2046年、ニューロリンカーというウェアラブルコンピュータを用いることで生活の半ばが仮想ネットワーク上で行われるようになっても、未だ人が現実社会の軛から逃れられずにいる世界。

太ったいじめられっ子ハルユキは、
中学内格差(スクールカースト)を強いられる現実を呪いながら、学内ローカルネットの片隅でスカッシュゲームのスコアを伸ばすだけの日々を送っていた。

そんなある日、ハルユキは美貌の上級生黒雪姫から謎めいた言葉を告げられる。

「もっと先へ-『加速』したくはないか、少年」

黒雪姫の誘いに応じたハルユキは、有線直結通信で《ブレイン・バースト》というプログラムを受け取る。

それは、ニューロリンカーの量子接続に作用して思考を一千倍に加速するという驚くべきアプリケーションだった。

こうして《バーストリンカー》になったハルユキは、《デュエルアバター》を操り戦いに身を投じてゆく。

だが、ハルユキは黒雪姫と出会う以前に記憶喪失の少女と出会っていた。

「さあ、実験を始めるわよ」

『ラビット!』 『タンク!』

『ベストマッチ!』

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!』

これはハルユキが加速世界のみならず、現実世界で記憶喪失の少女と共に戦う物語。
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