――檻の様だと、男は思った。深い森と霧の湖。自然の要塞に囲まれ、社会から隔絶された紅魔館。気紛れな吸血鬼が治める箱庭、その静謐に一石が投じられた。運命の歯車は廻り始め、その身を削りながら止まることは、決して無い。――その日、メイドは男と出会った。
当作品は第十回博麗神社例大祭で出した同人小説の、加筆修正版になります。他の作品の箸休めにでもなれば幸いです。
無事完結しました。ご意見、ご感想等、お待ちしております。
2017/4/19追記:要望のあったハッピーエンドを追加しました。