第一章「ミッドチルダの空」

ジェイル・スカリエッティが引き起こした通称『J・S事件』から半年後。
機動六課も解散し、戦技教導官の役へと戻っていた高町なのはは、ミッドチルダ軌道上に浮かぶ『衛星軌道拘置所』に訪れる。その監獄の受刑者であり、元管理局魔導士である「アーチャー・オーズマン」と面会するために――。
八年前、自分の身に起こった拭え切れない大怪我の過去――。
そして、その裏で勃発したテロ事件。
八年の歳月を経て、高町なのはは真実を求めた。

あの冬に起こった出来事を――。

――

第二章「Fの鼓動」

『自分達は、いったい何のために、生まれたのだろう――。』

【魔法少女リリカルなのはA's】から四年後。
【P・T事件】や【闇の書事件】以降、【魔法】による犯罪が次元世界各地で頻発し、時代は【A's】から【StrikerS】に向かって歩み始めていた。
それは、フェイトが管理局執務官になって間もない頃の時代。
ある管理局高官が局内で自殺する事件が発生する。
管理局は、この事件を内々に処理したが、事件を一時的に担当したフェイトは、その事件に疑問を持っていた。

「不自然なまでに綺麗すぎる現場」
「――――魔力反応が無かった事」。

そして、その高官は「ある事件」と密接に関わっていた。
プレシア・テスタロッサを狂わせることになった「新型魔力炉実験事故」に…。


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