「結束バンド」におかしな人が一人いた。その男はバンドのメンバーでもないのに彼女達と凄く親しい関係にあった。

「ヒ、ヒモさん!こ、今度もしよければ!」
ピンク色の髪をした少女は人見知りの気質がありながらも彼に対して親愛を覚えていた。

「ヒモ君!今度のライブ、絶対に来てね!」
黄色の髪をした少女は純粋な笑顔を彼に向け......

「ヒモ。お腹空いた」
青髪の少女は何度断られてもしつこく彼に食糧を強請っていた。そして......

「ヒモ先輩!私はリョウ先輩とヒモ先輩の娘になりたいんです!」
ヒモの正体を唯一知る赤髪の少女は......言動がおかしかった。


これはそんな彼女達と彼、紐川晶羅(通称ヒモ)の物語である。


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