人理の焼却と漂白。二度の人類滅亡を食い止めた人類最後のマスターは、カルデアの閉館に伴い日常へと帰還し――その人生を完遂した。

しかしその魂は何の因果か、獣たちのやらかしか、あるいは女神のうっかりか。理由はともかく、手段は定かならず、すったもんだの末に異なる世界へ流転する。



これより始まりまするは、その目に虚ろで歪な綺羅星を宿す少女と光に眩まず闇に呑まれぬ青空を瞳に映す少年の物語。