孤独を愛し、孤高を誇り、ぼっちこそが至高と謳う。

比企谷八幡はそういう人間だ。どこまでも、そういう人間でしかあれなかった。

誰かとつるめば、その誰かが引き摺り落とされる。

誰かと仲良くなれば、その誰かに迷惑がかかる。

故に、孤独。故に、孤高。故に、ぼっち。

これは、始まる前から違っていた場合の話。それでも尚、始まりに辿り着いた話。

不器用に優しくて、でも捻くれた彼の話。



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