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推薦作品:グレイ・クレイヴ・ブレイク・スターズ 原作:オリジナル:現代/文芸
5,000字あまりの文章のなかに無駄無く纏まった、これぞSF短編というべき作品です 親しみ易いキャラクターと分かりやすい言葉でかかれており、SFは堅苦しい、難しいから苦手というかたにも読んで... (全文表示)
5,000字あまりの文章のなかに無駄無く纏まった、これぞSF短編というべき作品です 親しみ易いキャラクターと分かりやすい言葉でかかれており、SFは堅苦しい、難しいから苦手というかたにも読んで頂きたく推薦致しました 物語は、とある大学生が酒の勢いで、怪しげな宇宙人セールスマンから、空に瞬く星を1つ買ってしまう所から始まります。 見所はふたりの繰り広げるユーモラスでキレの良い会話、そしてその会話を余さず回収したオチはとても綺麗です▼読む際の注意事項など感想ネタバレに注意下さい
推薦:最低限の仕事 評価:★ (参考になった:17/ならなかった:1)
推薦作品:ハルオ「動けメカゴジラ」 原作:原作:ゴジラ
本編では要塞のままゴジラに葬られたメカゴジラですが、この作品では本来のメカゴジラの姿で真っ向からゴジラと激突します。タイトルに反して内容は非常に濃厚で、両怪獣が繰り広げる死闘は思わず息することを忘れ... (全文表示)
本編では要塞のままゴジラに葬られたメカゴジラですが、この作品では本来のメカゴジラの姿で真っ向からゴジラと激突します。タイトルに反して内容は非常に濃厚で、両怪獣が繰り広げる死闘は思わず息することを忘れてしまう程までに熱く、手に汗を握ってしまいます。設定で示唆されていた武装を使ってゴジラを攻め、更には互角以上の肉弾戦でゴジラを追い詰めていく姿は、映画公開前の予告や宣伝から多くの人がイメージしたであろうメカゴジラそのままです。更に本作は、単純にゴジラとメカゴジラとの怪獣プロレスを組み込むだけでなく、物語の前半で主人公であるハルオ達周辺の意識や考え方、行動にも手が加えられています。その為、本編にあった人間とビルサルドの価値観の違いによるズレや強引な展開などが、ある程度納得できる形、或いは無くなっていたりと「再構成」ならではの問題点解消や物語の改変が施されている。他にも本編の随所に、小説版の前日譚によく見られた「歴代ゴジラ映画に出てきた台詞」が散りばめられています。オマージュ要素もありますが、作品内でその台詞が発せられる場面も相俟って、ゴジラを良く知る人だけでなく、良く知らない人でも不思議なくらいピッタリと物語にハマります。映画本編では見ることができなかった「ゴジラの姿」を模ったメカゴジラの雄姿と映画以上に荒ぶるゴジラとの激闘。これだけでも十分なのですが、オリジナルの流れなのに本編でも考えられそうな締め方なのがまた、短編でありながら思わず続きを期待してしまいます。2018年12月23日、本作世界観での「星を喰う者」の再構成である「地球を継ぐもの」が投稿されました。本作世界観からの続きである為、最初から映画とは大きく異なる展開ですが、この話でも「再構成」ならではの改変や新たな解釈が大胆且つ緻密に描かれています。圧倒的な強さを誇るギドラに対してゴジラ、そしてハルオ達とフツアの民は持てる力と地球に残された力全てを尽くして、地球の未来を賭けた最終決戦を挑みます。▼読む際の注意事項など・作者は本編を知らない人が読むことを考えて、前書き含めて解説を書いていますが、それでも映画本編を見ていた方がより理解しやすいと思います。・小説版を意識しているのか、改行が少ないため、人によっては読みにくいかもしれない。
推薦:冴龍 評価:★ (参考になった:25/ならなかった:1)
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