僅か18歳にして、ジスタート王国とブリューヌ王国の王となった『ティグルヴルムド』の治世が始まって40年・・・・・・彼を慕っていた戦姫達や王妃殿下もひとり、ふたりと去っていきついに彼自身にも一陣の風になるときがせまっていた。



ーーーー自分の行ってきた治世が正しかったかのかどうか走馬灯のように振り返っていく中で、自然と自らが王になる前の短くも長かった2年間に想いを馳せていく・・・。



ーーーーもう思い残すことはないか・・・いや、『もしあの日』に戻れたなら・・・またみんなに会いたいと思う。


その思いを胸に秘め一陣の風となった彼が再び目にした光景は・・・・・






     「君はいまから僕のものだよ」

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