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推薦作品:おくるもの 現代 / ホラー
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四... (全文表示)
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四話の掌編を通して語る作品です。 創作として描かれる物語なのか、それとも現実に起こり得る現象なのか――そのはっきりしない曖昧さが、怖さを一層募らせます。葬儀という人の生死に関わる場所で働く方が語る言葉だからこそ、余計にぞっとさせられるのかもしれません。皆さんは、この「創作なのか本当なのかわからない怖さ」について、どう感じますか?▼読む際の注意事項など割と怖いです。夜中にトイレに行けなくなるかもしれません。
推薦:浪 麗雷(漬物石頭) 評価:★ (Good:9/Bad:1)
推薦作品:ヒマリの遺書 ブルーアーカイブ
原作ブルアカ1話完結7800文字短編作品。先生が読む頃には自分は既に死んでいるという明星ヒマリから先生に送られた一通の手紙。その遺書の内容を追うことで痛切なまでの彼女の心情が明らかになっていくと同... (全文表示)
原作ブルアカ1話完結7800文字短編作品。先生が読む頃には自分は既に死んでいるという明星ヒマリから先生に送られた一通の手紙。その遺書の内容を追うことで痛切なまでの彼女の心情が明らかになっていくと同時に、更にそこから読者皆が大きな衝撃を受ける終盤へ突入した素晴らしい完成度の短編です。本作はあらすじを詳細に記載すると初見での面白味が激減してしまう作品なので、遺書の中身等には触れませんが兎に角明星ヒマリへの解像度が非常に高い。あの超天才病弱ハッカー明星ヒマリが遺書を書くという全く信じられない設定にも関わらず、遺書の内容を読んでいると真に迫った彼女の想いに気づけば胸を打たれている。簡素なタイトルから重厚かつキャラ愛が溢れていたシリアス描写が序盤中盤の魅力です。そしてそんな魅力あるシリアス描写から訪れた兎に角インパクト抜群だった終盤が本当に素晴らしく、この終盤で決して曇らせだけではないブルアカ原作への愛に溢れた作品へと昇華させて序盤の遺書がまた違った意味に変わり繰り返し読んでも更に楽しめる構成が素敵です。更に作品の読了感を決める根幹部分の解釈までもが完全に読者に委ねられていることによって読者それぞれが信じたい読了感に浸れるという描写する情報の出し方すらも上手い。そんな短編で起承転結全てが見事に纏まっている作品なので是非一読してみて下さい。
推薦:夜市よい 評価:★ (Good:36/Bad:1)
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