アリス・マーガトロイドは魔術師である。
人形の自立化を目指し、日々研鑽の日々を重ねていた。そんな日々の中で、彼女は転機を得る。日本の冬木と呼ばれる土地で、特殊な降霊術の儀式が行われているとの情報を得たのだ。アリスは自らの研究の為に、単身冬木に渡る。

遠坂凛は警戒していた。
ルーマニアから態々留学に来るもの好きは、冬木に伝わる聖杯の仕組みが目的だそうだ。だがそれだけでは済まないだろう。魔術師なら必ずこの奇跡を生み出す万能器に、幻想を抱く。そう思いつつも、アリスに大量の宝石をチラつかされて、アッサリと屈してしまった凛。策士め、と罵りつつ監視するために自らの屋敷にアリスを招き入れた。


2人の研鑽、そして青春の1ページが遠坂邸にて今、繰り広げられようとしていた。
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