この世界にはカンピオーネと呼ばれる者が存在する。神殺しという偉業を成し遂げた者たちの事を、世の魔術師たちは尊敬と畏怖の念を込めて王者と(そう)呼ぶのだ。

 現在、イタリアの剣の王やイギリスの黒王子(ブラックプリンス)など6人の神殺しが存在するが、つい先日日本にて新たな神殺しが誕生した。

 彼は人類最高レベルの武芸と不屈の意思をもって神殺しを成し遂げた。彼が面倒になることを嫌ったため、いまだ世には知られていない。しかし、神殺しである以上彼の人生に平穏は無く、いつか彼の存在は世に広く知られるようになるだろう。
 
 そしてその暁には彼はこう呼ばれるだろう。魔刃の王と。

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