人類が自立金属体『マーキュリア』により衰退した未来。
遺された人々は既存の国家を全て解体し、残された領土で連合国家『UEC(ウェイク)』を建国。
人型機動兵器・RR(レイドランナー)を駆り、滅亡に対抗していた。

絶望が漂う世界の中、
高い整備知識と操縦センスを持つ少年パイロット・マヒロは、
マーキュリアの蔓延る野外を彷徨っていた少女・ラッテと出会う。

世間知らずでマイペースな少女ラッテの目的は、とある場所へ辿り着くことだった。
困っている彼女を見かねたマヒロが行き先を尋ねると——。

「モルフォシティ跡地、セントラルタワー地下」
(僕の家だぞ!? なんでわざわざ!?)

初対面の少女が自分の家を目指していることに戸惑うマヒロ。
だが驚きも束の間、突如現れたUECの軍隊に二人は捕まってしまう。
彼女は軍から逃げ出した脱走兵だったのだ。

その時、マヒロは気づいてしまう。
ラッテの背中から、人間にあるはずのない銀色の『尻尾』が生えていることに——。


マヒロとラッテ。
ふたりの出会いがこの絶望の世界を大きく揺るがすことを、世界はまだ知らない。
その変革を握る鍵は、セントラルタワー地下で静かに眠っている。

少年の超絶技巧と、少女の神秘が織りなす、
銀と泥と硝煙のスペクタクルロマン、開幕!

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