※この作品は、「もしも原作『鬼滅の刃』で煉獄杏寿郎が、ある異世界の少女と出逢っていたら──」という妄想で紡がれた、オリジナル要素の強い夢小説(風)です。
※主人公(夢主)は名前固定のオリジナルキャラクター「ユリ」です。ユリという名前は、煉獄杏寿郎がつけた名前です。

それでは、本作の煉獄杏寿郎さんから一言。
「心に灯された火は、消えない──
君が今、無限列車編のその先に俺がいてほしいと願うなら、
この物語を手に取ってみないか?

俺は、ある少女と出逢い、運命に名を刻む者になった。
これは、その記録だ。
彼女が選び、彼女が救った俺の、もう一つの物語。
君が読み始めたその時にこの物語は始まる」

以下、あらすじ

白と黒の世界。私は「番号」で識別されるだけの存在。ろくに感情もなく、力を使い果たせば消えるだけの学園の落ちこぼれだった。
現状を変えたい一心で、私はただ“強い存在”を求め、召喚術の魔法陣を起動する。

現れたのは、炎のような髪を持つ12歳の少年──煉獄杏寿郎。
彼は無機質な私を“個人”として認め、学園に咲く花の中から白百合を見つけて「ユリ」という名前をくれた。
初めて知る温もり。彼の快活さ、人としての「食事」や「死」への真っ直ぐな姿勢が、心の奥に小さな火を灯す。
私は、杏寿郎を愛しいと思う感情が自分にもあると、そこで初めて知った。

突然求婚されたこともあった。私がお風呂場で倒れた際に裸を見てしまい、「男としての責任を取る」と彼は真っ直ぐに宣言したのだ。
その純粋さは、ときに私の常識を軽々と越えていく。

やがて学園でのライバルとの衝突をきっかけに危機が訪れ、私は杏寿郎を守るため呪われた刀を受け止め、左脇腹に消えない傷を負った。
それは私たち二人にとって、特別な絆の証になったと今でも思う。

規則違反で私が無極牢に囚われたときも、杏寿郎は迷うことなく救出に来た。
再ユニゾンした彼は「未来視」を得て成長。その力で実力試験を優勝。
私は特例として卒業と「世界渡り」の旅を許される。

杏寿郎は、私と直接会わずに帰還した。
「記憶を失っても心は覚えている」と、再会への誓いだけを残して。

愛と生きる意味を知った私は、彼の言葉を胸に世界の理を改変する旅へ歩み出す。
これは──
運命の炎でつながれた二人が、再びめぐり逢い、絶望に満ちた世界に希望という名の光を灯す物語である。

大半全年齢向けですが、
一部性的な示唆・大人向けのニュアンスがあります
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