推薦作品:ポケどま! ポケットモンスター
剣盾のガラル地方を舞台にした長編作品です。完結済。ポケモン初代から最新作のSVまで、かなりのポケモン愛を感じる作品です。また、ゲーム中の細かい設定まで拾っているので、昔からのファンは楽しめるの... (全文表示)
剣盾のガラル地方を舞台にした長編作品です。完結済。ポケモン初代から最新作のSVまで、かなりのポケモン愛を感じる作品です。また、ゲーム中の細かい設定まで拾っているので、昔からのファンは楽しめるのではないでしょうか。色違いのサーナイトが主役です。ストーリーとしては、ゲーム本編後の話です。色違いのサーナイトの目線を通じ、ガラルチャンピオンの手持ちとしてガラル地方を旅します。旅を進める中で世界を襲う異変に気づき、時間も空間も巻き込んだ闘いへと身を投じていく。これだけ聞くと正統派のストーリー展開かと思ったら少し違う。なかなかふざけたギャグテイスト部分もあり、風刺のきいたシニカルな部分もあったり、急にシリアスな展開になる等、一体どんな気持ちで感情移入すれば良いのか…と終始そんな感じで読んでいたのですが、ラストまで読み切った後にはかなりの読後感がありました。この結末は予想できなかった。この作品の評価は読み終わるまで出来ないと思います。完結しているので、ぜひ、読み切ってほしいです。そして、この作品がもっと広まってほしい。▼読む際の注意事項など遊戯〇やガ〇ダム、ジ〇リ、エ〇ンゲリオンなど多くのパロディが混ざっています。しかし、時々元ネタが分からなかったりしますw作品は読んでいて一見ふざけているように見えるのですが、それらも全て巻き込んで、1つの大きなストーリーに仕上げています。諦めずに最後まで読んでみて、一見好き勝手にているこの作品がこんなによみごたえあるラストを迎えるのか!?という感動を皆さんにも味わってほしいです。
推薦:Wizeman44 評価:★ (Good:1/Bad:0)
推薦作品:艦娘の集まる病院で働いてます 艦隊これくしょん
われわれ現代人で病院の世話になったことのない者など皆無だろう。入院や通院の経験のない者であっても生まれた場所は病院であるはずだ。また、肉親の死に病院で立ち会った者も少なくないであろう。 病院で生... (全文表示)
われわれ現代人で病院の世話になったことのない者など皆無だろう。入院や通院の経験のない者であっても生まれた場所は病院であるはずだ。また、肉親の死に病院で立ち会った者も少なくないであろう。 病院で生まれ、病院で死ぬ。病院とは一個の施設である以上に、多くの現代人にとって、はじまりと終わりを迎える一種特別な場所である。 それは人間の体を器に生を受けた艦船……艦娘たちにとっても同様なのかもしれない。病院ではなく工廠で誕生したのだとしても、彼女たちに入渠で癒せぬ傷があったとしたら、艦娘のための病院が存在することはむしろ当然といえる。 病気は治療によって駆逐するものだという認識を無意識に有している人間は少なくない。しかし、いわゆる難病のように、完治が不可能な疾患は驚くほど多い。じつは現代医療では風邪すら治すことはできないのだ。医者にできることは、熱を下げ、咳を止め、嘔吐を抑え、消耗した体力を点滴で補充することくらいである。結局は、患者自身の体が生きようとする力に頼るしかない。 艦娘専門の医師として診察に当たる本作の主人公も、刻一刻と進行する患者の病状に無力を覚え、かのブラックジャックが「医者はなんのためにあるんだ」と慟哭したように苦悩する。しかし、それでも彼はやはりブラックジャック同様に、患者ひとりひとりと向き合うことを諦めない。きょうも彼を頼って診察に訪れる艦娘たちのために、微力かもしれないが全力で、持てる知識と技術を総動員し、医者の本分を果たすべく尽力する。 それでいて、けっして独りよがりに治すことしか考えないのではない。疾患も自分の体の一部として病と付き合っていく選択肢だってある。どんな難病であっても、たとえ治ることがなくても、彼だけは最期までそばに付き添ってくれる。その希望があるから自暴自棄にならずにすむ。その時がくるまで自己の尊厳を保っていられる。それこそが彼女たちの魂の救済であろう。▼読む際の注意事項など ブラックジャックやDr.コトーなどのように天才的外科医が神のようなメスさばきで見事に患者を救っていく……という主旨の物語ではない。時間薬という言葉もあるように、手術や投薬ではなく時間だけでしか癒せない病とてある。彼にできることは、医療の本質がそうであるように、寄り添うことが主である。静かに穏やかに話が進むぶん、わかりやすい刺激がないと感じる人もいるかもしれない。だがわたしは、それこそが本作の魅力であると断言させていただく。
推薦:蚕豆かいこ 評価:★ (Good:49/Bad:11)
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