推薦作品:悪魔とモルモットの等価性について 原作:原作:ウマ娘プリティーダービー
・文章会話のキレが相当以上、テンポのいい掛け合いを楽しみたい人向け。・ストーリー執念、エゴ、その磨き上げと、その過程ににじむ繊細さ。刺さる人には忘れがたい内容になる。ウマの二次創作だが、ウ... (全文表示)
・文章会話のキレが相当以上、テンポのいい掛け合いを楽しみたい人向け。・ストーリー執念、エゴ、その磨き上げと、その過程ににじむ繊細さ。刺さる人には忘れがたい内容になる。ウマの二次創作だが、ウマも二次も特に読まない人でも十分楽しめる。・描写いい意味でも悪い意味でも簡にして潔。冗長ではあり得ないので、時間の無駄は起こらない▼読む際の注意事項などストーリーの欄で書いた通り、内容がエゴを推すややマイナーなジャンルになること。ジャンル内最高峰だとは思うので、ジャンルに住む人でなくとも読める間口の広さはあるが、当該ジャンル自体の間口が狭めなので、年齢幅や性癖を問わず刺さるかというと、やっぱり人を選ぶところはある。また、簡潔とキレの良さを両立した代償として、作者と波長が合わないとやり取りの空隙を埋めづらい可能性が少しある。
推薦:伊草 評価:★ (参考になった:9/ならなかった:2)
推薦作品:こころの狭間 少女と竜の物語 原作:原作:モンスターハンター
【あらすじ】舞台はMH3Gに登場するモガの村。主人公はそのモガの村専属の女性ハンター。そして、篝火焚かれる村の広場で、老婆が語る“おとぎ話”を主人公が聞くところから物語は始まります。その老婆の語... (全文表示)
【あらすじ】舞台はMH3Gに登場するモガの村。主人公はそのモガの村専属の女性ハンター。そして、篝火焚かれる村の広場で、老婆が語る“おとぎ話”を主人公が聞くところから物語は始まります。その老婆の語るおとぎ話は、少女と竜の物語。モンスターハンターの世界ではあるはずがない、人と竜が心を通わせる物語。そんな“おとぎ話”を聞いた主人公は――【作品の紹介と魅力】前述した通り、老婆から聞いたおとぎ話が中心となります。そのため、作品全体の雰囲気は幻想的で儚気でとにかく綺麗です。主人公の一人称視点で作品は進みますが、描写が丁寧なため情景は思い浮かべやすく、堅苦しさもないため、とても読みやすい作品です。全25話と作品の長さも丁度良く、一気に読み進めることができると思います。また、一人称視点なため、戦闘描写は主人公の焦りや緊張などを感じやすく、文字数以上に充実した中身となっています。物語の中心でもある“おとぎ話”はとても曖昧で幻想的なものですが、その曖昧だったモノは終盤になると一気に繋がり始め、スッキリとした読了感で終わることのできる作品です。何も考えずに読んでも楽しめる作品ですが、“おとぎ話”に隠されている秘密は何なのか、などを考えながら読めば更に楽しむことのできる素敵な作品なのかなと私は思います。完結からもう2年以上経ってしまいましたが、モンスターハンターを知っている方はもちろん、知らない方でも読んでみて損はないかと。モンスターハンターの世界に触れることのできる素敵な作品ですので、多くの方に読んでいただければ、と思います。▼読む際の注意事項など全体的に儚気な雰囲気を感じるため、ハイテンションのまま読み進めるには向かない作品かと思われます。ひとりになれる静かな空間で読むと良いかもしれません。また、多くのモンスターと戦ったり、主人公がハンターとして成長していく作品ではありませんのでご注意ください。
推薦:puc119 評価:★ (参考になった:31/ならなかった:8)
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