大陸の巨大国家『叢雲国』
 異なる世界の異なる国の、異なる場所で、少年は意識を取り戻した。
 記憶もなければ寄る辺もなく。
 けれど、人々はそんな少年に『悠』と名を与え歓迎した。
 だから少年は望んだ。彼女らのために全力を尽くすと。
 ———そのために、自らを犠牲にしようとも。


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