推薦作品:おくるもの 現代 / ホラー
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四... (全文表示)
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四話の掌編を通して語る作品です。 創作として描かれる物語なのか、それとも現実に起こり得る現象なのか――そのはっきりしない曖昧さが、怖さを一層募らせます。葬儀という人の生死に関わる場所で働く方が語る言葉だからこそ、余計にぞっとさせられるのかもしれません。皆さんは、この「創作なのか本当なのかわからない怖さ」について、どう感じますか?▼読む際の注意事項など割と怖いです。夜中にトイレに行けなくなるかもしれません。
推薦:浪 麗雷(漬物石頭) 評価:★ (Good:12/Bad:1)
推薦作品:ゼルダの外伝 バナナ・リパブリック ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』本編開始前からスタートする、オリジナル女性主人公もの。主人公のバナーヌはゲームにも登場する悪の組織「イーガ団」の、凄腕だが下っ端の「パシリ」。クールで無表情、で... (全文表示)
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』本編開始前からスタートする、オリジナル女性主人公もの。主人公のバナーヌはゲームにも登場する悪の組織「イーガ団」の、凄腕だが下っ端の「パシリ」。クールで無表情、でもバナナに目がない彼女が、数々の秘密魔法アイテムと、戦闘経験で磨きぬいたセンスを武器にハイラルの大地を駆け巡る。 原作ゲームの世界観が、ハイラル王国にまつわる歴史学・地政学的な作者独自の考察を加えた形で描写されていて、作品全体にリアリティと重厚な印象を与えている。 またバナーヌの使う「ヘビーブーツ」「疾風のブーメラン」といったアイテムや、作中のちょっとした描写などには「ブレスオブザワイルド」のみならず「時のオカリナ」や「ムジュラの仮面」「スカイウォードソード」といったゼルダ過去作の要素もふんだんに盛り込まれており、ゼルダ好きであれば楽しめること請け合い。 世界観およびバナーヌを取り巻く状況、魔物との死闘などは基本的にシリアスな描かれ方だが、バナーヌの少しとぼけた反応やバナナへの熱い思い、またバナーヌの友人や仲間とのやり取りは、温かでコミカル。総じてメリハリの利いた作風といえる。 ハイラル世界に対する深い考察と女の子同士のキャッキャウフフ(たまに裸体)、そして作者の持つ確かな「ゼルダ愛」に満ちた作品です。▼読む際の注意事項など・主人公は基本的に戦闘経験豊かで、並みの魔物なら相手にならないほどの強さだが、決して「主人公TUEEE」ものではないこと・一話がそれなりの長さなので、「簡単にさらっと読める」作品ではないこと・ゲーム本編主人公のリンクは、登場こそするもののメインでは出てこないので、オリジナル主人公とリンクとの絡みが見たい人は、おそらくもうしばらく作品の展開を待たなければならないこと
推薦:けすた 評価:★ (Good:8/Bad:1)
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