Muv-Luv Alternative ~take back the sky~
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本編続編発表はもちろんですが
こちらの更新も非常に楽しみにしておりました。
1つ作戦名について気になったのですが最終章では蒼穹作戦が
使われていたのは非正規名だったのでしょうか?
何か見落としていた場合は申し訳ないです。
返信:◯岳◯ 2019年10月25日(金) 20:09
3連で突っ込まれた……申し訳ないです。
桜花ではなく、こちらでは蒼穹が正となります。
ご指摘ありがとうございます、修正しました。
全盛期の白銀武伝説
・ぐっとガッツポーズしたらG弾が2発降ってきた
・そこから無傷で生還したことは有名
・一個中隊撫で斬りも日常茶飯事
(6行省略されています)
・出撃するだけで敵衛士が泣いて謝った、心臓発作を起こす衛士も
・最強の戦術機は? 開発者「白銀武の乗った戦術機」
・白銀武にとってハイヴ攻略はオリジナルハイヴ攻略のやりそこない
・光線級のレーザーを鼻歌まじりにかわしながら飛行級撃破
思いつくだけ挙げましたが、本当に3割ですか?
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せっかくだからと読み返すこと2週間
やっぱり何度でも泣けるし胸にくる
最後がハッピーエンドで終わることが出来たことにあらためて感動
新年自分もがんばろうと勇気をもらえた気がするね
やはり夕呼先生ともそんな関係になりましたか・・・爆発しろ!!
そして霞最強伝説の始まりの時
白銀家全員集合も見てみたいですね、少なくともサーシャと殿下の子供を見てみたいです。
加齢遅延処置の設定持ってきましたか。
上手いですね~。
ほぼ勢いなのでしょうが、後悔してないってのがらしくて良いです。
あと武の的中率が高いのに吹きましたw
あ、精神コマンド「必中」を使ったんですね。
結衣奈はまあ唯衣の子供なのでしょうけど、次女って事は長女が居るってことですよね?
そちらへの言及がなかったのが疑問です。
感想が遅くなってすいません。
まずは。岳先生、連載お疲れ様でした。
Twitterの方でも書きましたが、3章の終わり頃にこの作品に出会って3年、ついに完結ですね。
他サイトも含め大概は甲21号作戦、いっても桜花作戦でエタることが多いマブラヴの二次小説の中で、最高のフィナーレを迎えたんじゃないかと感じております(ナニサマ)。
(20行省略されています)
最終話の一話前から戦術機をベースとしたBETAが出てきたときは、ここからどう逆転するのかとひやひやしていましたが、さすがたけるちゃん。無理をしながらでもどんどんと対処していくのはかっこよかったです。
投入される飛行級に対して、ヴァルキリーズたちが連携や各自の実力で撃破していくシーン、本当に映像で観てみたいと思いました。
また、最終話では、岳先生の持ち味である各人物にスポットを当てた心理描写を読んだ時、鳥肌が立ちました。
最終話の最後で、まさかたけるちゃんが・・・!?というところで終わるのを読んで、「すぐにエピローグアップしてくれててよかったー・・・。これで1週間生殺しはきついっしょ;」と思ったのは俺だけではないはず・・・。
エピローグでは、クリスティーネと光さんとの冷戦(ルビ:ドンパチ)から始まり、みなさん総出演という大盤振る舞い。殿下も冥夜もちゃんと出てるし、なにげに真那さんとデートしてることもばらされてるしw
ちゃんと殿下とのラヴラヴシーンも読めて非常に満足です。
ここで発覚したのが、この時点ですでにたけるちゃんがユーリンに手を出していた!ということ。(後日談の一覧をみていると、他にも手を出していそうですが・・・w)
う~~~~、たけるちゃん。MO☆GE☆RO!
それでも、やはりハッピーエンドはいいですよね。
もうすこし崇継様がはっちゃけて、介さんの胃痛シーンが観られるかなーと期待はしていましたが、後日談では介さん胃痛日記を拝見できそうで楽しみです。
最後は40年後の霞の演説。「ここでこのシーンを持ってきたか!」と驚きました。
副総裁さんは・・・誰なんだろう。
何はともあれ、「マブラヴオルタ二次小説随一の超大作、『Muv-Luv Alternative ~take back the sky~』。堂々完結!」って感じですね。本当におめでとうございます。
・・・コミカライズ化はまだですか?(コラ
P.S.
終わってしまってさみしいような・・・と思っていたら、上でも書いているとおり後日談のうれしい報告。投票ももちろんさせていただきました。
題目も大好きな殿下、冥夜だけでなく、ユーリンや唯まで!!岳先生、やはり貴方は神ですか!!!
すごくものすごーく期待しておりますね。
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貯めていた分をようやく読み終えました
とても、とても良かったです
個人サイトで追いかけていた時から数年、ハーメルンに投稿しているのに気付いて喜び勇んで推薦書いてからももう5年ですか
今は、「どや、この作品の事は昔からツバ付けとったんやで~」とちょっと誇らしい気持ちですw
(58行省略されています)
私はこの作品は二部構成なんだと勝手に思っています
1-3章が第一部、3.5章以降が第二部で、3章のラストはある意味エンディングだと思うくらいに深く感動しました
1-2章の亜大陸末期戦、タンガイルの悲劇、マンダレーハイヴ攻略という戦記ものとしての醍醐味を存分に味わいました
何より戦闘や訓練の最中、合間の日常に描かれるクラッカー中隊やそれを取り巻く人物達の輝くような生き様は本当に魅力的で、私をこの作品に引きずり込みました
……だというのに、2章ラストの大どんでん返し、クラッカー中隊だけでなく読者の我々まで奈落に突き落とす作者さんは本当にゲスの極みだと思いました(笑)
そして慟哭の3章ですよ
2章の謎を隠したまま、積み上げたものを失ってスタートラインはマイナスに戻され、苦難と絶望の末期戦がまたやってきます
武の精神状態も荒んでいて、それでもやっぱり武らしくて、でも実は"タケルちゃん"で、ギリギリの綱渡りをしながらどんどん負け戦を重ねていきます
そんな中で現場の衛士や五摂家のキーマン達や母、光との邂逅を通じて少しずつ精神的にも大戦的にも光明が見えてくるわけですよ
でもやっぱ作者さんって武と読者虐めるの大好きな鬼畜外道じゃないですか?だから平気で京都撤退戦の折にあんな酷い事件起こしてバキボキにメンタル折りにくるわけですよ
ほんともうね、作者さんもう◯岳◯さんじゃなくて重頭脳級って呼びたくなりますからねマジで(笑)
でもそこで終わらないんですよ
絶望による終わりは2章でやった、だからその先を見せてくれるんです
慟哭からの覚醒、そしてオルタネイティブの殻を破り純夏と世界の両方を救う事を誓い世界を超えるんです
この圧倒的なカタルシス、脳から汁が出て止まらない、オルタ世界と読者の両方に明日をくれる作者さんは重頭脳級から夕呼先生に改名したほうがいいと思います(真顔)
3章のエピローグに至るまでの流れが本当に好きなんですよ
この作品世界だけじゃないんです、オルタ原作で地球を救うために全てを犠牲にした香月夕呼にとって、その犠牲は地球1個分で本当に釣り合いが取れていたのでしょうか
"take back the sky"世界の白銀武がオルタ世界に赴く事で、オルタ世界の夕呼先生は2つの地球を救う事になります
数の問題では決して無いのですが、それでも、ほんの僅かでもオルタ世界の夕呼先生にとっての救済に繋がっていると自分は思います
タケルちゃん3週目モノやif展開の二次は多くあれど、オルタ後の世界を否定せず尚且つ救済した作品は本当に稀です
別ジャンル別媒体の作品で恐縮ですが、エヴァ二次創作のRE-TAKEという作品を思い出しました
"take back the sky"は自分にとって、それ以来の感動と興奮、そして原作への愛を感じさせたものでした
3.5章から先は第二部であり、長いエピローグであり、第一部で苦難を乗り越えたキャラクター達への"ご褒美"だったと思っています
3章までの鬱屈とした戦いは減り、乗り越えられる試練、開けた視界、頼れる仲間と共にあ号標的まで突っ走ります
指し手になったことで生じる別の苦労もありますが、それまでの苦難を思えばなんと歩きやすい道だろうかと読んでいて思いました
同時に執筆に苦しんでいる作者さんを見て、やっぱり夕呼先生じゃなくて重頭脳級が本性だなと確信しました(笑)
そんな第二部の見所の一番は何と言っても"ご褒美"です
武と戦友達との再会、我らが大ヒロインのサーシャちゃん復活、原作で散っていく定めだったキャラクターの生存といった人間模様はここまで読んできた読者にとってはもう最大級のご褒美です
そしてXM3、電磁投射砲、不知火弐式といった戦闘面での充実、それによる困難への正面打破は第一部の敗走の連続との対比で一層際立ちました
そんな中でも自分が一番震えたのはクーデター終結直後のBETA侵攻のシーンです
武も夕呼先生も読者も想定外だった圧倒的絶望、第一部の悪夢がフラッシュバックしましたよ
それを読み切っていた崇継様の電磁投射砲一斉射、シビれましたねホント
第一部で武と縁を持った人間が、読者の怨敵である作者さんの書きたいであろう絶望ターンを即オチ2コマさせるんですもん、こんな最高の意趣返しを見たら痛快でたまりませんでしたよ!
そして何より、最後のエピローグですよ
タンガイルでの悲劇以降、人前で泣くことも許されなくなった武が
桜花作戦で大切な人達を失い慟哭したタケルちゃんが
勝ち取った勝利と仲間を前に、感情を爆発させて泣くんですよ
これ以上のご褒美は無いですよホント
素晴らしいエンディングだったと思います、この瞬間のために全ての物語はありました
主要人物ほぼ全員生存が生温いだなんて言わせません、その結末を得られるだけの苦労を武達はしてきたんですから
そんな"ご褒美"が多い第二部ですが、第一部登場キャラとしては純夏さんはちょっぴり報われない形でしたね
ちょっと酷すぎる任官試験から始まり、武の隣で衛士として戦い続ける事もできず、ヒロインレースは大本命サーシャちゃんの後塵を拝するのはともかく殿下にすら遅れを取り、それでいて佐渡島で並行世界の00ユニットの影響は一部受け取っちゃったみたいだし、サーシャちゃんとの決着も結局描かれずに終わってしまいました
第一部では純夏さんのために二者択一を超える選択をさせ、"タケルちゃん"との合一を果たした武が純夏さんより殿下のほうを重く見ていたというのは自分にとってはかなり意外でした
最終決戦前のユウヤの卑怯者発言で向き合うチャンスもありましたが、結局サンタウサギは出てくることなくコメディで濁されてしまいましたし
エピローグでは夕呼先生曰く"みんなが"となっていましたが、G元素絡みとなると色々察せる部分とかもあり、あぁもぅこの子はホントにオルタでタケルちゃんが元の世界に逃げた時もそうだったよなーとかいじらしくていじらしくて・・・
アフターがあるのでしたら、純夏さんについては閑話やコメディではなく、"武"と"タケルちゃん"の人生も含めて、ちゃんとしたエピローグを描いてくれたら嬉しいなーとか思っています
アフターといえばもう一人、アルシンハ元帥の話も読んでみたいです
第一部の指し手にして第二の夕呼先生でもあった彼の苦悩は、オリジナルハイヴ陥落という成果を受けてどうなったのかは非常に気になっています
こちらの世界でタケルちゃんの最初の共犯者でしたからね~
何はともあれ、完結ほんとうにおめでとうございます!
素晴らしい作品をありがとう!
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返信:◯岳◯ 2020年03月26日(木) 22:57
長文での感想ありがとうございます。
かなり読み込まれていまして、正直嬉しいです。
話的にはおっしゃるとおり、3章で完結してもまとまってたかもしれません。
ですが、やはり逆転というか爽快感も必要というか、回天の時というフレーズに惹かれたというか。
俗に言うとヒーロータイム。
その中で純夏よりも殿下側に傾いたのは、武が大人になったからだと思っています。
結果的には死人を減らしたとはいえ、選択によって見捨てた者が大勢。
これを気にするのが武なので、血まみれの自分が純夏のような帰るべき場所に近づくのは良くないと
本能的に感じたのでしょうね。
そこで殿下に傾倒するのは甘えであり、共犯者としての依存であります。
これを強いか弱いかで論じるには難しいでしょうが、道程があまりにも長く重すぎて、
純夏には背負わせたくないと考えても無理はありません。
共に背負って欲しいと願うか、大切だから綺麗なままでいて欲しいと願うか
どちらが愛かは自分にも、武でも分かってないと思います。
ただ分かることは、思いの形が違っているとはいえ、誰も死んで欲しくないという
強烈な熱がこめられていること。だからこその慟哭であり、誰もに好かれる武ちゃんでありました。
追伸
アルシンハ曰く「引退したい。白銀? こっち来んな(切実」
そして総括にて、こちらこそ最後まで読んで頂きありがとうございました。
読み終わった今でも完結という二文字に現実感が湧かないこの感じ。ハーメルンの一つの時代が終わったんだなぁ、と感慨深く思います。
更新されるのを待ちきれないと思いながら読んだり、「そういえば最近読んでなかったな」と思って読んでまたハマったり、そんな事を何回も何回も繰り返して日々過ごしてきました。
公式の腰が重い今、唯一あなたの小説だけがマブラヴという作品を身近に感じさせてくれるものでした。ありがとう。
お疲れ様でした。ゆっくり休んで、また気が向いたら僕たちを楽しませてくれる作品を見せてくれる事を待ってます。
岳さんお疲れ様でした。全ての登場人物にもお疲れ様でした。ただただ、ありがとうございます。
今のこの想いを表すにはこれしかありません。
ああああああああ!
ずっと読んでました。 不精でずっと感想書いてきませんでした。
それでも今回だけは。
『あああああああぁっっ!』
武ほど思いは込めれないかもしれないけれど
この作品に、作者様に、武達の未来に。
同じだけの思いを送ります。
ありがとうございました。