これは「もしも」の物語。

 もしも藤丸立香が、とある正義の味方を目指した男のように、自らの身を危険に晒してでも戦う決意をしてしまったら。
 もしも、そのために必要な力が、藤丸立香に備わってしまったら。

 浅黒く変色した肌と、真っ白に反転した髪を持ち、全てを捨て去った少年/少女は。
 苦難苦闘の旅の果て、終局でそれでも答えを示す。

「『抑止顕現(オーダー・ワン)』——俺/私たちの運命は、おまえなんかに渡さない」

 旅の行き着く先は「果て」。
 これは、そこに至るまでに色彩を捨てた少年/少女の物語だ。


 ……要するに、ちょっと難易度が上がった人理修復を必死で頑張る、「少年マンガの主人公」もしくは「正義の味方」な藤丸立香くん(ちゃん)のSSです。
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