三十年前、突如として世界各地に現れた“ダンジョン”。

それは人類に甚大な被害を与えた未曾有の災厄だった――。
以来、人類はダンジョンに対抗すべく“スキル”を持つ特殊な冒険者、《ハンター》を育成し、未知の深淵との戦いを続けてきた。

そして二年前。
東京・渋谷に存在する日本最大のS級ダンジョン『渋谷大深層』。
この最下層の攻略に挑んだのは、当時“最強”と称された伝説のチーム《黎明の五剣》。
だが――彼らは敗れた。
最深層・第125層で何が起きたのか。その全ては、国家によって秘匿された。

時は流れ、現代。
C+ランクハンター・相馬誠司は、静かに暮らしていた。
同居人・橘いろはと共に、過去の傷を抱えながら――。
そんな彼のもとに舞い込んだのは、ダンジョン協会を介した《ハンター学院》からの“臨時教官”の依頼。
それは若きハンターたちの育成任務であると同時に、再び“渋谷大深層”への道が開かれようとしていることを意味していた。

再び、深淵が蠢き始める。
そして、誠司といろはの止まっていた時間が、黒き少女たちと共に静かに動き出す――。

■スキルと絆、そして失われた過去。

これは、最深のダンジョンに挑む者たちの、新たなる戦いの記録である。




藍紫からのコメント:
25/7/1~ 第一章順次改訂
25/6/25  第一章完結
25/6/17  タグ修正
25/6/9  タグについては一区切りついた時点で固定する予定です。予定:1-35
25/6/9  タグに R-15 を追加しました 

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