同じ年の従姉弟が付き合うには、今さらすぎる。
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オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-15 AI本文利用 幼少期 ロリ 近親愛 純愛 ほのぼの シリアス 子供同士 共依存 いとこ
「従姉弟だから」――それは、隣にいていい理由だった。好きになってはいけない理由になるまでは。

幼い頃から家族同然に育った、同い年の悠真と陽菜。一緒に帰り、休日も会い、嬉しいことも寂しい夜も分け合ってきた。手をつなぐのも、肩を寄せるのも、二人にはいつものこと。「付き合ってるの?」と聞かれても、笑って否定できた。

けれど中学生になり、その当たり前が揺らぎ始める。他の誰かの隣にいる未来を思うと、胸が痛い。家族のように大切。それだけでは、説明できない。

近すぎるから気づかなかった。近すぎるから、気づいてはいけない気がした。

誰も責めていないのに、「好き」の一言が、越えてはいけない境界に思える。それでも、離れたいとは思えなかった。

これは許されない恋なのだろうか。そして、もし許されるのなら――

「付き合うって、今と何が変わるの?」

始まりのない親しさに、恋という名前を探す物語。