舞台に立てない元子役が、生徒会長選挙のすべてを裏から設計する
作者:ドコサヘキサエンさん
原作:時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
タグ:R-15 オリ主 AI本文利用 オリジナル展開 原作改変 ヒロイン 周防有希 久世政近 ロシデレ 独自設定
▼下部メニューに飛ぶ
僕の仕事は、気づかれないことだ。
宗像湊、征嶺学園一年。元子役。人を輝かせるのは得意で、自分が見られるのだけが怖い。
生徒会長選挙に立ったのは、誰にも「お願い」と言えない少女、九条アリサ。対立候補は完璧すぎる令嬢、周防有希。湊は親友の久世政近とともに、アリサ陣営の「演出担当」に就く。自分で作った、この学校に存在しない役職だ。
マイクスタンドを八センチ上げる。椅子の座面を二センチ下げる。掲示は床から百四十二センチ。誰にも気づかれない調整だけで、湊は八百人の視線を動かしていく。
ただし、彼が目を離せないのは、倒すべき対立候補のほうだった。
名簿に彼の名前はない。記録にも残らない。
それでも、あの八センチは彼が決めた。
宗像湊、征嶺学園一年。元子役。人を輝かせるのは得意で、自分が見られるのだけが怖い。
生徒会長選挙に立ったのは、誰にも「お願い」と言えない少女、九条アリサ。対立候補は完璧すぎる令嬢、周防有希。湊は親友の久世政近とともに、アリサ陣営の「演出担当」に就く。自分で作った、この学校に存在しない役職だ。
マイクスタンドを八センチ上げる。椅子の座面を二センチ下げる。掲示は床から百四十二センチ。誰にも気づかれない調整だけで、湊は八百人の視線を動かしていく。
ただし、彼が目を離せないのは、倒すべき対立候補のほうだった。
名簿に彼の名前はない。記録にも残らない。
それでも、あの八センチは彼が決めた。
- 01_湊 僕の仕事は、見ること
- 02_政近 聞こえない男
- 03_湊 上手な笑い方
- 04_政近 あの子の言葉
- 05_湊 誰も座らない客席
- 06_政近 三回目の消しゴム
- 07_湊 受付印
- 08_政近 俺を使え
- 09_湊 演台の高さ
- 10_政近 三人目の名前
- 幕間_アーリャ 二人ぶんの空欄
- 幕間_有希 鏡の前の練習
- 11_政近 戻ってきた人
- 12_湊 演技をしない人
- 13_政近 前日
- 14_湊 一日目
- 15_湊 二日目
- 16_政近 横取り
- 17_湊 名指し
- 18_政近 盤上の話
- 19_湊 引き継ぎ書
- 20_湊 使わない札
- 21_政近 指名
- 22_湊 八センチの話
- 23_政近 二年前の紙
- 幕間_乃々亜 何も調べない人
- 幕間_沙也加 正しさの出どころ
- 幕間_アーリャ 誰の勝ちか
- 幕間_有希 記録に残るもの