ハズレ加護と「できなきゃおかしい」英才教育
前世は「スパルタ剣術一家で擦り切れて死亡」、二度目は「魔帝とまで呼ばれる大魔導士として老衰」という数奇な人生を歩んできた少年マルス。
三度目の転生を果たした世界『ハクロギア』で彼を産み落としたのは、なんと世界を救った【元勇者】の父アランと、世界を滅ぼしかけた【元魔王】の母イヴだった。
最強の血を引きながらも、彼が授かった加護は謎の『棒振り』。領民からは「ハズレ物件」「忌み子」と蔑まれるが、息子の加護を気にした両親は「外で蔑まれないように」と愛ゆえの超・スパルタ英才教育を開始する。
「闘気纏いなんて小さいうちからできて当たり前」「5種の反撃魔法と障壁の同時展開も当たり前」。
前世の知識と経験をもってしても精神が崩壊しかける過酷な「我が家の当たり前」に揉まれ続けた結果、マルスは重度の現実逃避として「無心で棒を振る」ことだけを心の支えにする、ちょっとひねくれた少年に成長してしまう。
王都への旅立ちと「木枝一振りの無双」
10歳になったマルスは、貴族の長男を人質(名目は留学生)として集めるシルヴィア王国の制度により、王都の学園へ通うことになる。
持参金も持ち込めず、単身で王都を目指す馬車の中、日々のスパルタ訓練で心が虚無になっていたマルスの前に、Aランクの危険度を誇る
「はぐれ赤竜」が出現。
逃げ惑う大人たちを横目に、ただ移動手段(馬車)を守りたいだけのマルスは、落ちていた適当な「木の枝」を拾い上げる。
極限の脱力から放たれた一閃——加護『棒振り』の真価である「自らが知るあらゆる剣術・魔導の威力を、一撃で完全再現する」力が発動し、赤竜は一瞬で真っ二つに切り裂かれた。周囲の大人たちが開いた口が塞がらない中、マルス本人は「あー、早く棒振りしたいな」と無自覚なまま王都へと足を進めるのだった。
こちらの作品はカクヨム様でも連載しております。
前世は「スパルタ剣術一家で擦り切れて死亡」、二度目は「魔帝とまで呼ばれる大魔導士として老衰」という数奇な人生を歩んできた少年マルス。
三度目の転生を果たした世界『ハクロギア』で彼を産み落としたのは、なんと世界を救った【元勇者】の父アランと、世界を滅ぼしかけた【元魔王】の母イヴだった。
最強の血を引きながらも、彼が授かった加護は謎の『棒振り』。領民からは「ハズレ物件」「忌み子」と蔑まれるが、息子の加護を気にした両親は「外で蔑まれないように」と愛ゆえの超・スパルタ英才教育を開始する。
「闘気纏いなんて小さいうちからできて当たり前」「5種の反撃魔法と障壁の同時展開も当たり前」。
前世の知識と経験をもってしても精神が崩壊しかける過酷な「我が家の当たり前」に揉まれ続けた結果、マルスは重度の現実逃避として「無心で棒を振る」ことだけを心の支えにする、ちょっとひねくれた少年に成長してしまう。
王都への旅立ちと「木枝一振りの無双」
10歳になったマルスは、貴族の長男を人質(名目は留学生)として集めるシルヴィア王国の制度により、王都の学園へ通うことになる。
持参金も持ち込めず、単身で王都を目指す馬車の中、日々のスパルタ訓練で心が虚無になっていたマルスの前に、Aランクの危険度を誇る
「はぐれ赤竜」が出現。
逃げ惑う大人たちを横目に、ただ移動手段(馬車)を守りたいだけのマルスは、落ちていた適当な「木の枝」を拾い上げる。
極限の脱力から放たれた一閃——加護『棒振り』の真価である「自らが知るあらゆる剣術・魔導の威力を、一撃で完全再現する」力が発動し、赤竜は一瞬で真っ二つに切り裂かれた。周囲の大人たちが開いた口が塞がらない中、マルス本人は「あー、早く棒振りしたいな」と無自覚なまま王都へと足を進めるのだった。
こちらの作品はカクヨム様でも連載しております。
- 第1話 父は勇者で、母は魔王、産まれた俺は三度目の人生
- 第2話 助けた姫に引き連れられて
- 第3話 牢屋のマイホーム そうだ王都に行こう
- 第4話 無自覚な測定器破壊
- 第5話 王都の街並み、楽しい食事
- 第6話 シルヴィア魔剣学園の束縛
- 第7話 格差を隠さない人達
- 第8話 田舎の棒振りと都会の高位騎士の遊戦
- 第9話 放逐の青空教室が始まった
- 第10話 地下部屋完成、新校舎樹立(強制労働)
- 第11話 午前中は楽しい地盤改良
- 第12話 昼飯は自給自足にかぎる
- 第13話 即席の穀物畑を作ろう
- 第14話 芋ゴロ畑完成&王族暗躍劇場
- 第15話 夕陽の中の炎草原 静かに怒る無表情
- 第16話 夜のキャンプファイアーと夜作業
- 第17話 夜中の地下でモフモフ獰猛軍隊兎
- 第18話 行方不明の暗躍者、ついでに担任の行方
- 第19話 手がかりを求めて王都へと
- 第20話 王都闇市のボス「バン・リフィネ」
- 第21話 夜戦 マルスVSバン・リフィネ
- 第22話 救出 それから