あの日、少女の時計だけが動き続けた――。

天狼島を襲った黒龍・アクノロギアの咆哮。
その圧倒的な破壊の光から、ウェンディ・マーベルだけが弾き出され、世界に取り残された。
家族(ギルド)を失った絶望。自らの無力さへの憎悪。
復讐を誓った彼女は、西の大陸で「緋色の絶望」アイリーン・ベルセリオンと邂逅し、その弟子となる。
地獄のような修行の末、彼女は心を凍らせ、感情を捨てた「最強の付加術士(エンチャンター)」へと変貌を遂げた。

そして7年後のX791年。
時を超えて帰還したナツたちの前に現れたのは、かつての泣き虫な少女ではなく、冷徹に敵を殲滅する「孤高の風」だった。

この物語は、誰よりも強くなり、誰よりも孤独になった天空の乙女の物語。

第三部にて完結となります。

不快な思いをする方もいらっしゃると思います。
ウェンディのファンの皆様、スミマセン。
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