地球の内殻に質量のみを分布する異世界、ラ・ギアス。

 魔法にも似た高度な科学技術『練金学』によって、地上を凌駕する高度な文明を有した、閉鎖世界である。

 そこで生まれた超兵器、魔装機。その中でも大いなる精霊を宿したもの四体を、魔装機神と呼ぶ。

 それは、既に語り尽くされ、終わった物語。しかしそこにあるべき物語から外れた、異説が存在する。

 異説と異聞、断片のみが存在した物語をつなぎ合わせ、紡がれた一つの物語。

 故に、偽典。それは古き時代に分岐し取り残された、正しくない今ひとつの魔装機神の物語である。

 



 

 この物語は、1999年頃にWebで連載を開始した、言うなればDOHが勝手にまとめ、作り上げた『魔装機神』のノベライズです。

 喪失したと思っていた原稿を発見したので、せっかくなのでハーメルンに掲載することとしました。

 執筆を開始した時期がOG以前、まだスーパーロボット大戦αすら存在しなかった時代であるため、現在知られるOGとは大きく異なる設定となっています。

 もし、読まれる時は、そのあたりをご了承の上、よろしくご寛容のほどを……
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