少女は自分が何者であるのか、まったく知らなかった。
ただ、気づいたら次元の魔女の傍にいた。意地悪魔女のお陰で退屈しない毎日を送ることができている。

魔女は少女を慈しみ込めて仮初の名を呼んだ。
少女には名前がなかったから。

けどそれでも少女は構わなかった。
今はまだ、きっと必然の時ではないのだから。
生きる意味を模索する不器用な少女の御話です。

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