超常の力を宿した俺は、本能的に己の異能が危険なものになると直感した。

使う使わないかはその時が来たら考えなさいと両親に言われたけど、誰かを守るため躊躇なくこの"獣"の力を使うと、あの時もう、俺は決めたのだ。

————二人を失ったあの日に。


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