ここは、ヘルエスタ王国。
 伝説の聖剣「ヘルエスタ・セイバー」と、それを操る王家「ヘルエスタ一族」によって治められている小さな王国。
 この国には、数多くの伝承や神話などがあり、それが時に魔法となり、時に錬金術となり、時に科学となり、国民の生活を日々豊かにしている。
 そしてこの国では、ひとつのゲームが、文化として根強く浸透している。

 それが、バトルスピリッツ。

 通称「バトスピ」と呼ばれるこのゲームは、この国では"知恵の証"として多くの国民が嗜んでおり、娯楽として遊ぶものから、争いの解決手段にまで、数多くことに用いられている
 カードを握るものはカードバトラーと呼ばれ、バトルフィールドでそのカードからスピリットを召喚し、その腕を競い合う。

「ゲートオープン! 界放!」

 今日もまた、この掛け声とともに、バトルフィールドへの扉が開かれる。


 これは、馬神ダンがヘルエスタ王国を旅する物語り。
 

 少年が世界を巡るとき、この世界の真実が暴かれる。
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