これは大洗女子学園を廃校の危機から救った西住みほたちの、37年後の物語である。

大洗女子学園を卒業した西住は大学に進学し、教員免許を取得して大洗女子学園に戻ってきた。そして大洗女子学園戦車道科の指導員として活躍してきた。

その後も大洗女子学園を卒業していった西住の同級生や、一緒に戦車道で活躍してきた当時3年生の角谷や1年生の澤たちも大洗女子学園に戻ってきて、いつのまにか卒業前の状態に戻っていた。

そんな中、西住たちも結婚して娘が産まれ、いつか大洗女子学園戦車道科に入るのだろうと期待を膨らませていた。そしてついに西住たちの娘たちも大洗女子学園戦車道科に入学し、これから頑張っていこう、という時にまた大洗女子学園に危機が訪れた。

科長になった角谷が何とかしようと必死になったがどうにも出来なかった。37年前の時の様には行かず、危機から逃れることは出来なかった。この状況を打破するには戦車道で優勝するしかない。

だが4号戦車の車長である西住の娘、西住かほは「戦車道に入らなければ良かった」と言い、何故か戦車道を嫌う始末で、このままでは優勝はおろか、1回戦突破も難しい状態だった。

そんな中、危機から救う手助けをさせてほしいという内容で九州から手紙が届いた。この物語はこの1通の手紙から始まるのであった。



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