勇者が生まれないか街を見張っていた魔物の私、懐いてきた子をうっかり勇者に育て上げてしまう
オリジナル:ファンタジー/コメディ
タグ:ファンタジー 曇らせ 勘違い 女主人公 人外
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あくまで少し面倒を見ていただけ。
そのはずだった。
けれど成長したユリスは、本当に勇者に選ばれてしまう。
もちろん、ユリスは知らない。
昔からそばにいた「ネリネ姉ちゃん」が、実は勇者を見張る側の魔物だなんて。
ネリネは正体を隠したまま、勇者になったユリスを見張ることになる。
問題は、ユリスが昔と変わらずネリネを慕ってくることだった。
ネリネにとっては、魔物に頭からかじられるのも、魔法が直撃するのも、そこまで大したことではない。
けれどユリスは慌てるし、大丈夫だと言えば言うほど、なぜか余計に心配される。
ごまかしたつもりのことまで大ごとになって、気づけばネリネの方が見張られている。
監視役なのに、なぜか監視されている。
正体は魔物なのに、世界で一番大切にされている。
これは、勇者を見張るはずだった魔物の少女が、当の勇者に大切にされすぎて任務どころではなくなっていく、温度差ラブコメ。
| こんな辺境から勇者が出るわけがない | |
| 村娘は落石を受け止めない | |
| 神官は怪我人を放っておけない | |
| 魔法使いは正しい道を譲らない | |
| 医者は礼を受け取らない | |
| 村娘は勇者を置いて帰れない | |
| 村娘は他人と温泉に入れない | |
| 魔王様は報告書が理解できない | |
| 村娘はほうきで竜と戦わない | |
| 村娘は寝台から起き上がらない | |
| 村娘は危険な儀式に反対したい | |
| 村娘は立派な玉座に座らない | |
| 村娘は魔王軍の侵攻頻度に詳しくない | |
| 村娘は整った報告書が気に入らない | |
| 魔王様は部下の正気が信じられない | |
| 村娘はお掃除完了を褒められない | |
| 神官は魔法使いの首に優しくできない | |
| 村娘は実家の帰還命令を覚えてられない | |
| 神官と魔法使いは叫び声を我慢できない |