・PDF ・感想ページへ (1件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
・PDF ・感想ページへ (13件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:ゼルダの外伝 バナナ・リパブリック ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』本編開始前からスタートする、オリジナル女性主人公もの。主人公のバナーヌはゲームにも登場する悪の組織「イーガ団」の、凄腕だが下っ端の「パシリ」。クールで無表情、で... (全文表示)
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』本編開始前からスタートする、オリジナル女性主人公もの。主人公のバナーヌはゲームにも登場する悪の組織「イーガ団」の、凄腕だが下っ端の「パシリ」。クールで無表情、でもバナナに目がない彼女が、数々の秘密魔法アイテムと、戦闘経験で磨きぬいたセンスを武器にハイラルの大地を駆け巡る。 原作ゲームの世界観が、ハイラル王国にまつわる歴史学・地政学的な作者独自の考察を加えた形で描写されていて、作品全体にリアリティと重厚な印象を与えている。 またバナーヌの使う「ヘビーブーツ」「疾風のブーメラン」といったアイテムや、作中のちょっとした描写などには「ブレスオブザワイルド」のみならず「時のオカリナ」や「ムジュラの仮面」「スカイウォードソード」といったゼルダ過去作の要素もふんだんに盛り込まれており、ゼルダ好きであれば楽しめること請け合い。 世界観およびバナーヌを取り巻く状況、魔物との死闘などは基本的にシリアスな描かれ方だが、バナーヌの少しとぼけた反応やバナナへの熱い思い、またバナーヌの友人や仲間とのやり取りは、温かでコミカル。総じてメリハリの利いた作風といえる。 ハイラル世界に対する深い考察と女の子同士のキャッキャウフフ(たまに裸体)、そして作者の持つ確かな「ゼルダ愛」に満ちた作品です。▼読む際の注意事項など・主人公は基本的に戦闘経験豊かで、並みの魔物なら相手にならないほどの強さだが、決して「主人公TUEEE」ものではないこと・一話がそれなりの長さなので、「簡単にさらっと読める」作品ではないこと・ゲーム本編主人公のリンクは、登場こそするもののメインでは出てこないので、オリジナル主人公とリンクとの絡みが見たい人は、おそらくもうしばらく作品の展開を待たなければならないこと
推薦:けすた 評価:★ (Good:8/Bad:1)
推薦作品:ディストピアのネット友達が優秀すぎる SF / 文芸
本作は惑星規模の寒冷化でアイスボール化した世界で、辛うじて生き残った人類が防護シェルターの中で氷河期を乗り切ろうと少ないリソースでやりくりしてマザーコンピューターの人工知能に管理されながら生を繋いでい... (全文表示)
本作は惑星規模の寒冷化でアイスボール化した世界で、辛うじて生き残った人類が防護シェルターの中で氷河期を乗り切ろうと少ないリソースでやりくりしてマザーコンピューターの人工知能に管理されながら生を繋いでいる状態です。主人公の少女は転生者で、生前の記憶を持つためか、培養器から出て知識のインストールする工程で拒絶反応が出てしまい、優秀な遺伝子を組み合わせたハイエンドモデルの人類にも関わらず落第して下級市民へと落されてしまいます。生活資金こそ支給されたものの、過酷なシェルターの外周部へと住まいを移され下級市民生活を送ろうとするも、過酷で薄給な仕事しか無く、取り敢えずネットワークの仕事として「市民の精神的なストレスを解消するため」と言う曖昧な内容の理由でホームページ作成を申請したことで、管理マザーコンピューターの人工知能の目を引くことになります。食文化も娯楽文化も失われた世界で主人公が齎す失われた技術や文化にディストピアの人々は驚き、カエルの卵のような不味い完全栄養食が常識になっていた世界に衝撃を与え、それがきっかけで主人公が人類の未来の命運を握る重要人物として本人が知らぬ間に注目を集めていく話です。パンの再発見から始まり、料理文化の復興、ネット上のバンド公演からの音楽文化復興など、ディストピア世界で失われていた筈の技術によって、自分で歩く力を失っていた人類に活力を与え緩やかに滅亡に向かっていた世界に希望の灯火を灯す流れになっています。管理マザーコンピューターは女性型のアバターで主人公に接触しており、主人公は彼女の事を上級市民と思っており管理AIと気づいていません。▼読む際の注意事項など舞台設定はかなりSF寄りの世界観ですが、管理マザーコンピューターと友だちになったりする所などがご都合展開に感じるかも知れません。主人公に都合良く娯楽知識が周囲に衝撃を与える展開が、お膳立てに感じる人は本作に向かないと思われます。
推薦:蟹アンテナ 評価:★ (Good:3/Bad:0)
同原作推薦一覧