人類を絶滅寸前にまで追いやった厄祭戦が集結して300年の月日が経った。

 もはや厄祭戦という言葉が風化し、その理由も明かされず、地球圏は仮初めの平和を享受していた。

 その平和もコロニーや圏外圏と呼ばれる月より外側の生存圏を搾取した結果であった。

 それは必然的に植民地からの独立を叫び、やがて一人の乙女が立ち上がることになる。

 乙女の傍らには決して枯れぬ鉄の華。そして――――






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