――僕はその日、彼女に出会った。

 二千二十年、十二月二十五日。その日は雪の降る綺麗な夜だった。
 綺麗で。冷たくて。とても寂しい夜。
「私を助けたい?――なら、私と契約をしなさい。シヲリ」
 雪を朱に染めながら、息も絶え絶え。それでも彼女は、高慢にそう告げた。

 魔術なんて知らず、ただ普通に生きていた僕と、雪の夜に現れた謎めいた魔術士の少女。……これは、そんな出会いから始まった僕と彼女の、十三日間の物語。

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 週に二~三回ほどの投稿を予定しています。

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