此処は剣と魔法と神と滅びた文明の上で成り立つ世界セレスティア。
その世界の果てを見た者は未だかつていない。そして、その大陸、地方においても誰も知らない謎がちりばめられている。滅びた機械文明の謎。野山を生きる魔物と呼ばれる生物。かつていたといわれる神達。
そして、誰も帰ることのない隣接する大陸、禁則地域。
それらのすべての謎を追い求めるものを『探求者』と人は呼ぶ。若いころは誰もが憧れ、成功するものもいれば何も得られず、野山に屍を晒すものもいる。有名な探求者は国に保護され、人々からは英雄と語られる、そんな職業だ。
だからこそ、片田舎で生きる貴族の少女、ユメルは村を出て、それに成ろうとそう決めた。
人間として自由に生きられる十と幾ばくか、自分が何に成れて、何に成れないのか。
これは子供の頃、誰しもが思う情熱と、冒険の喜びと……、運命に選ばれる少女の物語。

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