艦娘、そして深海棲艦とのファーストコンタクト以来、数十年。
 勃発した戦争は互いに決定打を欠いたまま膠着状態が続き、世界は既に“戦争がない日常”を忘れていた。
 そんな中、欠く事のできない人類の同胞となった“艦娘”達と心を通わせ、より強力な力を引き出す能力者達が現れる。
 彼、彼女達の事を、艦娘達は“提督”と呼んだ。

 単冠湾に構えられた日露共同出資の防衛拠点。
 そこを預かる老提督、赤巻甚五郎隷下の“神威鎮守府”で発生した、第四艦隊失踪事件。
 当初、よくある任務中のMIA(Missing In Action)として認識されていた案件だったが、“引き揚げ屋”……そう呼ばれる男と甚五郎が出会った事から、事件は常識では計り知れぬ領域に展開してゆく事となる。

 第四艦隊は、何故、どこに消えたのか……
 彼女達は果たして、無事帰還できるのであろうか?

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