推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:各国首脳が今年の覇権アニメを決めるようです 原作:オリジナル:現代/コメディ
2018年、僕はアニメを見られなかった。けれど、2018年冬アニメのあれが面白いこれが面白いという話を地味に耳にはさんだ。まさかの、春アニメもあれが面白いこれが面白いと耳に入ってきた。夏も秋も... (全文表示)
2018年、僕はアニメを見られなかった。けれど、2018年冬アニメのあれが面白いこれが面白いという話を地味に耳にはさんだ。まさかの、春アニメもあれが面白いこれが面白いと耳に入ってきた。夏も秋も面白いものばかりだ。さらに、これ面白かったけど今期それ以上に面白くて埋もれてて悲しいという話を聞いた。僕は思った。見たい。でも、そんなに見れないよ...そんな風に思った僕を蚕豆かいこ氏のこの作品は導いてくれた。要所を押さえたそれぞれのアニメの面白さとそれらをユーモアを交えて優しく教えてくれた。迷ったらとりあえず、これを見てから2018年のアニメを見ればいいのではないかな。▼読む際の注意事項などもしも見たいと思わせられたなら、見る時間と体力、レンタルまたはBlu-rayを買うお金、それらをどうやって確保するかという計画を経てる羽目になる。故に、時間がない人ほど読んでほしいが、読むならば、どこかの休みの日はこれらに費やされることを覚悟して欲しい。長文失礼しました
推薦:まがカカ 評価:★ (参考になった:22/ならなかった:5)
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