時は2010年。深海棲艦の出現から既に64年の月日が流れ、しかし未知なる敵との戦いに未だ終わりは見えていなかった。
 そんなある日、天龍は別の鎮守府への異動を言い渡され、名前どころか所在すらも隠された謎めいた鎮守府へとやってくる。そこでは艦娘でありながら提督を務める木曾と、一癖、いや二癖はある仲間達が暮らしていた。
 天龍は新たな鎮守府で深海棲艦と戦う日々の中で、数々の謎、不信、機密、秘匿、記憶の渦に呑まれていく。
 艦娘は、深海棲艦は、人は、何処から来て何処へと向かうのか。全てが明らかになった時、半世紀以上止まっていた時が、ようやく動き出す。

※この小説は数話遅れてpixivの方にも投稿しております。
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