格闘ゲーム初心者の高校一年生・瀬川直希が始めたオンライン対戦格闘ゲーム『RESONANCE ARENA』。

初心者向けキャラクター・神谷蓮司を選んだ直希は、ランクマッチで対戦した桐生玲奈に敗北する。
そして再戦を申し込み、同じ玲奈へ何度も挑んでいく。

けれど、このゲームのキャラクターたちは対戦を忘れない。
蓮司は玲奈との敗北を覚え、玲奈も何度も自分を選んで挑んでくる蓮司を覚えていく。

PLAYERが操作する一戦は、AIキャラクターにとっても自分自身の勝負。
勝敗を重ねれば、相手への理解も、戦い方も、関係も変わっていく。

やがて新しいPLAYERと格闘家たちも加わり、一人の相手から始まった対戦履歴は、それぞれのライバル関係へ広がっていく。
同じ顔、同じ名前のキャラクターが存在しても、積み重ねた勝敗と記憶は同じではない。

昨日と同じ相手でも、昨日と同じ勝負にはならない。

PLAYERとAIキャラクターが、ともに「もう一度」を積み重ねていく対戦格闘ゲーム群像劇。