冒険者だった叔父に憧れ、実家を抜け出した少女・クレティス。
彼女の夢は、世界中を自由に旅する冒険者になること。

そんな彼女のもとに、ティルと名乗る青年から「ある宝石」にまつわる依頼が舞い込む。

一見すれば、冒険者にとっては珍しくもない仕事。
しかし宝石を追ううちに、クレティスは国の裏側で進む陰謀へと巻き込まれていく。

行く先々で出会う、一癖も二癖もあるキャラたち。
敵なのか、味方なのか?
それすら分からないまま、事件は次第にクレティス一人では収まらないほど大きくなっていく。

――もっとも、当の本人はそんなことなどお構いなし。

危険な場所があれば首を突っ込み、面白そうなものを見つければ確かめずにはいられない。

「だって、冒険者だから!」

後先よりも好奇心。
常識よりも冒険。

これは後に「自由騎士」と呼ばれることになる少女、クレティスの冒険譚。

――その、始まりの物語。