推薦作品:パブリク戦記 ガンダム
あの棺桶扱いされたボールよりも悲惨なパブリク突撃艇の物語。役割は「本題の戦いが始まる前にビーム攪乱幕を展開して逃げる」というモブ以下の扱い、そしてその危険度は「まだビーム攪乱幕を出してなくて敵が全... (全文表示)
あの棺桶扱いされたボールよりも悲惨なパブリク突撃艇の物語。役割は「本題の戦いが始まる前にビーム攪乱幕を展開して逃げる」というモブ以下の扱い、そしてその危険度は「まだビーム攪乱幕を出してなくて敵が全力でビーム撃ってくるところに突っ込め」という自殺同然の有様。まさに「君は生き残る事ができるか」の命題そのものの部署に割り振られてしまった主人公。天才パイロットでもニュータイプでもなく、ただの凡人が生存に奮闘する。この主題だけでも面白いのだが、特筆するのはこの物語の主人公の性格。多くの戦記ものでは主人公が戦争の苦難に晒され、戦友を失い、戦争の悲惨さと平和の尊さを噛みしめ、また尊敬できる敵兵との出会いを経て、敵味方の枠を超えた心の繋がりと、本当の融和を手にするものである。その際に、否定されるべき負の存在として「とにかく敵は殺せとしか言わないタカ派の軍人」が現れる。この物語の主人公は、そんなタカ派の軍人なのである。そしてルウム戦役で打撃を受けた連邦軍の同僚には、「甘ったれのお坊ちゃん(実はニュータイプの天才エースで専用機の新型MS乗り)」なんてのはいない。最後までタカ派軍人の強烈な語りが続き、それが実に軽妙かつ痛快なのである。普段見ていた物語の筋書きは教訓めかした御都合主義の空想であって、こちらこそが本当にリアルな人間の感性ではないだろうかと思えてくるほどだ。
推薦:キャノン娘 評価:★ (Good:1/Bad:0)
推薦作品:【ネタ】もしISの篠ノ之箒が〝文学少女〟を読んだら インフィニット・ストラトス
簡単に言えば、恋愛小説を読んで思春期の少女らしくなっていく箒さんのお話。乱暴に言えば、幼馴染・剣道娘・黒髪ポニテの三種の神器を持つ箒が、文系少女の儚さを追加して最高に可愛い箒さんになっていくお話。... (全文表示)
簡単に言えば、恋愛小説を読んで思春期の少女らしくなっていく箒さんのお話。乱暴に言えば、幼馴染・剣道娘・黒髪ポニテの三種の神器を持つ箒が、文系少女の儚さを追加して最高に可愛い箒さんになっていくお話。全四話の完結済み、ISできちんと恋愛してるという珍しい作品です。あらすじとしては、原作初頭、篠ノ之箒は、ある日の晩、一冊の小説を拾う。その小説を読むことにした箒は、時には謎に首を傾げ、時には作中の恋模様を羨み、時に心痛めたりしながら読み進める。物語は箒の一人称視点で進み、箒が本を読み、そこから様々な影響を受けて、精神的に成長していく過程が描かれています。小学生がお気に入りを力ずくで取り合うような、ハーレムものにありがちな幼い恋愛観から、思春期らしい戸惑ったり傷ついたりする恋愛観を持つに至る。満開には程遠く、でも蕾でもない、花開き始めたばかり。そういうちょっぴり大人になった・なっていく少女、そんな箒さんが読めますよ!▼読む際の注意事項など全体の三割~四割が、「文学少女シリーズ」を箒が読んでいるシーンで構成されています。自分はこのシリーズを読んだことがあったため違和感なく読み進められましたが、読んだことがない人にはもしかしたら読みづらい・分からない部分があるかもしれません。
推薦:南無傘 評価:★ (Good:148/Bad:10)
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