2023年―――神奈川・箱根。
南西諸島防衛のための戦いで力尽きた後、突如として「『艦これ』いつかあの海で」の世界から、走りの聖地・箱根へと導かれた駆逐艦時雨。
後の相棒となる人物との出会い、車の事を教えてくれた人々との出会い、そして…一方通行の愛で彼女の事を愛していた男との出会い。
車という新たな艤装を差し出された彼女は、相棒たちへの恩返しの為、そして自らの真実を知るべく…箱根の峠道を駆け抜け続けた。

己の真実を知り、箱根の「皇帝」との因縁を知り、戦いが終わって全てを受け入れた後、時雨は「己の限界まで戦いたい」という願いを叶えるべく、アマチュアレーサーデビューを果たすのだった。


…アマチュアレーサーデビューを果たした時雨が出場した「D1地方戦」。
予選を好成績で通過した彼女の前に現れたのは、彼女に目星を付けた2人のトップレーサー。
そんな彼らが引き連れてきたのは、嘗て「艦これ」の世界において唯一無二の相棒ともなっていた少女であった。


決勝レース後、2人は共に走る事で互いの実力を知り、さらに腕を磨くことが必要であると認識した。
それぞれの方法で切磋琢磨し、レーシングチームの本格始動となる4か月後までに腕をさらに磨いていくことを誓い合う。

そんな中で時雨は、箱根以外のコースでも腕を磨く必要があるのではないかと考えていた。
そしてそれに呼応するかのごとく、東京・首都高からの挑戦者が現れ―――!?

走りの舞台は箱根を飛び出し、遂に東京・首都高へ!
首都高でのバトルの先に、時雨は何を見るのか?


1人の少女の、更なる高みへと向かう物語が…首都高から始まる。

2025/12/24 本編完結しました。お付き合い頂きありがとうございました。


2025/12/30 続編投稿始めました。(https://syosetu.org/novel/364946/ )
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