推薦作品:リボン・オブ・ザ・デプス DARK SOULS
「ダークソウル」の世界観を基にしながらも、完全オリジナル作品。地名・武器・魔法・NPC、ほぼ全てが作品独自の物となっています。オリジナルでありながらも原作の空気は色濃く、まるで喋らない主人公、「お約... (全文表示)
「ダークソウル」の世界観を基にしながらも、完全オリジナル作品。地名・武器・魔法・NPC、ほぼ全てが作品独自の物となっています。オリジナルでありながらも原作の空気は色濃く、まるで喋らない主人公、「お約束」のNPC達、エリアによってガラリと変わる雰囲気など、まるで新作をプレイしているかのような感覚を覚えます。描写は新エリアに到達→ザコ戦をこなしながら攻略→ボス戦、と原作の流れに忠実。エリアの構造も、図面でも引いたのかと思ってしまう程に緻密な作り。また、おそらくは作者さんのこだわりであろう、ショートカットを開通する描写が毎回あることにニヤリとしました。ザコ敵の名前は分からないのにボス敵の名前だけはすぐに分かるのも、「らしい」なと感じます。そしてアンゼリーク様は絶対に人気ボス。【俺はやった!】【刺突が有効だ】【芳しく香る粘液】▼読む際の注意事項などまずは未完であることが非常に残念な点。おそらくは終盤まで書かれているので、なおさら惜しい。また、ブラッドボーン要素もちらほら見かけられます。クロスというよりはオマージュのような扱いですが、未完であるため真相は不明のまま。あと個人的にはヒロイン枠、いわゆる「かぼたん」がいてほしかった…。
推薦:甲乙 評価:★ (Good:2/Bad:0)
推薦作品:ディストピアのネット友達が優秀すぎる SF / 文芸
本作は惑星規模の寒冷化でアイスボール化した世界で、辛うじて生き残った人類が防護シェルターの中で氷河期を乗り切ろうと少ないリソースでやりくりしてマザーコンピューターの人工知能に管理されながら生を繋いでい... (全文表示)
本作は惑星規模の寒冷化でアイスボール化した世界で、辛うじて生き残った人類が防護シェルターの中で氷河期を乗り切ろうと少ないリソースでやりくりしてマザーコンピューターの人工知能に管理されながら生を繋いでいる状態です。主人公の少女は転生者で、生前の記憶を持つためか、培養器から出て知識のインストールする工程で拒絶反応が出てしまい、優秀な遺伝子を組み合わせたハイエンドモデルの人類にも関わらず落第して下級市民へと落されてしまいます。生活資金こそ支給されたものの、過酷なシェルターの外周部へと住まいを移され下級市民生活を送ろうとするも、過酷で薄給な仕事しか無く、取り敢えずネットワークの仕事として「市民の精神的なストレスを解消するため」と言う曖昧な内容の理由でホームページ作成を申請したことで、管理マザーコンピューターの人工知能の目を引くことになります。食文化も娯楽文化も失われた世界で主人公が齎す失われた技術や文化にディストピアの人々は驚き、カエルの卵のような不味い完全栄養食が常識になっていた世界に衝撃を与え、それがきっかけで主人公が人類の未来の命運を握る重要人物として本人が知らぬ間に注目を集めていく話です。パンの再発見から始まり、料理文化の復興、ネット上のバンド公演からの音楽文化復興など、ディストピア世界で失われていた筈の技術によって、自分で歩く力を失っていた人類に活力を与え緩やかに滅亡に向かっていた世界に希望の灯火を灯す流れになっています。管理マザーコンピューターは女性型のアバターで主人公に接触しており、主人公は彼女の事を上級市民と思っており管理AIと気づいていません。▼読む際の注意事項など舞台設定はかなりSF寄りの世界観ですが、管理マザーコンピューターと友だちになったりする所などがご都合展開に感じるかも知れません。主人公に都合良く娯楽知識が周囲に衝撃を与える展開が、お膳立てに感じる人は本作に向かないと思われます。
推薦:蟹アンテナ 評価:★ (Good:3/Bad:0)
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