り、ハジメの心は誰よりも強靭に鍛え直された。

 もう、何があっても絶対に、ハジメの心が折れることはない。

 

「友奈を守る。

 そんで、もう一度俺は──友奈と友達になるんだ」

 

 今この瞬間、魔王が誕生する未来は途絶えた。

 それを為したのは、一人の勇者。

 その勇者は、山桜の勇者。

 山桜の花言葉は、『あなたに微笑む』。

 彼女の笑顔と言葉が、ハジメの魔王化を阻止し、ハジメを正道へと向かわせる。

 

 結城友奈は勇者である。

僕は『結城友奈』
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13588049

友奈(偽)がいることで敵対する者全て皆殺しの魔王南雲ハジメは誕生せず、友奈をあらゆる理不尽から守るためハジメが強くなることを決意した場面です。


(編集:2020年08月30日(日) 21:29) 報告 投稿一覧 Good:0

少年陰陽師から
安倍晴明の台詞

「痛みと悲しみを知るから、人は強く、そして優しくなれる」

アスラクラインから
主人公の夏目智春が言った台詞

「過去から逃げて、|現在《いま》を否定したあんたに、未来は来ない!」


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「いいか、くっそ恥ずかしいし! 生涯で絶対に2度は言わないから耳の中をかっぽじってよく聞けよ天才!

 俺はお前が好きだ!

 お前の天才っぷりが好きだ!

 お前のたまに抜けているところが好きだ!

 お前の暴力的な所が好きだ!

 お前の優しいところが好きだ!

 お前の子どもっぽいところが好きだ!

 お前の大人っぽいところが好きだ!

 自分が美人であることを分かっていて、そのうえで自信に溢れる所が好きだ!

 自分が美人であることが分かっているのに、実はちょっと不安な所が可愛くて好きだ!

 毎日ちょっとずつ髪形を変えている瞬間に気づいたときなんて叫び声を上げそうだった! つまり好きだ!

 実は自分に近づいて来る人間全員に、小動物のように心の中では警戒しながらも最近は仲良くなろうとしているところなんて守りたい! つまり好きだ!

 とにかく! なにが言いたいかというと! お前の事が好きなんだよ!

 てめぇに恋してんだよ! 分かれよ!」

中略

 息を吸う。

 肺がつぶれてもいい。

 明日から声が出なくてもいい。

 けど、いまこの瞬間だけは、人生で一番声を出さなくてはならない。

 

「生まれる前から好きです! 付き合ってください!」

 

 俺は前世を含めて、ここまで無様で駄目な告白をしたのは初めてだった。


CV田村ゆかりが好きだったから篠ノ之束に近づいたら、彼女の事をガチで好きになってしまい一緒に世界征服をしたバカな俺のお話です

何度も束に言い続けた告白が、とても輝いていたセリフです。


 報告 投稿一覧 Good:1

彼を愛してよかった。もとより見返りなど求めていたわけではないが、それでも強く思う。
弱く幼い少年だった彼が強くたくましく育ち、阿礼狂いとしての精神に悩みながらも伴侶に対して誠実に向き合ってくれた。そしてあの言葉である。もう十二分だ。これ以上など何も要らない。

「信綱……っ! 私も、あなたを愛していますよ……!」

阿礼狂いに生まれた少年のお話

https://syosetu.org/novel/66013/


 報告 投稿一覧 Good:1

果たして、それにはどれほどの勇気がいるのだろうか。


http://scp-jp.wikidot.com/scp-243-jp



信じがたい。信じがたい事に、俺は──── 一文字健だ。


「みく」の灯火

両方とも物語の根幹にあたり、これが各物語の結着の全てを表していて
非常に心動かされる一文となっております。

この捜索に最も相応しいと判断しました。
それぞれ短編なので知りたい方は是非拝見ください。


"ゲロ女、降臨"

"「優しい人に報われてほしい」と芸能界で願う人間ほど、愚かで間違っている存在はいない"

この2つは非常にこの作品らしさ、
つまり、章題から想像しえない濃い物語を密な描写で書いてあることを想起させましたので
紹介します。

ノット・アクターズ


前スレも既読ですが、ヤン氏の登場するfate/SN二次創作のその良さに同意します。


(編集:2020年07月11日(土) 20:25) 報告 投稿一覧 Good:0

とある科学の超人兵士。

「ヒーローは敵を倒すだけでなく人を守るもの。」 より


「……確かにそうだよ。この身体は学園都市のバ科学者達に改造されたもんだ。施設にいる間に何人も子供達が死んで行ったし、俺自身、ヒーローなんているわけないって思ったもの」

「なら、何故だ?」

「何、簡単なことだよ。『ヒーローがいないなら、ヒーローになっちゃえば良いじゃない』って事」

 

 思わず呆れてしまいそうなものだった。いつも眠たげにしている目をさらに細くし、木山は尋ねた。

 

「……そんな理由で、命をかけるというのか?」

「逆に聞くけど、こんな化け物の身体、他に何に使えって言うのさ。出る杭は打たれる人間の社会じゃ、俺は生きていけない。なら、いっその事、出るとこまで出てやるよ」





最後の吹っ切れている感じがさっぱりして凄くいいですね。


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斯く在るべくして、斯く成るべし。

在るべき道を進むのではなく、己の進むべき道を進む。
成すべき事はただ一つ。
俺が望む事。俺が一番やりたい事。
右手を伸ばす。目の前に広がるすべてに示すようにまっすぐ前に。

天下万物よ聞け。

我こそは今川彦五郎氏真である。

************
この時、今川氏真と共に遠江に同行していた鵜殿氏長は、以下のように書き残している。

その様相において常日頃の明はなく、されど陰ならず。
その面持ちは水鏡の如く澄み渡り、その所作は名月の如く輝きを放っていた。
ついと馬を前に出すと、右手を前に指し示し皆に命を発す。
その言葉に激はなく、情もなく、なれど誰の耳にも届く命があった。

「進め。王者の如く」

今川の兵。万軍において唯の一兵の例外もなく、その命を完遂せり。


復興名家の仮名目録 ~戦国転生異聞~
95話 「進如王者」より
https://ncode.syosetu.com/n3055ex/

敵は風林火山の旗印、武田信玄。
対するは主人公の行動により自分の行くべき道を決めた今川氏真。
正直主人公よりよっぽど主人公してます。

詳しく説明するとあらすじを丸々乗せるようなレベルになるので割愛しますが、それまでの行動があってこそのセリフなので気になった方は是非読んでみてください。
一話一話は短めで比較的サクッと読めますが、全体としては割とボリュームがあるので読みごたえがあります。
現代からの転生主人公ですが、過去転生にありがちな安易な未来知識による無双等もなく、相手が戦国大名であるが故の弱点を突いて策を成功させる様は見事の一言。
ただ主人公が割と腹黒い(立ち位置的に腹黒くないとやってられない)のでその辺りは人を選ぶかもしれません。


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グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~

https://ncode.syosetu.com/n1854cj/

第三十二話 リンドバルマXIII 『鬼神』

「……ルノアール。人の信念ってえのはよ。まっすぐ強く天高く、そうだな、槍みてえなもんだ。鉄の心を持っていても傷ついてしまうことがある世の中で、決して折れない槍。それを、他人が塗り替える? 興味だなんだで、変化させるのが利用価値? ……よく分かった。テメエは、テメエのような奴だけは、俺ぁ許しちゃいけねえんだ。人の浪漫を、心を、信念を脅かすような奴を、生かすことはそれこそ俺の"信念"にもとる」


ルノアールという外道が、純粋な好奇心を満たすためだけに洗脳行為をして、常人の精神を弄んでいたことが発覚した直後のセリフ

浪漫とは、信念とは何か、というのをうまく言語化してる発言だと個人的には思う


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コードギアス二次創作
私と契約してギアスユーザーになってよ!!
29話より 


いつものおちゃらけた口調ではない。たまに見せる真面目な口調。
 ロイドは、打ちのめされた様子で席に着いた。

「……」

「……」

 二人の間に会話はない。
 しばらくそんな時間が続き、トンネルを抜けた頃になって、ようやくロイドは口を開いた。

「別に、悔しいわけじゃないんだ。
 常人では思いつけないような発想、それを形にするだけの才能。僕は天才と言われる部類の人間だけど、君やラクシャータみたいな一握りの天才には、そういった部分で劣っているのは自覚してた」

 ロイドの言葉を、セシルは何も言うことなく黙って聞いていた。

「僕のランスロットも、究極的にはガニメデの発展機。僕がしたことは、天才が思いついたことをなぞって伸ばして、そして束ねて形にしただけだ。
 僕以外の誰かにランスロットが作れたとは思えないけど、僕がいなくても誰かがそれに近い物を考えたと思う。MVSも、ガニメデの特殊な駆動機構も、ヴァリスも、ブレイズルミナスも、全部僕が考えたものじゃないからね。
 でも――」


 再びトレーラーはトンネルに入り、影でロイドの表情が見えなくなる。
 

「――でも、いつかは誰にも思いつけないようなものが作れると思ってた。世界を一変させられる様な、そんな何かを思いつけると思ってたんだ。事実として、それだけの才能が僕にはあったし、それを成せる自信もあったから」

 
 租界からそれなりに距離のあるナリタ山は、きちんと整備された場所だとは言えない。
 そのためトンネルの中の照明もそれほど多くなく、車内を照らす光は不十分だった。


「――うん、作れると思っていたんだ」
 

 だから、セシルにはロイドの表情がどうなっているかはわからない。
 けれども、セシルにはロイドが静かに涙を流す姿が見えた気がした。


「それだけ、それだけだよ」
「そう、ですか」
 

 セシルは、ロイドには何もしなかった。
 彼女がしたことは、トレーラーがトンネルを抜ける前に、視線をトレーラーが進む先に向けることだけだった。



原作知識を持つ主人公から未来での自身の最高傑作について聞き出した後の一幕です。


(編集:2020年06月09日(火) 22:50) 報告 投稿一覧 Good:0

百年、千年の未来では叶わなくとも。

 万年、億年の未来でならば、もしかしたら。

 彼が目覚め、何の運命も強いられることの無い新たな世界で、新たな人達と共に、笑いながら過ごしてくれるかもしれないから。

 どうかこの伝説が、この想いが、遥か未来の人々にまで届きますように。


成り代わりリンクのGrandOrder 外伝
25話 【『知恵』の姫】のラスト
最後に残ったガノンとリンクがいなくなり終わりが近いとされるハイラルが滅びたあともリンクの物語が受け継がれるようにという思いがこもったセリフ


(編集:2020年06月25日(木) 12:55) 報告 投稿一覧 Good:0

「ああ、やっと道が繋がった。

 ありがとな立香、お前の方からも手を伸ばしてくれて助かったよ。

 …………何だその顔は。

 まさか本気で、俺との付き合いがあれっきりだなんて思ってたんじゃないだろうな」

 

 

 

「少し前にちゃんと言っただろ?

 『本格的に仲間入りさせてもらう、意地でもついていく』って。

 そのつもりでいたのが本当に俺だけだったとしたら、流石に酷いと思うんだけど。

 ……でもまあ、こうしてちゃんと合流出来たんだから、それに関してはもういいか。

 折角だし、きちんと名乗りを上げさせてもらおう」


 

 

「俺はリンク、ハイラルの勇者リンクだ。

 本当なら、俺の力が必要になるような事態なんて……世界の危機なんて、起こらないのが一番良かったんだけど。

 現実としてこんなことになって、それでも諦められなかった人達の願いが届き、応えた以上は見過ごせるものか。

 例えハイラルが遠い過去の遺物となっていようとも、俺の為すべきことは変わらない。

 今一度、世界を救ってみせよう」

 

 
 

「立香、マシュ、これからもよろしくな」


成り代わりリンクのGrandOrder

49話 【天文台に集う】のリンクが召喚されたシーン
邪竜百年戦争でサーヴァントということを隠し特異点を解決して別れたあとに正式にカルデアに召喚され、再会の挨拶とちゃんと自己紹介した、世界を救った勇者だということがハッキリとわかるシーン


(編集:2020年06月25日(木) 13:03) 報告 投稿一覧 Good:0

なんか、みんな投稿の文章が長すぎてもはや名言、名セリフ集ではなく名場面、名シーン集になりつつあるような………



199:名無しのダイヤ 2047/4/21 11:14:26 ID:WPTKWSDoE
合理主義ってさー
感情論を廃した理性重視な行動主義者のことだと思っていたけど
あのひとを見ていたらその認識は間違いだったとわかるわ
 
なんつーか、自称合理主義者って他者の感情が煩わしいから
自分は正しいこと言ってるんだけど、感情が邪魔をして認められない
みたいなこと思っている節あるよな
 
204:名無しのダイヤ 2047/4/21 11:18:14 ID:aL4Mowy7J
せやね
経験論の対比として出される哲学的な方じゃなくて
日常用語としての定義だけど
結局なにを『理』としてそれに『合』わせるかなんだよ
 
感情が気に入らないから感情無視して動きまーすってのは
「7という数字が気に入らないからこの数式は7を抜いて計算しまーす」
って言ってるのと同じ
 
それで正しい答えがでるかっていうと、ね?


大理石の胎児は加速世界で眠る

唐野葉子さん作のアクセルワールド二次。
いわゆる掲示板回にてかわされたとある会話の一部分。


一次キャラとか二次のオリ主とか関係なく物凄い勢いで突き刺さる自称合理主義者キャラが多いこと多いこと。

感情は憎しみを生み出すから捨て去るべきと持論を展開しておきながら結局自分が一番感情を排しきれなかった某忍びの闇とか。
数万年単位で人間を観察しておきながら「わけがわからないよ」で文字通り思考停止している某小動物もどきとか。

自分が感情に流されないようにするのはともかく、他人にそれを強要するのは全く合理的じゃないよというあまりにももっともすぎる突込みに言葉が出ませんでした。


2020年06月25日(木) 22:05 (編集:2020年06月25日(木) 23:05) 報告 投稿一覧 Good:1

「正義の味方は悪の魔王を打ち倒して、囚われのお姫様を救い出したとさ。めでたし、めでたし。――最近の魔王はお姫様の一人二役とか色々複雑だが、それが正しい物語ってもんだろう?」


転生者の魔都『海鳴市』
悪の魔王は最後に正義の味方に倒されて終わる。そんな王道がきっと起こってくれると信じていた魔王は見つけた正義の味方に救われる。
なぜなら、正義の味方と魔王はそれと同時に主人公とヒロインだったから。
ヒロインが死んで終わりなんてバッドエンド主人公が許容するはず無いんだから。




 最近、爆破が足りない

  テストを控えている中UPOにログインし続けている俺の頭には、ここ最近ずっとそんな考えが渦巻いていた。新装備の開発と慣らしで満足な爆破が出来ず、ギルドの皆とのボス戦でも爆破が出来ず、最後に満足の出来る爆破が出来たのは、かなり前のイベント時が最後だ。

  故に、二徹の頭で実行した。

 
「つまりこれは、精神衛生上仕方のない事だったんですよ!」

「そんな理由で、ビルを爆破解体するんじゃない! 大騒ぎだったんだぞ!」

  そう、第3の街にある高層ビルの1つを盛大にケリィった(動詞)結果、俺は即座に犯人を特定したザイルさんにより確保されたのだった。まあ、ケリィほど上手くはないから他のビルにもかなりの被害を出したけどね! そして現状、【極天】のギルド内で両手を後ろで縛られた状態で拘束されている。……何故かにゃしぃさんと一緒に。

 「まあまあ、いいじゃないですかザイル。逆に、今までのユッキーが何もなさ過ぎたんです……これで彼も、名実ともに我々の同類ですよ!」

「そうですよ。春先のつくしんぼみたいに大量に生えてるやつを、たった1本爆破する事の何が悪いんですか」

「全部だ阿呆が!」



幼馴染がガチ勢だったので全力でネタに走ります
主人公が爆弾魔として覚醒した迷シーン、その前から森を焼き払ったりしていたが、このあたりから特に意味も無く爆破したり美しい爆破を追及しはじめる。
春先のつくしんぼみたいに大量に生えてるやつを、たった1本爆破する事の何が悪いんですかって言い回し好き。


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悪役令嬢は百合したい
38.第二王女は嫌いたい!
http://syosetu.org/novel/173078/39.html

 彼女がどう思おうと、彼女は波紋を起こす石になった。
≪中略≫
 石になった事は同情しよう。彼女の性格を考えても放り投げられた事も、同情してやろう。
 ただ、それを許すかどうかは別の問題である。
 精々、苦しんで、絶望して、お姉様に知られず、死んでくれ。

お姉様:悪役令嬢系の主人公。ただし一族単位での勘違いされる系
王子:お姉様の元婚約者。お姉様は嫌いじゃないけど彼女の方が好き
彼女:王子の新しい婚約者。なろうによくあるザマーされる系ヒロインではない
王女:このシーンの語り部。王子の妹。お姉様が義理の姉になるのを楽しみにしてた


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デスマーチ。
デスマーチあるのみである。

このすば*Elona 第109話「星に手を伸ばす者」より

星を落とす者と呼ばれる冒険者が星を掴むに至った、たった一つの頭の悪いやり方

直前までめっちゃシリアスだった空気が主人公の間の抜けた(本人的には大真面目な)発言とともに粉々にされていくのがこの作品の醍醐味


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 女は特別美女というわけではなかった。愛想もなく、豊満でもなく、賢いわけでもない。
 
 良くも悪くも男は女性に困ることはなかったが、まあある意味困ることもたくさんあるといつも白目を剥く男だ。そんな彼が女を選んだ理由といえば、それはきっかけがあったからだとしかいえない。他の女性ときっかけがあれば今頃は別の女性と結婚しただろう。
 
 女は普通の人間とは体質が違って不便なことが多かった。男も初めはそれが原因で何度も痛い目に遭ったし、彼女といたら普通の生活すらままならない。
 
 それでも男は女と結婚した。好きだったからだ。なんとなく一緒にいたいと思って、なんとなくこの女に好かれたくて、なんとなく好きだと気づいて、結婚した。惰性に惰性を重ねた末の結婚であったが、互いに後悔はない。あったとしたらそれは子供だ。
 
「娼婦を抱きたいと、思わないんですか?」
 
 ある時、女は道行く子供達を見てそう呟いた。
 
 女は子供が産めない体であった。産めることは産める体だと思うが、そこまで至る行為ができない。女の特異体質故に男は彼女に直接触れることができなかった。痛い目というのはそういうことである。直接肌に触れたことなど片手で足りるほどの回数しかない。
 
「やだよ、肉食系とか怖いし」
 
「私はあなたが選んだ愛人なら許せますよ」
 
 女は白い歯を見せて困ったように笑った。男は手袋越しに握った手に優しく力を込める。
 
「”俺”は、お前がいれば一生童貞でもいいや」
 
 男のバカみたいなセリフに、今度ははにかんで笑う女。夫婦は、このひと時が一生続けばいいと思った。なお、まわりの子供たちが口笛を立てて囃しまくるので、男は一人一人にデコピンを食らわせたという。


ルシウスがお持ち帰りされるわけないだろ!新撰組の孤独なグルメ!!より。


ネロ帝が女のわけないだろ!いい加減にしてくださいお願いしますから!!
https://syosetu.org/novel/199535/


『素晴らしい人にはなれないかもしれない。なら、素晴らしい兄になればいい』

同作品の
キングメイカーが急に話をするわけないだろ!シリアスかと思えばいちご味!!より。


今まで、破茶滅茶なコメディを展開してきた主人公の別の部分が強く表される言葉。
それは、恋とは違う筈だけれど、愛ではあった。そんな言葉。


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『世界を救った英雄よ。お前は何も求めないのか』


「何言ってんだよ、欲望の守護獣。俺ほど欲深で、大きなものを手にした奴は居ないだろ」


 ゼファーは両手を広げ、地に満ちる人の営みの光を抱くように、腕を動かす。

 それがまるで、数えきれない程の数の人の命を、ゼファーが抱きしめているようで。


「この輝ける宝石箱こそを、俺は欲しがったんだ」


 ルシエドと守護獣のゼファーは微笑み、人のゼファーに一礼して、その姿を消す。

 その回答は、二体の守護獣が求めた以上の回答だった。

 

「さあ、帰るぞ。そしてたらふく食って、たっぷり寝て。また明日頑張ろう」




戦姫絶唱シンフォギア feat.ワイルドアームズ
最終話:ラスト・エピローグ より


何度も悲しい思いをしても、ボロボロになっても戦い続けた果てに得たこの答えが思わず涙腺に来ました。


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「貴方のおっしゃる通りです、騎士団長。私は短絡的な行動で多くの者に迷惑をかけました。貴方の望まぬ形で貴方を助けようとした。ですが」

両足で地面に踏ん張り、力を込める。まだ筋肉痛で痛むけど、第一王女としての精一杯の見栄を。

「私が救ったのは貴方一人ではありません!貴方が、そして貴方がこれから育て上げるであろう騎士達が‼︎これから先どれほどの民を救うとお思いです⁈」

〜中略〜

「貴方達は騎士であると同時に我が国の民です‼︎誇り高き民です‼︎我が民を守るのが我が王族の役目‼︎騎士と名乗るのならば、名誉高き死を迎えられぬことよりも、この先救えたであろうまだ見ぬ民を救えぬことを悔みなさい‼︎」

小説家になろう、より
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと女王の権威で救える人は救いたい〜

主人公である王女プライドが絶対絶命の危機に瀕している騎士団長を自らが戦場に立って救った後、騎士団長が主人公に対して「王女である貴女が戦場に赴くぐらいなら自分が死んだほうがましだ。」と言った後の主人公の言葉。

この場面から、主人公の優しさや信念、王女となってしまったことに対する覚悟が感じられます。

なんだか読書感想文みたいになってしまった。


(編集:2020年08月28日(金) 17:18) 報告 投稿一覧 Good:0

#運対(作者が関知しない場所にある作品の紹介)#


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マインドクラッシュは勘弁な!

「――貴方に戦って欲しくなかったんだ!!」
「貴方は『デュエルで戦う』ことに強い忌避感を持ってる!」
「だからカードたちは貴方と共に歩まないことを決めたんだ!」
「それで貴方に嫌われたとしても、憎まれたとしても、拒絶されたとしても――それでも!!」
「――貴方を戦いの場から遠ざけたかったんだ!」

カードゲームの勝敗が世界の滅亡にすら直結する世界で、そんな大好きなカードゲームを「戦い」に使いたくない主人公。
それでも「戦いに負けると世界滅亡」なので、鍛えて備えて、全然強くなれなくて、強くなるためにあらゆる手段を尽くして、それでも強くなれなくて、外道な手段にも頼って、諦めて…
という過程があった上でのセリフ。
次話でどうなるかわかりませんが、ちょっと魂震えました。


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「まったく!元気にやってやがる!」

 とはいえ、少し安心した部分もあった。

 加賀美詩織にも彼女を想う友が居る、信じられる仲間が居る。

 監視員の男には娘を見守る親の様な笑みが浮かんだ。

『衆道……だと!?』

 だが、切り替わる画面と配信によって聞こえてきた翼の声にその笑みは一瞬で無表情に凍りついた。

「またか!またやるのか!もう勘弁してくれ!何が悲しくてこんなものを見せられなきゃならんのだ!」



青川トーンさんの『萌え声クソザコ装者の話【and after】』より『番外編:立花響と加賀美詩織/加賀美詩織を見る者』のワンシーンです。
魔法少女事変にて、意識不明の重傷となった主人公、加賀美詩織が復帰後初めての生放送にて、その様子を監視する監視員の喜びと絶望の言葉です。

 加賀美詩織は大切な人が休める日陰として振る舞おうとし、一期や二期でも命をかけて──それこそ本当に死んで、自分が自分では無くなっても大ファンの翼さんを始めとする方々の為に戦う少女。
 彼女を監視する彼は間違いなく、彼女の友人である風鳴翼と雪音クリスと共にゲームに興じようとする詩織の姿に心を動かしていたでしょう。
 ですが、PCの画面に写るのは衆道ゲーム、翼さんの言葉によって辛い現実に戻された彼の断腸な思いを感じる一言。
 彼の詩織を案じる思いに感動した直後に、詩織の衆道配信によって絶望に叩き落される彼の様子にくすりとしてしまうワンシーンです。


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「弱者への同情ではなく。
 強者への信頼として刀を預ける。
 これで弱者を守れ。
 拙者と、義勇と、しの八の代理としてな」

ルシエドさんの作品はシナリオ、台詞共に最高ということですがなんだかんだ私のすきな台詞です。

この台詞は武器を失った仲間に対して言った台詞ですが、その仲間が人質となっていた人達を逃がすとき主人公が自分の武器を人質と一緒に捕まっていた仲間に渡す時の台詞です。

https://syosetu.org/novel/214302/


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「サイヤ人ってマジで何回変身すんだよォォォォ!? インチキもいい加減にしろよォォォ!」

ドラゴンボールad astra
https://syosetu.org/novel/177598/

第百話 破壊神選抜格闘試合⑤ より



シンプルに。

超2>超3>大猿>超4
選手交代。かーらーのー
超2>神>ブルー

と、立て続けに変身を見た破壊神さまのお叫びに、麻痺していた自分に気づけます(笑)

コミカルもシリアスもドラマチックもあって
何より原作への愛と敬意が作中に溢れていて、読んでいて心地いいです。
いまさら紹介するまでもない著名な作品ですが、クオリティの極みのような名作なので、オリ主や転生という要素で食わず嫌いをしているのでしたら試しに十話くらいまで読んでみてください。


(編集:2020年10月23日(金) 12:38) 報告 投稿一覧 Good:0

久しぶりに。
最近はやりの鬼滅二次より。


 

「糧にするな。功を与えるな。死に意味を持たせるな。

 

 

 

 

 

 

 

 ――犬死にさせろ」


オレの名前は鬼舞辻無惨

ちりひとさん作の鬼滅二次より。
無惨さま成り代わりもの。

原作の外道な無惨とは似ても似つかない主人公が本気でキレた時のセリフ。
普段はひょうひょうとしているだけにその落差と怒りの深さが伝わってきます。



「町でも評判の美人で習い事も何でもできて、優しくて清廉な姉さんが……首輪を頼むようなド変態になっちゃったぁっ!!」

鬼滅の刃~胡蝶家の鬼~

くずたまごさん作のオリ主による胡蝶カナエ救済二次より。
完結後の後日譚にて胡蝶しのぶが放った魂の叫び。

これだけ見るとキャラ崩壊ギャグに見えますが、実際はシリアス感動巨編です。
カナエが“こう”なる過程が非常に丁寧に描かれてます。
原作さながらのドラマチックな悲劇が手に汗握ります………だからこそ印象的でした。


2020年11月25日(水) 15:12 (編集:2020年11月25日(水) 15:13) 報告 投稿一覧 Good:0

こちら!蟻の王国です!
https://ncode.syosetu.com/n5267ey/

10
 一歩また一歩命が一つ消えるたび

 ラーテルは巣から離れていく

 我らは蟻

 群れるがゆえに

 己をもたず

 死を恐れず

 本能と理性に従い

 ただ一つの命を

 女王を生かすためだけに

 生きて死んでいくモノである



これは1章の終わり辺りの文で、「蟻」について濃密に描写したようなこの20行が心に残りました。


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「私になら幾ら迷惑かけたって良いさ。こういう時何も出来ない方が辛いもんだよ」

アラサーがVtuberになった話。
https://syosetu.org/novel/220374/

主人公が年下の後輩の女の子を救った発言
尚、この後、炎上する模様。




「ふざけるなっ!!俺のっ……俺の家族の記憶を塗り潰そうとするんじゃねぇぞ!!人の家族を奪うなっ………!!」

和風ファンタジーな鬱エロゲーの名無し戦闘員に転生したんだが周囲の女がヤベー奴ばかりで嫌な予感しかしない件

主人公が圧倒的格上の誘惑を振り払う台詞


(編集:2020年12月19日(土) 14:53) 報告 投稿一覧 Good:1

 「ワイリー、フォルテ、今まで戦った全てのロボットたち、人間たち……そして、きみにも…………守りたい『世界』があることはわかる……!けれど、そのために『別の誰かの世界』が壊されることは、絶対に間違ってる……!僕は……『守る手段』がない人々やロボットたちの代わりに、『世界』を守る―――――」

 「―――――――――――――――でも」
 「今…………この時だけは、そうした理屈を―――――」
 「僕は自ら、破棄する―――――」

 『ロックマン』じゃなく―――――
 ただ、ひとりのロボット――――― 
 『ロック』として、戦わせてもらうよ

俺の名はジョー ~メカフェチジジィと世界を喰らう~【完結済】
世界の抑止力、最強のロボット、平和を守ってきた英雄「ロックマン」が、その役割を捨てて主人公との「喧嘩」する瞬間のシーン。
そして、今まで瞬殺できるステージ上の障害物の一つでしかなかった主人公を、対等な相手として認識した瞬間。


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「娘がそんな運命を背負わされるというのなら、俺はその代わりに世界を救おう」
 
「娘が強大な敵を倒さねばならぬというのなら、俺はその代わりに全て退けよう」
 
「娘が笑って暮らせるのなら、俺はその為に世界の常識すら変えて見せよう」
 
「娘にふさわしい男になる為に。……誰よりも正しくあり続けよう」
 
 まるでアイツの覚悟を示すように、今は漆黒を示すその髪が。
 ……俺にはまるで邪悪なモンには見えなかった。
 誰も見たことねぇような威厳を放つソイツは、間違ってもそんなモンじゃねぇ。
 こんな男が、……邪悪であってたまるかよ。
 
「娘の為。
 全て、全て娘の為だギドリック。
 それが彼女の父親である俺が背負った役割だ。
 俺は、夢で見た彼女の運命など何一つ許さない」
 
 世界すら救うという特別な娘の業を、コイツは代わりに背負ったんだ。
 特別をそうじゃなくする為に、……コイツはなんでもやる気なんだ。
 
「娘の未来を守る為ならば。
 国一つ、世界一つ背負うことなど。
 どれほどの苦労があるものか」
 
 そう、大真面目に語ったコイツは。
 もはや領主でも、王でもねぇ。
 ……そんなモンじゃ収まらねぇ、別のナニカだ。
 
「……俺はな、ギドリック。
 世界全ての重みなど。
 …娘を守ると決めたその日から。
 とうの昔に、……背負っている」
 
 でけぇ。あまりにも、……でかすぎる男だ。
 目の前の男のでっかさに、気づけば涙が溢れてやがる……。
 ああ、くやしいぜ。
 
 俺はそのナニカを、どう呼べばいいか分からねぇ!
 お前を俺はどう呼べばいい。
 世界ごと、救世主を救うお前を!
 






「……何故なら俺は、父親だからだ」
 


https://syosetu.org/novel/243300/24.html
娘が悲劇の悪役令嬢だったので現代知識で斜め上に頑張るしかない
からの掛け合いシーン、娘の為になら何でもすると言う意思を感じ取れる、男親の誓い。


(編集:2020年12月21日(月) 07:48) 報告 投稿一覧 Good:0

白騎士の手を掴んだその瞬間——心の奥底から記憶があふれ出した。

 

「だって君、いいやつじゃん」

「なんでそんなこというんだよ……」

 

 少し強引だが底抜けに明るいやつがいた。

 

「優しくて、天然で……変な人」

「くそっ! 俺は一般人にも舐められているのか……!」

 

 物静かなようで変わった性格をしているやつがいた。

 

「舐められているというか、同情されてるだけだと私は思うんやけど」

「く、おぉぉぉぉ……」

 

 下手な関西弁を使うやつもいた。

 三人が、俺という人間を変えてくれた。

 

「君の、姉だよ……」

 

 でも、どうしてあいつが俺の姉を名乗ったのか不明なのが地味に怖い。

・追加戦士になりたくない黒騎士くん

・記憶を無くした主人公がここ数年分の以外の記憶を取り戻した不完全な状態で戦ってきて、いよいよ完全復活!なのはいいんだけどすいません、ことごとく変な記憶しかないんですけど…テンションとシリアス度がガックンガックン乱高下するこの作品を象徴する場面だと個人的には思っています。


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「これは我々の“さきがけ”(harbinger)。 よい報せを届けるものです」

「“さきがけ”があなた方に届くとき、我々は滅んでいるでしょう。星は死にかかり、自分たちを救う時間はありません。我々には意を決し、メッセージを送る余裕しかないのです」

「我々はかつて来たりし者の信号を受け取りました。彼らは我々とは異なる存在であり、我々は未だ彼らを正しく理解していません。しかしかつて来たりし者がいるのなら、後に来たる者もいるかもしれない。その希望が“さきがけ”に旅をさせるのです」

「あなた方を見つけ、その言語を学習したことで、“さきがけ”はこのメッセージを伝えることができます。聞いてください」

「銀河とは暗く、空虚で、寒寒しいものです。必然として死という方向に巡ります。あなた方もまたいつの日か滅びます。出来るならあなた方が我々より長く在り続けられますように、我々はそう願います。しかし、あなた方もいつかは消え失せるでしょう」

「その時まで、あなた方は暗闇に火を灯さなければなりません。夜の空虚さを埋めなければなりません。我々は皆ちっぽけで、宇宙は広大です。
しかし“ここにいる”という声が響く宇宙は、静寂なる宇宙などよりもずっと尊い。1つの声は小さくとも、“0と1”の間にある隔たりは“1と∞”と同じほどに大きいのです」

「あなた方の時間が終わるとき、このメッセージを転送してください。次の声が暗闇に対して声を上げることが出来るように」


シェアード・ワールド「SCP Foundation」のオブジェクト、「SCP-1281」。メタタイトル、「さきがけ」から。
13億年前に滅びた、どこかの星から送られた、そしていつか私達もどこか彼方の誰かに送るメッセージ。


このメッセージを届けた「ハービンジャー(さきがけ)」と「博士」とのやり取りも涙腺崩壊もの。
更にこの報告書の未来、あまりに美しく穏やかな滅亡を迎える地球の物語、Tale「たんぽぽが咲く頃に」は、地球が滅んでいる最中だというのに希望に満ち溢れていて、号泣しながらも嬉しくて笑う、「頑張って」という言葉しか浮かばない情緒の大混乱を起こす傑作なので、お勧めします。

「SCP-1281・さきがけ」
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1281

「たんぽぽが咲く頃に」
http://scp-jp.wikidot.com/ykamikura-6


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 そして、どうかその世界に、俺の居場所がありませんように。






魔法少女 ミラクル オラクル 最終話「正義が、愛に敗北する日」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881255277

 本当にサイゴの一行、主人公が思った言葉

 主人公は非力な一般人でヒロインの女の子は魔法少女として現実に現れたエヴァの使徒みたいな化け物と戦っていきます。

 化け物を順調に討伐していてると、時を巻き戻す化け物が出現し、何百回も討伐しようと試しますが何をしても時が巻き戻り、討伐しようが何しようがその化け物が出現した時に戻ります。そしてヒロインの魔法少女が自分の存在や魔法少女としての力を全て使い、化け物がいない世界として世界をまた作り直し、その世界で目覚める所から本編が開始されます。

 その際主人公は何故か前の世界、化け物がいた世界のことを覚えていて、主人公の頭の中に化け物が寄生しているのが分かります(全知全能だが主人公の脳内に結びついてるだけなので全て知ってるけど主人公が行動に移さないと何もできない)

 そして主人公は前の世界では得られなかった幸せ、救えなかったものを救いますがそれでも魔法少女として人柱になった女の子が忘れられず、世界を脳内の化け物の力を使い滅ぼします。

 そして地球があと少しで滅びる時、とある人物と会い、会話をして主人公がサイゴに思ったことです。


(編集:2020年12月25日(金) 23:57) 報告 投稿一覧 Good:0

僭越ながら私も。

アスカの脳裏に、ドイツの父親と母親になった人物が思い浮かぶ。
 抱き合い、幸せそうだった二人。
 嫌悪感しかなかった、何をしてるんだ、死んだママが可愛そうじゃないか、汚らわしいことをしてとアスカは唾棄した。
 なのに今同じような、いやソレ以上の行為をしているのに、アスカの心の中は満たされていた。
 ふと、鏡に写る自分が見えた。
 
 ――――笑っていた、母親となった人物と同じように。
 
(あぁ、私……)
 
 私も女だったんだとアスカは自覚した。
 だから、アスカは躊躇なくシンジの胸に抱きついて笑った。

(「中学二年で死ぬから美少女とフラグ立てたらTSした原作主人公だった件について」re:753, 27話)より抜粋。
思い出深い「エヴァンゲリオン」という作品の「惣流・アスカ・ラングレー」というキャラクターからこの言葉が出てきたことに、喩え難い辛さを感じました。再婚に嫌悪感を覚える無垢さが一瞬で塗り替えられるその様に、入り混じった苦々しさを覚えられずにはいられません。


(編集:2020年12月25日(金) 00:36) 報告 投稿一覧 Good:0

「……謝れとは言わないよ。やり返しもしない。けど、次にちーちゃんに同じことをしたら倍にしてやり返す。その両耳が無くなるまで切り刻んでやる」

「ちーちゃんの服もどっかいっちゃってますし俺の服着せるしかないなって思いましてね! いやー、ちーちゃんの服ってばどこにいったんでしょうか? そういえば焼却炉が何かを勢いよく燃やしていたような気がするなー!! まさか千景ちゃんの服を燃やすような生徒がこの学校に居るとは思いたくないなー!!」

「い、いや、それは……」

「もしそんな生徒が居て学校が匿っているんなら村の外に戻って警察や教育機関に話をしないといけなくなるんですよねぇ!! まぁでも苛めを隠蔽するなんてあり得ない事ですしまさかそんな事起こっているわけがないですよねぇ!!」

ハナトハゲ


「けど俺は嫌いじゃないぜぇ、そういう馬鹿? 成し遂げられるのなら成し遂げるべきだ、最初は何も持たない平凡な人間だったってのに、その想いだけで此処まで血反吐はきながら這って来たんだ、その努力、想い、根性だけは誰にも否定できねぇだろう? 英雄になれない俺からすれば大躍進だ、そりゃ応援もしたくなるってもんよ!」

「――そこにいたんだ、マシュ」

特異点・カルデア 【世界を救えなかった少年の話】

そして、改めて目の前の化物を見る。

目の前の化物が主人公だろうと知った事か。

もう俺はその漫画のタイトルは思い出せても内容は殆ど忘れてしまった。

だから、別に俺はこの化物に抗ってもいい筈だ。

何故なら今の俺はこの世界に生きる『人間』だから。

許せない。隊長を、先輩を、友人を、後輩を殺した化物を俺は許せない。

彼らが死んだ事で悲しむ遺族の事を思うと怒りが込み上げて来る。

許せない。許せない。許せるものか。

 

幸いにも怒りをぶつけるべき相手は目の前にいる。

 

死ぬだろう。

確実に死ぬだろう。

それでも、それでもだ。

俺の中の『意志』が化物を倒せと叫んでいる。

モブが主人公に抗ってみた

意識を失って倒れ込む華々莉を茉莉が抱きかかえる。その様子を帆奈は不愉快そうに見ていた。

 

「……なんでこんなことしたんだろ。むかつく……あたし、帰るから」

マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート南凪チャート

 


(編集:2020年12月26日(土) 16:14) 報告 投稿一覧 Good:0

「杏子……!」

「ううううっ……ほむら、ほむらだよなっ!?」

「……ああ、私だよ、ほむらだよ」

「杏子だよ? わかるよな!? あたしのこと、殺したいわけじゃないんだよな!?」

 

 ……やめてくれよ、杏子。

 私だってね、必死に……自分の思いを押し殺して、決意を固めてたんだぞ。

 

「当たり前だ……! 友達を、殺すわけないだろ!」

 

 なのに……そんなこと言われたら。

 死ぬ決意が、揺らぐじゃないか。

 

「良かった……!」

 

 大粒の涙を流して、杏子は私を抱きしめた。

虚飾の魔法と嘘っぱちの奇跡


(編集:2020年12月26日(土) 16:21) 報告 投稿一覧 Good:0

原作:Fate/
碧く揺らめく外典にて
「いつか眠るその日まで」より

 気づけばヒッポメネスの両手はアタランテの頬に添えられていた。小さな力でしっかりと。互いの視線が逃れられないように伸ばされていた。


穏やかな男、でも悪賢くて、卑怯な男。

そんな男は厳かに、静かに、優しく願いを叶える。




「アタランテ。ずっとずっと君を愛している。そしてこれからも君を愛し続けます。だからどうか……僕と結婚してくれませんか?」



________________________________________________________________

この台詞を口に出すのに、八十と三千年かけてますからね。


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「……………確証は、ありません。当機の演算能力を以ってしても、どういったプロセスを経ているのか、完全な解答を出すことは現状不可能です」

サンラクがサイナに頼んだ事は、説明も参考もなく無茶を通せと言うようなものだ。

だが、サイナは一通り論理的な否定をした後に。しかし、と前置いて彼女を背に前に立つサンラクへと視線を向ける。

「───ですが、当機は非論理的な根拠を以ってこう断言します」

お任せを。

小説家になろうより
シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
https://ncode.syosetu.com/n6169dz/

サイボーグであるサイナのセリフとシーン
クライマックスの一つなので多くは語りません。論理的に分析し非論理的に相手に立ち向かうサイナさん超かっこいい。
他にも熱くなれるシーンがたくさんあるので是非読んでみてほしい作品です。


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まるで子供の癇癪のようだった。
否、癇癪だったのだ。
愛を恐れた彼の精一杯の拒絶で、今まさにスカルあの子の領域へと踏み入れる瞬間に、私は立たされている。
私は出来る限り優しく彼の名前を呼びながら彼の顔を覆う左手へと触れれば、僅かに彼の肩が震えた。

「スカル……大丈夫、私はあなたを傷付けない」
「うそだ……うそだ、うそだ……」
「私はいつだってあなたの味方よ」

固く覆われている左手をゆるりと解いてやれば、それはいとも容易く剥がれ落ち、隠れたアメジストが露わになった。


<中略> 



スカルの瞳から零れる涙を拭おうと指を動かそうとした時彼の体がガクリと傾き、崩れ落ちると思ってしまった私は彼を支えるように抱きしめる。
膝を地面に着いた私と彼の距離はゼロで、彼の体温がレーシングスーツ越しに伝わった。
腕の中で離れようと力の入らない体で暴れる彼を宥める様に背中に回した腕で彼の背を摩さする。
私の白い服が彼の血で赤く染まる中、彼の体がずっと震えていることに気付き私は涙した。

「……ああ、哀れで…愛しい……スカル……泣かないで…」

もう、あなたを傷付ける者はここにいないのよ……と優しく語りかければ、漸ようやくスカルの抵抗が止まる。
耳元で聞こえる鼻を啜る音に、落ち着くまで背中を摩ろうとしたが、彼の零した言葉に私の手は空を彷徨った。
 
「なんで………なんで…俺、だった…んだよ………」

掠れて苦し気な声が  悲し気で哀れな声が  私の胸を突き刺す

「何で………俺が………狂人に…ならなきゃ、いけなかったんだよ………」

狂った偶像を押し付けられた哀れな子共は初めて自らの言葉を発するのだ
心の奥底に閉じ込められた彼自身の言葉を

「いやだ………もう、いやだぁ"………」

血だらけの喉を掻きむしりながら息をしていた彼の本心を

「怖いのも……痛いのも…苦しいのもっ…つら、いのも………」

傷だらけの心が 壊れかけの心が 今にも死んでしまいそうな心が叫んだ助けを

「もういやだぁぁあ"あ"っ…」

それは ひどく か細い 悲鳴だった


Skull


つな*さん作の庭教師ヒットマンREBORN!の二次創作。
原作のスカルに憑依した主人公が狂人と勘違いされながらニートを目指すコメディ。
主人公視点では笑えるコメディ、原作組の視点では完全シリアス。
上記抜粋のサブタイ「skullの本心」では、主人公がダメニートだと分かってても泣けた。


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 VRMMO。

 それはゲームとしては余りに破綻していて。

 その同意規約はまるで全てを諦めろと言っているかのようだった。

 この広い宇宙のどこかに俺たち以外のプレイヤーが居て、出会い、別れを繰り返してきたのだろう。

 そして、今回はたまたま俺らの番だった。

 そういうことなのだ。

 それくらいのことは、何となく察しが付いた。

ギスギスオンライン:194話
https://ncode.syosetu.com/n0776dq/
作品の根底に流れる、主人公、ならびに人類の特別性の否定というテーマ
あるいは本来MMOというものの楽しみが平等さであるというテーゼなのか




キミはどんどん体を悪くしているのに、それに気づかせないように化粧をしてたよな。

 あの時も、俺は気付かないフリをした。

 検査入院している時に、お見舞いにいったよな。あの時も化粧をしていた。

 終わりが始まる少し前、今は可愛くないから見られたくないって言ってたよな。

 こうやって、何も無いところに、キミがいるつもりで話しかけるのを何年もやめていた。別にやめる必要もなかったと、今気づいた。

転生した俺がカッコイイ団をつくるようになるまでの話:17話





「なあ、もういいよ」

 なんのこと?

「キミの写真は全部処分した。不思議だよな。顔を一番最初に思い出せなくなった。手の大きさとか、指の形は覚えてるのに、顔だけが、はっきりしない」

 だからかな、目の前にいるキミには顔が無い。のっぺらぼうの有様だ。

 キミが幽霊になって俺を呪っているという妄想に憑りつかれたのは、いつからだろうか。きっと、キミは俺を恨んでいる。

「この病院に産婦人科は無いんだ。治療に苦しむキミを見るのが辛くて、俺は逃げた」

 理由をつけて、足を遠ざけたな。

 忘れるために博打や酒にのめりこんだ。

 キミはこの病室で、ずっと苦しんでいた。独りで。

「生きている最後に会った時に、キミは、お仕事がんばってと言ってくれたよな。それは、ずっと、俺の中に残っていて、地獄に引きずりこまれるのに相応しいことだと思ってる」


転生した俺がカッコイイ団をつくるようになるまでの話:19話
https://kakuyomu.jp/works/1177354054919304135


前世で内縁の妻を亡くした主人公と、重病の妻から逃避して結果として見殺しにしたことへの罪悪感
内面的な都合のいい贖罪と、そして罪に対する受容
一連の描写はとても生々しくも清らかに感じた


(編集:2021年01月11日(月) 20:01) 報告 投稿一覧 Good:0

「何かあったら、おれ達を頼れ!
 悩みがあったら、おれ達と悩め!
 敵がいたらなら、おれ達と戦え!
 どう思おうと、何を背負おうと関係ねェ!」

「───おれたちは仲間だろうが!!!」

「おれ達はお前を一人で行かせねェ。
 アイツ等はおれ達の仲間に手を出した。これはおれ達に売られた喧嘩だ。だからよォ!」

「グダグダ言ってねェで、黙っておれについてこい! お前の船長はおれだァ!!」


幼なじみは悪魔の子(ワンピース オリ主) 第十二話「仲間」
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=etc&all=11290&n=91#kiji

麦わらの一味を危険から遠ざけるために、一人でエニエス・ロビーへロビンを助けに行こうとするオリ主に対してルフィが言った台詞。


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 私は本が好き。

 恋愛小説も好きだし、歴史小説も好き。ファンタジー小説だってどちらかと言えば好きだし、推理小説は嫌いなものが見つからないジャンルの一つ。

 ただ、どの本にも共通して言えるのだけど、本で言うところの「本章」に当たる部分はあまり好きじゃない。

 じゃあ、何で本が好きなんだって言われちゃうかも知れないけど、それは私にだって分からないことなのだ。

 ただ、冒頭の始まりを読んで、胸をワクワクさせてそっとページを閉じるのが、凄い好き。そして、本章を読まずに、エピローグだけを読んで、あぁ、きっとこんな物語だったんだろうな想像するのが、私にとってとても楽しい。

 そんな本の楽しみ方だって、否定されるものじゃないと思う。

それでも平凡は天才を愛せるか?
https://ncode.syosetu.com/n6792em/

主人公がヒロインに告白するお話。
本章と本性を掛けてダブルミーニングしていたり、自分の人生と本の読み方をかけていたりと読むたびに発見がある小説。


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「むぅ、残念。最後までキー坊と一緒ってわけにはいかないみたいダ」
「そうだな。これでお前ともお別れだ」

 短く、けれどはっきりと別れを口にして、お互いの唇に小さく笑みを刻んだ。不敵に、素っ気なく、けれど真心を込めて――。

「じゃあな、キー坊。大好きだったゼ、オレっちの愛した黒い王子様」
「またな、アルゴ。大好きだったよ、俺の愛した俺だけのお姫様」

ソードアート・キリトライン

キリトが茅場晶彦がはじまりの街で出した幻影のアバターを切りつけたら変なスキルが付いてた話。
お互いに愛して「大好きだった」で締めるこの言葉が好き。


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ハヤトは倒れたままの蔵人に近づき、言った。
「仲間がすまないことをした。この決闘は――」

「――茶番だな」

蔵人がハヤトの言葉を遮った。
そしてふらつく身体で身を起こし、アカリやオーフィアを押しのける。
「勝手にやってろ。くだらない」
そうして立ち上がると、ハヤトを正面から睨みつけた。
睨みつけたというよりは、もはや人として見ていないような、路傍の石、道端に転がる馬糞を見るような目であった。
「だから、すまな――」



「――俺が死体になってから好きなだけ言え。きっと許してくれる」



ドンっとハヤトを押しのけると、蔵人はそのまま歩きだす。
「蔵人さんっ、まだ動いちゃ」
そんなアカリの声も蔵人は無視した。
ふらっと倒れそうになる。
アッという声がアカリから漏れた。

だが、蔵人は倒れることなく、雪白が横からそっと支えた。
ふと見ると、蔵人の荷物は全て雪白がその長い尻尾で確保していた。
「……」
蔵人は無言で、雪白を撫でた。

――ぐぉん

任せて、とでもいいたげな雪白の鳴き声だけが夜の森に響き渡った。
それを最後に、蔵人と雪白は木々の闇に消えていった。


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用務員さんは勇者じゃありませんので
http://ncode.syosetu.com/n4202cb/
「47-暴走③」


主人公:蔵人(クランド)の力を奪ったハヤトと決闘という形で場を収めようとしたのに
結局ハヤトの仲間に邪魔された挙句、死にかけた蔵人に対して
謝ろうとしたハヤトと蔵人のシーン。
ハヤトのせいで要らない苦労や厳しい環境に行かざる得なくなったのに、
約束(※1)を破り色々邪魔された上で謝罪だけで済まそうとしたハヤトに対して
憎悪を超えて無関心になった印象的な箇所で、
死人に口なしの表現がすごくて好きです。
※1:少し前に蔵人が自爆覚悟でハヤトを脅して結んだ約束
   ・俺に対してお前(ハヤト)、およびお前の関係者が、俺や俺の関係者に関わらず、危害を加えないこと
   ・俺の情報一切を漏らさないこと


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「まったく、最悪を想定しろか。人のことは言えないな」

そう言って今頃寝室で寝息を立てているであろう彼女達を思い返す。そう、彼女達。

「アナベル・ガトー、宇宙攻撃軍所属大尉。…性別、女性」

始めの違和感はキシリア様、次いでキャリフォルニア基地の司令であるガルマ様、原作とはずれた作戦日時。そして極めつけは名前通り女性のアナベル・ガトー大尉。ここまで来れば間抜けな俺だって気付く。

「つまり、ここは。俺の知っているガンダムに良く似た違う世界と言うことだ」

震える手を必死で握りしめて誤魔化す。ここまでは上手く行っている、だがこれからは?原作知識というアドバンテージが怪しくなった俺に一体何が出来る?こちらに来てから関わった人達の顔が脳裏に浮かび、それがどうしようも無い重圧としてのしかかってくる。俺が間違えれば、彼らが死ぬ。

「俺は、生き延びさせることが、出来るのか?」

俺の疑問に答える声は無く、つぶやきは大尉の寝息の響く部屋に溶けて消えた。



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起きたらマ・クベだったんだがジオンはもうダメかもしれない
第四十話より

現代日本に生きていた男が起きたらマ・クベになっていたので、原作知識を使って生き残ろうとアレコレしていたのだが、自分とは全く無関係なところで原作が完全崩壊する差異を発見した時の言葉。

第一話において「俺は、生き延びることが、出来るのか?」と自分が生き残ることだけ考えていた主人公が、様々な経験を経て、いつの間にか「自分だけ生き残る」ことだけを考えていた『作品に闖入者』から「みんなを生かす」こと考える『宇宙世紀を生きる一人の男』になっていたと感じさせるシーン。


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『……もう、こうなったら……いまのうちに、やるしかないわね』
『……え!?そんなまさか!?』
『しょうがないわ、私も自分が大事だから仕方ないのよ……』
『……そんな…』

『……自分のためにやるしかないのよ。……せっかくできた念願の義弟だけど、仕方ないわ!段ボール箱にいれて橋の下に捨てに行くのよ!!』

『あぁ、そんな、ひどすぎることできないわ……』
『……でも、他に方法がないわ……』



『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
https://ncode.syosetu.com/n5040ce/
第五話『義理の弟ができました』より


コミカライズ、アニメ化なども行われた著名なタイトル。
『逆ハーレム』『愛され主人公』『悪役令嬢転生モノ』など、なかなかアクの強い材料が、主人公の善良さと底抜けのアホさ加減でうまい具合に中和されています。
上記はそれを象徴するワンシーン。
本人はごくごく真面目に脳内会議で自身の破滅フラグを回避するために義弟(原作攻略キャラのひとり。悪役令嬢である主人公を原作ゲームでは殺害するエンドがある)への対策を立てているのですが、その結果出てくるのが『段ボールに入れて橋の下に捨てる』なあたり、致命的に悪だくみに向いていません。
ちなみに、最終的には『仲良くなればいいんじゃね?』的な結論になり、そのアホさ加減と善良さであっという間に義弟の懐柔に成功します(無自覚)。


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「しかし、これではMTでは無くただのでかい戦車ですな」

「でかい戦車が必要なのだよ。いかんかね?」

起きたらマ・クベだったんだがジオンはもうダメかもしれない

原作ではモビルタンク(MT)というカテゴリで開発中止になりお蔵入りした欠陥兵器「ヒルドルブ」が、本作ではちゃんと評価され再開発、強化された時のセリフ。

地球の過酷な環境では(現在最も評価され、強力に推進されているハズの)モビルスーツでは力不足、今は君達のモビルタンクこそが必要である…な話の後のセリフ。


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 バタンと車の扉が乱暴に開く音がする。
 
 
【おい、そこのウヌ、こっちじゃ】
「あ……ああっ……」
 
 
 しんじゃった。しんじゃった。レゼが、どうして、嫌だ嫌だ嫌だ!
 どうしてこんな突然、予想なんてできない無茶苦茶なタイミングで!?
 死んじゃダメだ!
 
 憂太は呆然としたまま腕を引かれ、事故を起こしたばかりの運転席に誘導される。
 
 
(この子、学生……?)
 
 
 手を引いた少女はそのまま反対側の扉から出ていく。うまく頭が働かない。その一部始終を憂太はハンドルを握りながらぼんやりと眺めていた。
 
 黒い三つ編みの少女は、運転席に座る憂太を指さした。
 
 
【この……人殺しがア!!】
「──うん?」
 
 
 うん?
 
 
 え?
 
 
 徐々に現実に引き戻される。帳が上がっている?
 少女の大声に呼び寄せられ、次々と人が集まってくる。え? ちょっと待て、ちょっと待ってほしい。待ってください。
 
 野次馬の声が聞こえる。
 まだ学生じゃない? 無免許運転かしら。即死だわ……
 
 
「違っ、えっ、きょっ、えっ、ええ、はあ!? えっ、あぁ!?」
【まさか人のせいにするのか……!?】
「違、僕じゃ」
 
 
 違うんです! 違うんです! 違っ、違うって、まって里香ちゃん警察の人には手を出さないで、まって、違います薬物とかそういうのじゃ、あっ里香ちゃん来ないで! 幻覚症状じゃないです、ああ、あああ!? 銃刀法違反!? いやっ、それはそうなんだけど、待って、違っ、あっ、伊地知さん助けて! 待って! どうしてええええ!?!?
 
 
「ええええええええ!? 違います! 違うんですううう!!」
 
 
長々とコピペしましたが、やはりこの乙骨が善良な少女に罪をなすりつけようとする所がサイコーに笑いました。
東京都立呪術高等専門学校二年転校生早川那由多

https://syosetu.org/novel/245931/


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①「パンチラが怖くて、お嬢様ができるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

②「そうよ!

 服を着ればいいんじゃない!!!」


『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』
https://ncode.syosetu.com/n3297eu/

①は主人公の初主演映画『帝都護衛官劇場版 おてんばお嬢様の即興劇!』、②は映画2作目『サムライサメ亡霊VS水着公爵令嬢』での主人公のセリフ。

特に『サムライサメ亡霊VS水着公爵令嬢』は製作費234ドルの『超一流の監督と超一流の女優が真剣に取り組んだB級映画』であり、②のセリフは映画内の唯一のセリフ。本作を見た大統領も食べていたプレッツェルをのどに詰まらせてホワイトハウスの医療スタッフを慌てさせた、とのこと。


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「──白鳥って、どんな声で鳴くか知ってるか」

「……曲も生まれるくらいだし、綺麗な声じゃないのかな」

 

 唐突な質問に戸惑いつつ、律儀な返事をする夏油。

 俺は苦笑をこぼし、そうだよなと頷いた。

 

「想像はそうだ、でも現実は違う。残念ながら美しくないよ。ガチョウと同じで、神聖さの欠片もない野性味あふれる声だ」

 

 自身の頬に垂れかかった前髪を撫で、夏油が目を細めた。

 言葉の要点は掴めなくても、彼は俺の気持ちを察している。

 自分の手元に在る想いを見つめ、ただ、その切なさで胸を軋らせるように言葉を吐いた。

 

「だけど、美しい声で鳴くとみんなが信じてる」

 

 本来の醜い姿を嘘で覆い、美しいものだと飾って盲信する。

 きっと、それでも──と、都合よく自分の信じたいものを信じるんだ。

 その猜疑に満ちた信仰こそ、人の善性だと思う。

 

「俺は、人を信じたい」声に出すと、想いが質量を得て固まるようだった。「他人から与えられたのは呪いだけだ。でも、みんなが持つ善性を疑いたくない」

 

 結論は、呆れるほどに単純だ。

 

「信じたいから呪わない」

 

 それに尽きる。

 自分のなかに蟠っていた感情を整理し、思考が澄み渡る。

 その程度でいいんだ。ヒトに対する自分の在り方なんて。

 吐息を漏らすと、胸が軽くなった。

 

「………………尊い」

 

 なんか夏油が拝み始めた。こわい。ドン引きである。

 それから涙を垂れ流しにしたまま重く諭してくる。……ひとまず涙拭けよ。


術式が囁いてくる
2章 白鳥の唄
16 / AS ONE
わかる、尊い。


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「お前なら俺が知らない技を使うと信じていた。だって『正真正銘のバグキャラにしてチートキャラ』だ。

 ヒースクリフは『公式チート』であり頭脳と戦闘、両方がバケモノクラスの存在。

 原作キリトは『主人公補正』を入れて『公式チート』に戦闘能力だけ近づいている『選ばれし戦士』」

 

 キリトが、キリトを語っている。PoHにその意味を理解できるだけの前知識はなかった。

 

「あの2人に比べ『正真正銘のバグキャラにしてチートキャラ』であるPoHプー。お前は別格だ。全ての能力値の水準が高い。

 頭脳はヒースクリフに匹敵し、戦闘能力も真面目に訓練すれば他の2人よりも最終的には高くなる」

 

 PoHには理解できない説明の途中。

 ついに彼の目は路傍ろぼうの石に向けられる。

 しかしそれは目の前のPoHを見ながら、PoHを見ていなかった。

 

「お前こそ、このアインクラッド編においてもっとも原作者の寵愛を受けし存在」

 

 いら立たしげに、最大限の警戒を彼はPoHにしている。

 両手足を斬り落とし、首すらも切って。

 それでも安心できない。

 

 死ぬその瞬間まで、気を休められないのだ。

 

「そんな『ストーリーを動かす駒』を、凡人で、しかも原作知識にすがっているイキリトごときが、簡単に倒せるなんて誰が思うんだ。

 ははっ、そんなことを考えられるほど俺は自意識過剰じゃねぇよ」

 彼はここからPoHが突然覚醒して、自分を殺すことも想定していた。ここから心意システムを使えるバケモノ同士の殺し合いが起こると、本気で考えていた。

女神アルゴに惚れて、原作キリトを超え、カヤバーンを口説き、イキリトは伝説となる
本編
13ダンス・イン・ザ・ダーク
PoH目線のイキリトの意味わからなさがヤバイ、怖い。


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「私の人生は、決して間違っていなかったんだ」

この〇〇のない世界で
 このゴジラが生まれた世界で より
 
特撮の父とも呼べる人が上京せずゴジラが生まれなかった世界で、
老いても映画を諦めきれなかった「彼」が、
残りの人生をかけて、主人公をはじめ多くの助けを借りて「ゴジラ」を作り切り、
その集大成たる映画のスタッフロールを見ながら溢した、最後の言葉。


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「――『行くな』って言ったら、貴女止まる?」

東方先代録
風見幽香のセリフ

話数はあえて書きません。どれもいい話なので是非読んで探してみて下さい。このセリフだけでいろんな気持ちが伝わるのすごくないですか?


(編集:2021年05月09日(日) 05:47) 報告 投稿一覧 Good:0

トムとネビル
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11220417#14

怒りと和解、そして

「君ごときに哀れまれるなんて我慢が出来ない。純血でなくても僕は魔法使いだ。君よりも魔力が強い。僕は強者なんだ。生まれも育ちも関係ない。血の濃さが魔法使いとしての強さと比例するわけじゃないだろう!」

「左様。魔力の強さが、人の強さと比例しないのと同じように」


破壊の御子
https://ncode.syosetu.com/n1980bm/40/

「僕たちは死に場所を求めているんじゃありません。生きるための場所を作ろうとしているんです」

第39話 戦士


「わしを戦士と呼び、その力を貸せと言う意味を知っているのか?」

蒼馬は力強く、うなずいた。

「それならば、わしから三つの要求がある」

「要求ですか?」

ドヴァーリンは三本の指を立てる。

「まず、ひとつ目は食い物。腹いっぱい食わせろ」

「もちろん。『腹が減っては戦はできぬ』と僕の故郷でも言うぐらいですからね」

蒼馬の返答に、ドヴァーリンは一本目の指を折る。

「ふたつ目は、酒。もう、何か月も飲んでおらん。種類や質は問わんから、とにかく浴びるほど飲ませろ」

「わかりました。どれほど飲まれるかわかりませんが、できるだけご要望に沿えるようにします」

二本目の指を折ったドヴァーリンは、顔に暗い笑みを浮かべると最後の要求を言った。

「わしに相応しい死に場所を用意しろ」

ドヴァーリンも馬鹿ではない。

たったこれだけのゾアンたちだけで、人間を相手に勝てるとは考えられなかった。
よしんば街を落とせたとしても、次に待っているのは本腰を入れた人間の軍隊である。とうてい勝てるものではない。

それならば華々しく戦って死ぬことがドヴァーリンの望みであった。

「それはお断りします」

しかし、蒼馬は一切の躊躇なく、それを拒絶した。

「なに?!」

「僕たちは死に場所を求めているんじゃありません。生きるための場所を作ろうとしているんです」

それは、勝つと言うことだ。

わずかとはいえ言葉を交わし、蒼馬がまったく先が見えていない愚か者ではないと言うことはドヴァーリンにも分かっていた。

街を落とす困難さ、その後にやってくる人間の軍勢との絶望的な彼我の戦力差。それが分からぬわけがない。

それなのにこの絶望的な状況にあってなお、その先の未来を見据えている蒼馬はドヴァーリンの理解の範疇を超えていた。


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廃神様と女神様Lv1
https://ncode.syosetu.com/n2399bo/
羅刹の姫、決別の猿 より

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 「知らねえよッ!知りようがねえッ!俺はお前じゃねえしお前は俺じゃねえッ!」



 そう、それは簡単な事だ。



 「人間誰しも何かを抱えて生きてかなきゃなんねえッ!冗談じゃねえッ!どいつもこいつもッ――俺だってそんな簡単な人生歩んでる訳じゃねえんだッ!理解なんざ、求められても困るんだよッ!関わってらんねえんだよッ!関わってくれんのかよッ!手一杯自分をやんなくちゃなんねえんだからッ!」



 ふらふらとマシラを押しのけ、俺は大きく息を吸い込む。

 吐き出した言葉が力になる。



 「――甘えンなよ。いい年こいた大の男が人様にベラベラ事情なんざ語ってんじゃねえ。墓の中まで抱えて死ね。恥はねぇのか、恥は」



 吐き出した血を拭い、目にかかる前髪を掻き上げる。

 ばりばりに固まった血で固めると、大きく息を吐き、震える。



 「――みっともねえ姿なんざ、みせてられるか」

----------------------------------------------------------------------------------------------------

VRMMO世界に割とガチな方の廃人が転移してデスゲームする作品です。
こんな格好いいこと言ってる主人公ですがネットスラングや(当時の)時事ネタも沢山突っ込んできます。
学生時代に出会って人生観を変えてくれました。


(編集:2021年05月13日(木) 05:45) 報告 投稿一覧 Good:1

Fate/GRAND Zi-Order ーRemnant of Chronicleー



「信じるか、信じないか。受け入れるか、受け入れないか。

 それらはそれぞれ別の選択肢だ。

 信じられるものは信じられるとして受け入れる。

 怪しいものは怪しいものとして受け入れる。

 彼女たちは、信じられるものも信じられないものも、等しく受け入れて前に進む」

 

「警戒心が欠如しているだけだろう」

 

 呆れるように鼻を鳴らすアーチャー。

 彼の言葉に一度頷きつつ、男はそのまま言葉を続けた。

 

「確かにそういう面もあるだろう。だがその上で、得難い感性だ。善良の素質を持つ人間が、善良な先達に恵まれ、善からぬ事態に見舞われながらも、しかし善き人生を歩んできた。

 無垢なだけというわけではなく、理解してそれを選んできたのだ。そういった人間はそうはいない、かといって似たような人間が皆無というわけではない。平凡という評を逸脱しない、しかし紛れもなく善良な者。だからこそ、私が勝負を賭けるに足る」





 第三話である「魔法のメイク」より、敵の視点で見た藤丸立華の人物評価。

 どう考えても一般人というより逸般人な感じになっていっている立華ですが、二次創作とはいえこの評価をもってして考えると「根本は一般人の範疇をギリ超えない」という塩梅の認識何でしょうが、なんというか「そう考えると確かに藤丸立華は、マシュ・キリエライトが人間の「先輩」と考えるにふさわしいなぁ」といった感慨深い感じになりました。


(編集:2021年07月15日(木) 20:17) 報告 投稿一覧 Good:0

「アルベド」

 いつの間にか、誰か立っていた。スーツ姿に眼鏡をかけた、尻尾の生えた悪魔。第七階層守護者、デミウルゴス。アルベドと同程度の頭脳を持つ、同胞。
 彼は、アルベドに優しく話しかけてくる。

「玉座の間が貴方の待機場所でしょう。どこに行こうとしているのです?」

「…………」

 口調は慈愛に溢れていた。しかし紡がれた言葉ははっきりとアルベドの罪を告げていた。
 その事に背筋が震える。視界が滲む。立っていられない。
 けれど――アルベドは再び足を動かした。

「アルベド」

 歩く。

「やめなさい」

 歩く。

「至高の御方々から与えられた役目を忘れたのですか?」

 歩く。

「アルベド」

 歩く。

「やめなさい」

 気づいた。

「やめなさい」

 デミウルゴスに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

「やめてくれ」

 心の中で、必死になって頭を下げた。

「頼む」

 デミウルゴスの声には恐怖と懇願が混じっていた。

「やめてくれ、アルベド」

 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
 必死に謝りながら、懇願を振り払って足を進めた。第六階層の手前、階段まで辿り着く。
 背後から、デミウルゴスの涙交じりの忠告が聞こえた。

「――――きっと、いいことなんて何も無い」

「――――ぁ」

 心が折れそうになった。その一言が、何よりもアルベドの心を砕く鉄槌だった。





モモンガ様ひとり旅《完結》
原作:オーバーロード 第二話「支配者のいない王国」より。

原作と違って別の地域に放り出されたため、プレイヤー寄りの思考で未知の冒険へと足を進めていくモモンガ様。
それを知らず、大墳墓の中で何日もひたすらに帰りを待ち続ける守護者たち。

きっと真っ先に答えに辿り着いているのに、それを確認したくないデミウルゴス。
何度も迷い震えながらも、奇跡に縋って答えを確認せずにはいられないアルベド。

やり取りの中で、デミウルゴスの忠告が懇願に変わっていく流れは本当に秀逸。
そしてアルベドが気づいたように、きっと二回目の「やめなさい」の時点で彼の声は…
創造主への愛と、愛されなくなる恐怖をまざまざと感じさせられて、思わず涙が出ました。


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「セイバー、君は『納得』していないんだろう? 君は王であることを誇りにしているし、その国が亡ぶことは宿命何だろうけど、その結末が『納得』出来ない……違うか?」

「……ああ、そうだ。私は納得が出来ていない。我がブリテンが救済できなかったことに納得が出来ない。そう予言されていたとしても、そうであることが正しいのであっても、私は我が身を捧げた故国が滅んでいくことには納得が出来ない!」



Fate/Zero ゼロに向かう物語

聖杯問答でのジョニィ・ジョースターとセイバーとのやり取り。マイナスをゼロに戻すために奇跡に縋りいて、そしてゼロに戻った男と祖国を救おうと奇跡に縋りつこうとしている少女の一幕です。


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 「わた…あ、たがね、」



『隅でいいです。構わないでくださいよ』より抜粋。
 https://ncode.syosetu.com/n6714cq/

この1文だけでは何のことかさっぱり分からないと思います。
この台詞は、主人公の少女が燃え盛る炎の中で最期に紡いだ言葉。
肌は熱に炙られ、喉も焼ける灼熱の中、夢と現実の境も曖昧な朦朧とした状態。けれどもそんな状況で、彼女はとても幸せそうに言葉を零しました。

陥れられ、見捨てられ、殺されても、変わらなかったもの。
死にゆく彼女の傍には、彼が寄り添ってくれていたから。

ずっと素直になれず言えなかった気持ちを、ほんの少しでも…と発した言葉。けれどもそれは意味をなさない音の羅列になり、途切れて炎に呑まれてしまいました。
そのリアルさがとても切なく、何を言おうとしたのか分かってしまう読者には悔しさともどかしさ、感動をくれるのだと思います。


(編集:2021年11月04日(木) 00:02) 報告 投稿一覧 Good:0

アホ毛の立った、なんともすっきりしない、如何にもうだつの上がらなさそうな三十路が出てきました。彼の名は、ロマニ・アーキマン。人理継続保障機関カルデアに務めていた、どこにでもいる一人の人間でした。

〈中略〉

特異点Fから、終局特異点までの長い長い聖杯探索。2016年に完結したその物語の終わりに、ロマニ・アーキマンという男の姿はありませんでした。

〈中略〉

ロマニを捕まえることは出来ません。何故ならロマニは人間でしたから。サーヴァントのように足元に紋様は出ていませんし、それはアプリの正しい挙動です。


ソロモンは出てきません。何故ならソロモンは英霊の座から消去されてしまいましたから。例え流星の降る夜だったとしても、それはアプリの正しい挙動です。

彼は2017年のカルデアには居ないはずの存在です。その彼が、主人公に。そして、プレイヤーに向けて手を振っているのです。エイプリルフール。一日限りの、嘘の許される日に。



それはまるで、黒猫の使い魔の見せる夢のようでした。

それはまるで、タタリの引き起こした夏の夜のようでした。

それはまるで、終わらない聖杯戦争と約束の四日間のようでした。



さようなら、ロマニ・アーキマン。
さようなら、ドクター・ロマン。

僕は明日へ向かいます。

https://cr.hatenablog.com/entry/2017/04/02/011949

何故俺はFateのポケモンGOパロディアプリで三十路の男が手を振っているのを見かけただけで泣いたのか


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異世界転移後の日本が保有する物質が枯渇するまでの推計。

食糧は1~1年半。

燃料は4~6ヶ月。

金属は半年~1年。

弾薬は大規模戦闘1回分。

etc.

巷で報道されている数字。



その行為が、何を意図しているかは明確だ。





「・・・正式な書類、ですか」

「世界銀行の経済予測並みだ。基礎数値も前提も根拠もない」



60年代に『このまま推移すれば』と『ソビエト連邦が世界経済を制する』と予測したのは実話ジョーク。

80年代には『このまま推移すれば』と『中華人民共和国が世界経済を制する』と予測した。



「やめてくださいよ」

と笑う中国国連大使。



何も間違っていない。

『このまま推移する』根拠がなく、情報非公開社会の『公式数値』を使って単純計算しただけだ。



それと同じ。



官庁のレポートは概ねウソではない。



決算書に例えれば、検察官の都合次第で『粉飾決算』と見なされない余地はある、くらいに。



転移し地球人類社会と隔絶した今、



『転移前の人類産業との連携』



を前提に、



『日本列島の生産力を最大稼働させた場合の消費』



という条件が記載されていないだけだ。



結論に合わせて数値情報を集めているなどご愛嬌。





「数字は何も証明しない。しかし納得させる」

英国首相が嗤う。

「統計学が詐欺師の口上になったのはいつ以来かしらね」

一人を除いて安保理メンバーがため息をついた。



米国大統領は表情を変えない。

「正しい数値を知ってるね?」

肯かざるをえない。





食糧。

気象条件にもよるが自給可能。多少献立を変える必要はある。



燃料。

自家用車も民間機もTV放送もネオンも省けば15年は余裕だ。

ただし地殻のデータが無くなった以上、原子炉は順次停止する必要があるが。

すでに『海外資源とのコスト比較』の観点から閉山した炭鉱は再開された。

太陽光、風力、潮力などなど『相対的コスト高』で導入されていなかった代替技術を普及させれば自給も視野に入る。



素材。

金属など鉱物は30~40年以上。一般社会を維持するならほぼリサイクル出来る。

石油由来素材は代替可能。

『国際競争力』を無視すればレアメタル関係にも支障はない。


「完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争」
 https://ncode.syosetu.com/n7336cs/

石油なり資源なりが全く足りないってよくあるけどそれ輸出大国の日本がそのままの生産量必要もないのに維持した場合の話ですよねっていう


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『どうしたのです?』
「…なぜ…恨まない…?」
『なにを?』
「私を」

昔、幼かった娘がしたように頭を腹に擦りつけて甘えるアルジュナの髪を無意識に撫でながら、「うぅん…」と唸った。
人格が崩壊し、ただそこに在るようになりつつあるアルジュナの行動を疑問に思うが、先に彼の質問に答えるべきか。

『もちろん、恨んでおります。あの人がああなったのは、貴方がそうしたからでしょう?』

どうやったかは知らないが既に、アスクレピオスの中にエピオネという存在はない。
彼にあるのは、優れている自分を恐れ、死を克服する人類に怯え、世界の秩序を優先する神に絶望した怒り。
そして、女神エピオネは彼の味方では無く神側の存在であった。
人間が蘇生することを良しとせず、世界の秩序、断りを捻じ曲げることを許さず、輪廻を重んじた…彼にとって許せぬ神の一柱。
『僕の味方でなくていい』
それでも、傍に居てほしいのだと私を抱き締めて言ってくれたアスクレピオスがあのサーヴァントの中にいないのだとしても。
彼は私の夫で、私が自分で手にした奇跡のような運命で、愛しい人だから。

『味方にはなれないけれど、傍にいると約束しました』

たとえ、その美しい色合いを持つ瞳に私を映してくれなくても。
低く凪いだ声で、私の名前を呼んでくれなくても。

『だから私は彼の傍に、ただ、います。彼が決めたというのなら、それがたとえ誰かに歩まされているのであっても、傍にいます。味方になれない私に許されるのは、それくらいですから』

愛しい、愛しい、私のあなた。

『愛しているから、傍にいるわ』




「医神の妻はマイナー女神2」より
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12883333#3

Fate世界のアスクレピオスの妻であるエピオネになってしまった女性が主人公。
自分が読んできた中でトップクラスに美しく「愛」を表現していると思います。


(編集:2021年08月09日(月) 01:21) 報告 投稿一覧 Good:0

「諸君、私は死ぬ。山に残る、全ての戦士たちも死ぬであろう」



 その言葉に、人々は静まり返った。

 君主アウルヴァングルの言葉は、死にゆくものの言葉であった。





「――だが、《くろがねの国》を死なせてはならぬ」





 その言葉は、静かな決意に満ちていた。



「諸君。私は諸君を、己が子の如く思っている。

 その諸君に、このような身勝手を命ずる苦しみに、我が胸は引き裂かれるようだ」



 だが、敢えて命ずる。

 君主アウルヴァングルは言った。



「生きよ!」



 君主は言葉を続ける。



「故郷を失い、汚辱と悔恨に塗れようとも! 山を下り、生きよ!

 それこそが、私が諸君に命ずる戦いである!

 諸君は逃げるのではない、異なる戦場を今より預かるのだ!」



 大広間に声が響き渡る。



「我ら王と戦士は、誇りを守り名を守り、祖霊の眠るこの山でみな死のう!

 諸君は誇りを捨て、生に全てを賭けよ! 炉の火を絶やしてはならぬ!」



 そうして彼は、大きく息を吸い、もう一度だけ叫んだ。



「諸君、生きよ! 生きて戦え! 再起の時まで!」



 それが、





「――これが、我が最後の命令である!」

最果てのパラディン〈第三章:鉄錆の山の王 前編〉7より
https://ncode.syosetu.com/n5115cq/74/

これはもう三章屈指の名シーンですよ
これぞドワーフ
これがドワーフ
コミカライズの同シーンの演出がまた最高でね……!
最果てのパラディンはここに限らず名言だらけで、是非読んで欲しい作品です。今秋アニメ化もします!


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「……ねぇ、弔くん」
 
「なんだ、月無」
 
「人の期待って、嬉しいね」
 
「あぁ」
 
「弔くん」
 
「なんだ、月無」
 
「人の優しさって、嬉しいね」
 
「……あぁ」
 
「弔くん」
 
「なんだ、月無」
 
 そこで、ここにきて初めて弔くんと目が合った。
 
「知ってたけど、わかってたけど、お別れって、悲しいね」
 
「……、あぁ」
 
 でも、いつまでも悲しんでちゃダメだ。けど、今日だけ、今日だけは。
 
 悲しむこと、許してくれてもいいよね。先生。


【完結】僕の『敵連合』
僕のヒーローアカデミアの敵、「敵連合」。そのトップ二人である主人公と死柄木弔が先生から自分達次の世代にバトンを渡された直後の会話。


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泣きそうになっている方の反対が大丈夫ではなくて、終わりの言葉と感謝の言葉を述べている方の反対がもっとずっと相手に感謝している。

 逆なのだ。

 ユザレはティガの現状を見て、感謝よりも強く、自分を責める。

 そしてティガは、ユザレよりずっと大丈夫ではないのに、ユザレのための言葉を絞り出し、絞り出し……もう、限界だった。 

「なんて言うんだろうな、これ」

 こんなに摩耗した人間の声を、ユザレは聞いたことがなかった。

 

「……ああ、そうか。疲れたんだ、僕は」


「―――」

 
「もう行くよ。ここでお別れだ」

 

 三千万年消えることのない後悔が、遺伝子に刻まれた瞬間だった。

夏空の下、ウルトラマンは、友をいじめた子供達を虐殺した


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泣きそうになっている方の反対が大丈夫ではなくて、終わりの言葉と感謝の言葉を述べている方の反対がもっとずっと相手に感謝している。

 逆なのだ。

 ユザレはティガの現状を見て、感謝よりも強く、自分を責める。

 そしてティガは、ユザレよりずっと大丈夫ではないのに、ユザレのための言葉を絞り出し、絞り出し……もう、限界だった。 

「なんて言うんだろうな、これ」

 こんなに摩耗した人間の声を、ユザレは聞いたことがなかった。

 

「……ああ、そうか。疲れたんだ、僕は」


「―――」

 
「もう行くよ。ここでお別れだ」

 

 三千万年消えることのない後悔が、遺伝子に刻まれた瞬間だった。

夏空の下、ウルトラマンは、友をいじめた子供達を虐殺した


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この手紙を書いている今日にでも、私は捕えられ、やがて見せしめにでも処刑されるのでしょう。
まだまだ肌寒い季節なので、さらし首はやめてほしいかなって。ちょっと思います。

―――春はまだ来そうにありません。残念です。
一度でいいから、あの子と貴方と三人で、彼処へ行って。青い花の上で泳ぐ星を見てみたかった。
……そんな日、きっと来ることはないのでしょうけど。



ああ。

ああ、アーサー。

私の唯一。私のすべてのひとつ。

今日もまた、貴方に恋をしていました。



最期にもうひとつ。もしも願いが叶うのならば、



―――貴方に、



「また、逢いたいなあ」












なんて。


春はまだ来ない。


原作:Fate
サナム伯爵令嬢は春を待つ

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11007718#6

イギリスの伯爵令嬢になった主人公が、アーサー王へ最後に送った手紙より抜粋。

「今日もまた、貴方に恋をしていました。」の一文が特に好きです。


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大分温度差ありますが、2つ程

モンスターハンター 〜故郷なきクルセイダー〜
https://syosetu.org/novel/76619/
特別編 追憶の百竜夜行 其の十二 から
「ナディア、これだけでは足りん! 回復薬グレートが必要だぞ!」

「ならばこの場で調合します! ハチミツください!」

「心得たッ!」

通称「ふんたー」と呼ばれる害悪、迷惑プレイヤーの定番ネタと知られる「ハチミツちょうだい」ですが(特別編 追憶の百竜夜行 其の一でも「調合した薬品を高値で売り付けるため、ひたすらハチミツを強請るハンターまでいるという噂もある」とネタにしてる)、まさかこうも緊迫した場面(戦闘に巻き込まれ火だるまになった里守に通常の回復薬を飲ませるが、効果が弱かった)で決め台詞にできるとは、と感心する一方、(特に使用してる場面もなかったので)「いや事前に用意してなかったんかい!」とツッコミも入ってしまいました


グリムロックは宇宙最強
https://syosetu.org/novel/223349/
訣別 から、
「傀儡とは言え立派な役職貰えりゃ偉くなったと勘違いするかもしれねぇがなぁ、達者な口先だけで何でもかんでも上手くいくと思ったら大間違いだぞ」











「修羅の世界で粋がりたけりゃ、鬼か悪魔にでもなってからにしろ」

現実逃避の末、ハジメに責任転嫁で勝手な理屈を並べて「決闘しろ」と惨めに喚く光輝に対し、ストレイフがボコした末に吐き捨てた罵倒です
これに限らず同作では原作のどこか生温さとご都合主義をぶっ壊さんばかりに勇者パーティへのヘイトが凄まじく大惨事(&生徒の犠牲)多発してます


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誰かと被ってるかもですが


(前略)

 そうして、書き上げたものこそが本書。

 感謝と願いを込めて、素人が拙いながらも懸命に綴った、私の勇者の物語である。

 

 この物語を、既に終焉が近いというハイラルの時代が終わりを迎えるその時まで、一人でも多くの人達に広めること。

 そして、今の世が終わってしまった後の新たな人達、新たな時代にまで伝えること。

 これが私の、運命に翻弄された三人の最後の一人としての、生涯をかけて全うすべき務めであると心に刻む。

 百年、千年の未来では叶わなくとも。

 万年、億年の未来でならば、もしかしたら。

 彼が目覚め、何の運命も強いられることの無い新たな世界で、新たな人達と共に、笑いながら過ごしてくれるかもしれないから。

 どうかこの伝説が、この想いが、遥か未来の人々にまで届きますように。



成り代わりリンクのGrandOrder 外伝
第25話 「知恵の姫」より。

トライフォースを巡る因果に終止符を打つため、女神ハイリアによって全ての知識を与えられた「勇者」は、すべてを知った上で、与えられた使命ではなく、「姫」を守りたいという自身の思いに殉じた。
「勇者」が永い封印の眠りにつき、一人残されたゼルダは、彼が遺した歴代の「勇者」の物語を完結させ、これを「勇者」の伝説として後世に残すことを「知恵の姫」として誓った。
「ゼルダの伝説」の最後に綴られたこの願いは、ハイラルが滅び、やがて再び人の文明が栄え始めた時代、ウルクに君臨する黄金の王へと、確かに届き、そして叶えられた。


(編集:2021年08月26日(木) 01:31) 報告 投稿一覧 Good:0

「知識は力、力とは筋肉。すなわち筋肉は知識だ。つまりこの戦い、始まる前から俺の勝ちは決まっていたんだよ」

「暴論にもほどがありますけど、私たちが何を言っても負け犬の遠吠えにしかならないのがまた」

女神さまのお気に入り(131話)


ババンバするという言葉に違和感が感じられなくなってきた今日この頃、皆様におかれましてはいかがババンバされてますでしょうか。私は頼れる仲間と共に今もババンバに励んでおります。

戦いに卑怯もクソも(137話)


「フッハハハ!無様、いと無様なり我が妹アンド親友よ。恥も外聞も投げ捨てたシャチ二頭でペンギンの一羽も捉えられないとは、この極寒の海で生きるカロリー計算はできてるか?」

(中略)

「そして今!俺は!海の中にあってシャチを超えた!跪け、この皇帝の前に!!」

これが昔からの夢だった(番外編9話)

ダイブ・イントゥ・ゲームズhttps://ncode.syosetu.com/n9452fk/というなろうのオリジナルVRゲーム小説です。
信じられます…?これ全部おんなじ小説からの出典なんですよ。ゲームは別々ですけど。上から双六ゲーでクイズ系ミニゲーム後、蛮族ゲー(説明不要)、海洋ゲーペンギン(主人公)vsシャチ二匹(妹と親友)です。



 その少年が鬼の頸を刎ねた時、鬼舞辻無惨は人知れず溜息を吐いた。
 落胆ではない。
 安堵の吐息だった。

 その少年の腹に鬼の爪が食い込んだ時、鬼舞辻無惨は叫んだ。
 喝采ではない。
 慟哭の叫びだった。

 その少年が藤の家に運び込まれた時、鬼舞辻無惨は遺体を奪った。
 喰うためではない。
 生かすためだった。

(中略)

 それは彼との思い出。玻璃の如く透き通ったあの年月。鬼の人格に侵されていくうち、善性と一緒に削ぎ落した麗しき記憶。ああ、私の良心はきっとお前の形をしていた。

月の呼吸に後継はいない。(鬼舞辻無惨の親友ですが。 4話)

鬼舞辻無惨の親友ですが。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11895329というpixivの鬼滅の刃の二次創作の小説です。
無惨様視点で、主人公の死姿にようやく主人公(親友)のことを思い出し慟哭する場面。声に出さないのは流石弱音を吐かない無惨様。他にもこの小説は綺麗な台詞、描写がたっくさんあります。ギャグもある。


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 読者よ。親愛なる読み手よ。

 こうして二人の旅ははじまります。
 こうして二人の物語は幕を開けるのです。

 冴えないユカ。
 取り柄なしのユカ。
 七光りと威光の申し子の、情けないユカ。

 けれど、彼の傍には常に彼女の姿がありました。
 百千万の人生を繰り返しても二度とは望めぬ友情がありました。
 意地っ張りで涙もろく、そしてなにより友達想いな、リエッキという親友がいてくれました。

 だから、読者よ、何度でも申しましょう。
 これは、最も幸福な男の物語なのです。

「図書館ドラゴンは火を吹かない」
https://ncode.syosetu.com/n8001by/

一章の最後の地の文。他にも色々ありますが、ここが一番印象に残ったので。
全体的にハイセンスで、読者を引き込んでくれる良い作品です。


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誰だって死は怖いはずだ。

 俺だって一度は死んだはずなのに、また死ぬと思うと怖い。

 橘ちゃんは若く、やり残したこともたくさんあるはずなのに。

 それでも、苦しみを彼女は受け入れようとしている。

 こうして悲しみを俺に吐き出してくれている。

 こんなふうに、彼女の心を慰めることができるのであれば、少しでも良かったと思えた。

 

「橘ちゃん……初めての馬に俺を選んで、よかったかい?」

 

 橘ちゃんは顔を上げて、涙声混じりに言った。

 

「……何度も言ってるじゃん? 最高の馬だって」

「よかった……本当に」

 

 ……ん?

 

「……会話通じてない?」

「本当だ。なんでだろうね……不思議と、わかる気がするんだ」

「……そっか」

「そうなんだよ」

 

 しばらく、風に揺れる草木を見つめていた。

 人の営みと喧騒からかけ離れた、隔絶された世界で二人きりになったみたいだった。

 

「またいつか……グレっちと一緒に走れたらいいな」

「……走れるさ。きっと」

 

 それからも俺と橘ちゃんで色んな話をした。

 生まれてからのこと、調教のこと、ほかの馬のこと、競走のこと……橘ちゃんからも色んな話を聞いた。

 スタッフのあんちゃんが関節を外し、縄抜けして追いかけてくるまで、ずっと、ずっと。

 爽やかな風が吹き抜ける、北海道の夏のとある一日のことだった。

名バ列伝『グレートエスケープ』【完結】
ウマ娘二次であり競馬二次、最近流りの馬転生モノの競走馬パートにおけるダービー後のある日の話。末期ガンでいつ死ぬかもわからない馬主の橘ちゃんを鞍上にしたグレートエスケープの姿が、とても印象的でした


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「諦めが肝心だと思うぜ」

提督の声色に滲む、僅かに隠し切れない心が龍驤の視線を下げる。

地面に、線が引かれていた。

他の誰にも見えない、一本の線。

ここで素直に踏み止まり、防衛戦に参加するのが最も賢明な選択なのだろう。
軽空母とは言え1個の航空戦力、間違いなく有効な遣い方が出来る。


「不器用でな」


何せ加賀の同期やからなと、声に出ない内心。
 

「前に出るしか、出来る事を知らん」

 
そして、何の気兼ねも無く踏み越えた。

霊的な視界の中、周囲の霊魂が喝采を挙げる。

―― それでこそ龍驤だと

我らは前に進むモノ、と。

妖精が、怨霊が、世界の負の側に在る諸々が騒ぎ立てる。


「首狩り戦術か」

「ちょいと有象無象を掻い潜り、指揮官の首を獲ってくるわ」


笑いながら、夢の様な事を言い合った。

水上の地平線
南冥大侵攻という千超えの深海棲艦が向かってくる中、龍驤が首狩りに向かうために出発する直前の会話






あちこちの繊維が解れ、傷だらけの編み笠。

 くすりと、自然と微笑みがこぼれた。

「こんなになるまで使ってたんだ……あとで縫ってあげないと」

 上体を起こして、手に取った。

「よいしょ、と」

 
 かさり、と。

 編み笠の内側から、煤けた花弁がそばに舞い落ちた。

 

「え──」

 

 言葉を失う、弾かれたように、編み笠の内側を見た。

 時間が止まる。
 体のあちこちが電撃に打たれたみたいに痺れて、まともに機能しなくなった。
 それなのに、涙ばかりがたくさん出てきた。
 感情を制御する弁が壊れてしまったみたいに、ボロボロと。

 嗚咽をこぼし、唇を震わせて。

 それから、ようやく。

 

「なによ、なによ……ばかぁぁ…………!!!」

 

 口をついて出た悪態はひどく頼りなくて。

 リツカは、編み笠を力いっぱい抱きしめた。


 ──とっくに枯れ果てた寒白菊の花輪に、何度も涙が落ちた。

鬼斬り以蔵
岡田以蔵(fate)を鬼滅の刃に入れた作品。これはラストの部分だが、物語の始まったあたりで以蔵は「寒白菊の花輪」をもらった後にどっかにやってしまい、リツカに怒られている。
この最終場面では、既に以蔵は居なくなっているので...


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人生のプラスとマイナスは待っているだけでは駄目なのだ。
 マイナスをゼロにするための誰かが、何かが必要なのだと悟った。

現代でモンスター駆除業者をやってたら社長が赤字を何とかするために無理をしたせいで社員のほとんどが死んだからずっと一人で仕事をしてたら凄いことになりました
https://ncode.syosetu.com/n5014gc/
人生はプラスとマイナスは吊り合うと言う教えを信じていた姉妹が幸せになる為にはそれだけでは足りないと悟ったセリフ。


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鋭い眼差しを、世界に向ける。

「私が見た地獄を! そして未だに弱き人々が見ている地獄を! 産み出した一端がGHにあることが許せない! 許せるはずがない!」

ゆえに、とマクギリスは吠える。

「私は今この場を限りにファリドの名を捨てましょう! そしてGHに、この世界のあり方に反旗を翻す! 私はただのマクギリス、『反逆者マクギリス』として、GHの罪を弾劾し、世界のあり方を変えると! ここに宣言致します!」

後の世に言われる反逆者マクギリスの乱。その幕は切って落とされた。

イントルード・デイモン
鉄血のオルフェンズの二次創作。クーデターを起こしたマクギリスが、自らの経歴とGHの悪行を全世界に暴露するシーン。GHの権威を完全に破壊する一手であると同時に、マクギリス自身もただではすまない諸刃の策。覚悟を決めたマクギリスが格好よかった。


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不死身のコーラサワーあらため幸せのコーラサワーになりました

機動戦士ガンダム00の製作陣にも視聴者にも愛された皆の炭酸ことパトリック・コーラサワーがセカンドシーズンの最終回で言ったセリフ。

戦争が題材になってるだけあって悲惨な描写も多いガンダムシリーズの中でも最後が幸せになってるのが多い00だけども、意中の上官でもあった女性を見事に射止めてシンプルド直球にハッピーエンドだったのが今でも印象的。


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春は夜桜、夏には星。秋には満月、冬には雪。それで十分酒は美味い。
それでも不味いんなら、それは自分自身の何かが病んでる証拠だ。
るろうに剣心より、比古清十郎。
何気ない風景でも、それを見て感じるものがあれば充分に楽しめる。逆に心が追い詰められていたら、どんなに美しくても美味しくても、何も心に響かない。現代社会のあり方に突き刺さる言葉だと思います。


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『生きる気もなく、既に死した亡者である某それがし。
 守りたいものがあり、今を生きようとする貴様。
 どちらが残るべきかなど語るまでもない。生きよ。貴様にはその価値がある』
 
 男の価値は決断で決まると断じる幽霊は、他人のために決断することができる少年の価値を、最後の最後に肯定していく。
 
『生きて、生きて、生きて……この広い世界を、見て回るがいい』
 
 幽霊の姿が、完全にかき消える。
 
 
 
 
 
『貴様のような者でさえ、素晴らしい友と出会うことができる、この素晴らしい世界を、な』
 
 
 
 
 
 通りすがりの幽霊は、ただの一度も名を名乗らないまま、少年に言葉を残して消えて行った。
 
『心定まらぬ時は、右の拳を握れ。右の拳を見よ』
 
 耳を通してではなく、胸の奥に直接に、届けられる最期の声。
 
『そこに勇気を置いていく。拳を見るたび思い出せ』
 
 最後に胸に響いたその言葉に、少年は一筋の涙を流した。


原作:この素晴らしい世界に祝福を!
「我が名はむきむき。紅魔族随一の筋肉を持つ者!」

タイトルと序盤だけ読んで判断しないで欲しい作品。
ギャグだけだと思い込んで読むのをやめた過去の自分を痛烈に批判したくなる胸の熱くなる素晴らしい作品でした。ここだけではなく他にもカッコよかったり胸が締め付けられたりする展開があるので是非読んで欲しい。


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「宇宙世紀……じゃない? スパロボだ、コレ!?」
の「第八十五話 受け継がれる光」から

「おうおうおう! マジンガーZと兜甲児だけが敵だと思ったか! このボスさまとボスボロットを忘れちゃ困るぜ。
 お前ら悪党が栄えた試しはねえんだ。マジンガーZが倒れても俺様が、俺様が倒れてもまた別の誰かがてめえらの前に立つのを忘れんなよォ!」

甲児が傷ついたマジンガーZから新機体に乗り換えるまでの時間稼ぎの戦闘で、地獄大元帥たちと
死闘を繰り広げるアルトアイゼンを援護するために最善ともいえるタイミングでの横槍を入れた直後のボスの台詞

「俺様が倒れても~」のくだりが正にクロスオーバー物であるスパロボならではといえよう


(編集:2021年12月21日(火) 16:32) 報告 投稿一覧 Good:0

「何の苦労もない子育てなんてないの。苦労をするから子育てになるのよ」

ЯeinCarnation
より主人公の里親であるシーラのセリフ。
シーンについては特に説明しない(長文になるので)。
それでも"確かに"と思わせられるセリフだと思う。


(編集:2022年01月08日(土) 06:09) 報告 投稿一覧 Good:0

「子供心ってさ、自分でも気づかないうちに失くしちゃうものなんだ。いつの間にか自分の中から消えていて、何をしたいかじゃなくて、何を諦めるかで自分の行動を決めるようになる」

天才詐欺師は転生してもラクに暮らしたい(旧題:異世界(インチキ)ヒーローズ) 第144話
https://ncode.syosetu.com/n6247ex/

主人公がヒロインに対して言った一言
非道な手段をとる主人公と純粋なヒロインの対比として素晴らしい作品

読んだときは心にグサッときて今の自分を振り返ってしまった…


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誰かの為に立ち上がれるなら、心なんざ折れてないのさ


原作:ダークソウルⅢ
脱走者
ソウルシリーズお馴染みの青ニートさんの話。

…それに皆、既に気が付き始めている。
 
 
火は陰りつつあるのだと。
 
試練の夜がやってくる。
 
 
「ゴゥア…グゥ…」
「よい、よい。話だけでよいならば、幾たびでも聞いてやれるのだからな」
「ゴゥア」
「…そうだ…人の身で引くには過ぎたものだが、貴公ならば可能かもしれぬな。どうだ、貴公も大弓を持ってはみぬか」
「ゴ、ゴゥォ………」
 
 
 
だからどうかこの石の友に優しい思い出を。
 
滅びゆく世に、それでも貴公らしく生き抜くための導きを。
 
その気高い意思に、炎の導きのあらんことを。


竜鐘のガーゴイル
神々が未だ健在だった頃のアノールロンドに、自我を持ったガーゴイルが生まれる話。独自の設定や解釈が多いがそれによって原作のキャラクターに魅力を感じられる、そこを含めて楽しめる作品。


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儂はかつて小さな国の王様じゃった…


玉葱とクラリオン第182話 遠き山に日は落ちて②
https://ncode.syosetu.com/n0632db/182/
老人が亡くなるところに私は弱い…


(編集:2022年12月15日(木) 22:16) 報告 投稿一覧 Good:0

処刑された賢者はリッチに転生して侵略戦争を始める
https://webcomics.jp/mangabox/264927
第30話「ナターシャ・ルガ」②
※web版に同じセリフは見つからなかった


…魔王様
簡単な問題を 解決するのに 研究者などいりません
通れぬ道を 切り|拓《ひら》くのが 我々の本分です

安心して ください
私は死んでも 諦めませんから


マッドサイエンティストな所長さんが主人公に頼まれた研究(アンデット化ではない死者蘇生)の進捗報告をした時のセリフ
このセリフだけ見れば理想的な研究者ですね


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