かつて血に塗れた狩人たちによって行われていた獣狩りは、いつしか彼ら自身をも獣に変えた。
獣が狩人を生むのではなく、狩人が獣を生むのだ、と。

狩人たちの悪夢に囚われていたマリアは、時計塔に座し自身の罪を秘匿せんとした。
そして時計塔の扉を開けた月の香りの狩人の手により悪夢から解放された、はずだった。


時が経ち、時代は少し未来に移り変わる。
夢から覚めたマリアがいたのは、見たこともない異国の地だった。
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