とある世界に生きる少年は、この世に生を受けた時からあまりに強大過ぎる力をその身に宿していた。
そのせいで他者からは化け物と忌避され、誰にも認められない孤独な日々を送っていた。
しかしそんなある日、少年は一人の女性と出会う。
女性は少年を恐れることなくその手を握り、共に歩んで行くことを約束する。
それが後にあらゆる世界の存亡を揺るがす、運命の歯車が回り始めた瞬間だった。

これは、本来なら実在する筈のなかった可能性の物語。
人でも神でもない──もう一つの原典を巡る物語。
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