働きたくない天才怪盗、盗んだ令嬢に見初められ念願の窓際部署へ 〜サボっているつもりが、なぜか手柄だけ増えていく〜
作者:

オリジナルファンタジー/コメディ
タグ:ハメ匿3 怠惰 怪盗 悪役令嬢 無自覚 無双 中二病
貧乏男爵家の長男モリスは、借金を返して楽に暮らすため、怪盗ダークネスシャドウとして悪徳貴族から盗みを働いていた。

『闇の中より悪しき輝きを食らい尽くす漆黒の影』

その名乗りと共に裏取引の現場に現れた彼が盗み取ったのは、先日断罪され国外追放となった悪役令嬢アイリスだった。

「これもまた運命。結婚すべきですわ」

なぜか猛烈に迫られ、気づけば婚姻届に拇印を——。戸惑うモリスだったが、公爵から破格の待遇と“何もしなくていい”仕事を提示され、王国の暗部組織〈空鴉〉の末端、第六空鴉を任されることになる。

暗殺や諜報を担う花形部署が揃うなか、モリスの部署はただの“窃盗”。誰からも軽んじられる窓際部署だが、働きたくないモリスにとっては理想の職場だった。

念願の怠惰な暮らしを手にした——はずだった。だが、アイリスとの婚前旅行で訪れた闘技大会で、モリスは王国を揺るがす不正に巻き込まれていく。